金沢文芸館

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文芸館だより(ブログ)

文芸館だより H23年度

12月10日(土) ■小説入門講座(最終回)合評会

講師 小網春美氏、高山敏氏
 午前10時30分~13時

 今回の小説入門講座は、いよいよ最終回の合評会を迎えました。

 合評会は、受講生のみなさんが書き上げた短編小説を講師の先生から講評いただき、受講生のみなさんからも意見をいただく場です。

 小説入門講座からは9つの個性豊かな作品提出があり、にぎやかな合評会になったのではないかと思います。今回の合評会での結果を受けて、それぞれの作者がもう一度作品を練り直し、完成した作品が『金沢創作工房』に掲載されます。刊行されましたら、ぜひご一読ください!!

11月23日(水)  ■金沢文芸館 開館記念日 スペシャルプレゼント!!

11月23日は当館の開館記念日です。今年で6周年を迎える事が出来ました。

当日、来館されたお客様先着50名様に五木寛之さんの著書を1冊プレゼントしました。今回のプレゼントの本は「来館されたお客様にプレゼントしてほしい」と五木さんより提供されたものです。

当日は開館時間よりも前にお客様が来られ、長い行列になっていました。顔なじみの常連さんも含め沢山の方が来られ、賑やかな時間でした。

来館されたお客様ありがとうございました。これからも文芸館をよろしくお願いします!!

11月20日(日)  ■五木寛之作『親鸞(下巻)』朗読会(最終回)

 朗読 朗読小屋 浅野川倶楽部 代表 髙輪 眞知子氏
 午後2時~3時30分

 4月から実施してきた親鸞下巻の朗読会は、11月20日に最終回を迎えました。

桜が咲く頃に始まったこの朗読会ですが、最終回の8回目には、すっかり冬目前!寒い時期に入っていました。全8回、延べ183名の方々にご参加いただき、中には皆出席の方々もいらっしゃいました。また、毎回季節に合わせた御着物をお召しになって朗読をしていただいた髙輪さん、本当にありがとうございました。

 朗読のあと、五木さんからご提供いただいた『私訳 歎異抄』を、優秀参加者の方々へプレゼントさせていただき、今年度の朗読会は終了しました。

親鸞朗読会は、来年度、「激動篇」を実施する予定です。

11月12日(土) ■小説入門講座(第7回)

講師 高山敏氏
午前10時30分~12時

 5月から始まった本講座(全8回)は、本日7回目をむかえました。

 今日の講座の内容は、小説を書きあげる過程で大切な「推敲」について。

 言葉の癖や不要な箇所、"ねじれ文"はないかなど例文を用いて、推敲で「チェックすべき20」のポイントを学びました。

 次回は、いよいよ最終回。受講されているみなさんが創った作品の合評会です。初めて作品を書かれる方も、何度か作品を書かれたことがある方もいらっしゃいます。どのような合評会になるのか、とても楽しみです。

11月2日(水) ■バスで巡る五木寛之文学ツアー

  午後1時~4時50分
ツアーガイド:金子健樹氏(五木文庫金沢主宰)

 当日は、絶好の秋日和で犀川、野田山の散策も心地よく、約3時間半のツアーでしたが、順調に回れ、予定時刻よりも30分も早く文芸館に帰って来ました。

 出発に先立って、金子さんから今回のツアーの見どころを館内でお話していただきました。

最初の見学先は、五木さんが岡玲子さんと最初に所帯を持たれたアパート、「東山荘」でした。現在も当時のまま、小立野の美大近くに建っております。五木さんは、このアパートで、出世作『さらばモスクワ愚連隊』(「小説現代」新人賞受賞作品)を書き、地方から中央文壇に鮮烈にデビューしたのです。金子さんは、「その当時、地方にいて中央文壇にデビュー出来た作家は五木さんぐらいだった」とおっしゃっておられました。

「東山荘」での生活の様子は、五木さんの作品『小立野刑務所裏』に書かれています。

次いで、犀川河畔、野田山のロシア人墓地、大乗寺と回りました。野田山では、金子さんから、若かりし日の五木夫妻の写真などを見せていただきました。さすがに五木さんと四十数年来の親交がある金子さんだとみんな感心していました。

作家 五木寛之氏をめぐる楽しいひとときでした。



10月15日(土) ■川柳入門講座(第3回)

講師 酒井路也氏
午前10時30分~12時

 この日は、全3回の最終回で、今年度の川柳講座が修了しました。
当日の内容は、先に受講生から提出のあった句を、先生が、「優秀」、「佳作」、「入選」に分けられ、1句1句コメントされました。
 「入選」句には、先生の添削があり、ほんの少しの手直しで、みちがえるような句になりみなさん感心していました。
 受講生から、どのような句がすばらしい句ですか?と質問がありました。"明るく"、"やさしく"、"なめらかな"句が一番ですと、答えられました。
 今回参加された方のほとんどが初心者だったのですが、57年間作り続けてこられた先生をして、「短期間にこんなすばらしい句を作れたことに感心した」と言わしめていました。(褒めるのも上手ですね!)
 3回で終了するのを残念がっていた人もおられました。今年度、初めて開講した講座ですが、来年度はもっと充実したものが出来ればと思っております。

10月15日(土) ■小説(短編)講座 第9回 

講師 寺本親平氏
午後3時~4時30分

 全10回の講座もいよいよ大詰めの9回目で、あとは各自が創作した作品の合評会(12月17日)を残すのみとなりました。
 当日の内容は、半村良の短編小説『箪笥(たんす)』、と『蛞蝓(なめくじ)』の輪読と作品についての感想を述べるものでした。どちらの作品も能登の方言で書かれた作品で「"声を出して読む"ことも必要である、読むことによって別世界に連れていってくれる」と話されました。
 「小説はその気になれば誰でも書ける、味噌くそにけなされる作品を書きなさい」と激励されておられました。次回の合評会が楽しみです。

10月8日(土) ■朗読と講演の夕べ~森山啓没後二十年 森松和風 父を語る~

朗読:森山啓作『市之丞と青葉』から(髙輪眞知子氏)
講演:「父 森山啓を語る」(森松和風氏)

 卯辰山観音院坂下に文学碑がある森山啓の『市之丞と青葉』。
今回は、市之丞と青葉が出会う最初の部分と、互いに理由あって十年間も会えずにいた二人が再会する物語の最後の部分を朗読していただきました。
 森松さんの講演では、自分の名前のことやお兄さんのこと、父親のスランプのことなどをお話していただきました。また、会場の中に、森山啓氏と直接お会いした方がいらして、当時の若輩の自分に親切に対応していただいて感銘を受けたという話をされていました。
森松さんの講演の要旨は、来月発行の館報に掲載する予定です。
文学碑の場所を知りたい方は、文芸館に来ていただければお教えします。



10月8日(土) ■詩入門講座(第7回)
 6月から始まりました詩入門講座は、5回目までの前半は詩人と作品について学ぶ講義でしたが、前回の6回目から後半の実作に突入しました。
毎回受講生に詩の作品を提出していただき合評をしています。今回も講師の新田先生からそれぞれ講評をいただき、受講生同士で感想を言い合ったり、みなさんとても熱心です。
講座が終わる頃には、どんな力作が生まれるのでしょうか。講座受講生の作品が収録される作品集『創作工房』次号にご期待下さい。
9月25日(日) ■口承文芸講座「加賀・能登の源平伝説をたずねて」全3回
講師 藤島秀隆氏(金沢能楽美術館館長) 
午後2時~3時30分

   第1回『平清盛と仏御前』

 白山市から白峰・勝山方面によくドライブに出掛けるのですが、白山吉野谷の「木滑(きなめり)」とう地名のあるところを毎回通ります。(国道157号沿線)
 そこを通る度に、"味わい深い地名"だなぁ~と、ただ意味もなく感じておりました。
 ところが、きょうの講義の中で、その「木滑」の地名が出てきました。平清盛に寵愛された仏御前(ほとけごぜん)が、故郷に帰る途中で清盛の子を出産した場所が「木滑」だったと。(この話は、金沢大円寺の僧侶によって書かれた『仏御前影像略縁起』に出ています。)
 今度、通るときは違った景色に見えるでしょうか?
 伝承文芸のおもしろさを少し学んだ気がした一日でした。

次回は、10月16日(日)『源義経と平時忠』です。席に若干の余裕があります。

9月17日(土) ■川柳入門講座(第2回)
 今回は、皆さんが作ってこられた川柳を講師の酒井路也さんが批評され、アドバイスをいただきました。
酒井さんが「長いことばを省略できるから川柳は楽しい」と言われたのが印象的でした。
9月11日(日) ■五木寛之作『親鸞(下巻)朗読会』(第6回)

 今回は、『親鸞(下巻)』の「綽空から善信へ」と「遠雷の夏」を朗読小屋浅野川倶楽部の髙輪眞知子さんに朗読していただきました。

 こちらの朗読会は、毎回フロアの電気を消して行うのですが、参加された方々は目を閉じてじっと朗読に聞き入る方や、わずかな明かりを利用して『親鸞』を読みながら朗読を聞く方などみなさん様々に過ごされていました。

 次回(10/9)は、「法勝寺炎上」と「首斬られ念仏」を朗読していただく予定です。

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