展覧会情報

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【予告】冬季展「生活と美術工芸」

 日本の美術工芸は古くから中国、朝鮮半島からの影響を受け発達し、 さらに近代以降は西洋美術の影響を受けながら現在に至っています。 仏教美術を中心としたアジア美術圏に属しながら独自の様式を かたち作ってきたと考えられます。
 四季の変化に富んだわが国では、その季節に応じた様々な生活習慣や文化が 生まれました。美術工芸の表現においても、四季の変化に合わせて季節ごとの 風景や動植物をモチーフとしたり折々の日本人の心象を絵画や工芸品に表現しました。 金や金箔は、これら日本の美術工芸を華やかに彩るための重要な素材です。 絵画、彫刻、陶磁、金工、染織などの分野で使用され、きらびやかな装飾のアクセントになっています。
 今回の展示では、金屏風、能衣装、金沢仏壇など、金箔を使用した工芸品を中心に、日本人の生活と密接に関係しながら、高い美術性を持った作品を展示します。

会期 平成30年12月1日(土)~平成31年3月10日(日)



会期


雪うさぎ
Doll in carved wood, "Snow Rabbit"
林和代(HAYASHI Kazuyo)
1987



五三桐舟中手焙り
Hand warmer for a voyage with a design of paulownia in maki-e
作者不詳
江戸時代


 
源氏物語図屏風
Folding screen with scenes from The Tale of Genji
土佐光成 (TOSA Mitsunari)
江戸時代



ダイヤモンドダスト
山本栄子 (YAMAMOTO Eiko)
1989


※掲載写真は展示作品と必ずしも一致しません     

特別展「金属工芸」

  金属工芸(金工)の歴史は人類の歴史と直結し、深く関わり合いながら現代まで続いてきた。人類が紀元前5000年頃から金、銀、銅、隕鉄などの自然金属を採取し、これらを加工・製品化して生活に組み込んでいった歴史がいかに重要なことであったかは「青銅器時代」、「鉄器時代」などの時代区分が存在することからも十分に理解できよう。わが国における金属工芸の歴史は、遺跡から鋳銅製の剣や矛が発掘される弥生時代中期以降が起点と考えられ、古墳時代には武具、馬具、鏡、装飾品などで優れた金工品が製作されている。すでにこの頃、銅鐸、鏡などで日本独自の造形を持ち始めており、中国、朝鮮などの影響を受けながらも、徐々に「日本の美意識」が確立されていったことがうかがえる。  
 さらに、平等院鳳凰堂などが建立された平安中期には意匠などにおける和様化が進み、中世、近世以降の体制の庇護による工芸にとっての安定的な時代へとつながった。日本の美術工芸の一大転換は明治維新によってもたらされた。急激な社会変革や西洋文明の導入などによる日本人の嗜好の変化や、海外に向けた販路拡大への対応を求められた当時の金工作家たちの表現方法には、試行錯誤が見られる時期もあったが、長い時間をかけて培われた技術と日本的美意識はそれらを乗り越え、新たなデザイン感覚を加えながら現代に受け継がれている。    

 この展覧会では、「鋳金」、「鍛金」、「彫金」といった金工の伝統的な加工手法を駆使しながら、最先端の芸術表現を探求している作家の作品を紹介し、伝統工芸、コンテンポラリーそれぞれの側面から日本の現代金工への理解を深めようとするものである。

会期 平成30年10月6日(土)~11月25日(日)
※平成30年11月6日(火)は展示替休館



会期


transform-cube
久野彩子(KUNO Ayako)
2017



杢目金接合せ花器
Flower vessel of mokumegane (mixture of different colored metals with wood grain pattern produced by hammer work) made in heat welding method.
佐故龍平 (SAKO Ryūhei)
2015



ステンレス茶釜「千絲の実」
Stainless steel teakettle 「A thousand lines fruits」
佐治真理子 (SAJI Mariko)
2017



象嵌朧銀花器「チェックと一松」
 Flower vessel of rōgin with design in inlay.”Check and checker”
中川衛 (NAKAGAWA Mamoru)
2017



鍛矧合壺「線」
Bottle made by forging and heat welding method “ Line”
萩野紀子 (HAGINO Noriko)
2016



Transporter ~Lucky Messenger~
水代達史 (MIZUSHIRO Satoshi)
2017


※掲載写真は展示作品と必ずしも一致しません     






【終了】夏季展「金と銀」

 有史以来、「金」は人々の憧憬の対象であった神秘的な輝きを放つ金に魅了された人々は、 古今東西を問わず装飾品、宮殿や仏閣などの建築物の他、絵画、彫刻、工芸(陶磁、漆芸、ガラス、ジュエリー)などの 美術品の装飾に金を取り入れてきた。 金を薄く伸ばした金箔は、 効率的な素材として、これらの表面装飾の中で重要な役割を担うことになり、作り手たちは様々な工夫を凝らし金箔を活用した。 日本においては、世界遺産に登録された鹿苑寺金閣(金閣寺)、 中尊寺、日光東照宮などの歴史的建築物、近年では迎賓館などで多数の金箔が効果的に使用されている。 一方「銀」は美しい白色の輝きを放つとともに、硫化反応など により変色が発生するが、その変質も魅力の一つと捉え、美術工芸品の装飾素材として多様されている。
 本展示では、金(金箔)や銀(銀箔)などを効果的に取り入れ た美術工芸作品を展示し、その色彩美を鑑賞する。
 また、金箔を現代美術に取り入れた福田篤夫の作品も展示する。

会期 平成30年5月12日(土)~9月24日(月・振替)
※平成30年7月2日(月)は休館





【終了】特別展「現代漆芸」

 近年の発掘調査によって日本人と漆の出会いは縄文時代(B.C.10000~B.C.3000)にまでさかのぼることが確認されており、同時代の遺跡である福井県三方町の鳥浜貝塚遺跡からは赤色漆塗の櫛が発見されている。日本人と漆との関係はその後も続き、古墳時代には、副葬品の武具や刀剣類などに漆による装飾を見ることができる。
 飛鳥時代以降、日本の漆芸は、大陸からの影響を強く受けながら仏教美術の隆盛とともに独自の発展を遂げ、室町時代頃には現代まで続く漆芸技法のほとんどが確立されたものと考えられている。先人たちによって受け継がれてきた伝統的漆芸技術は、器はもちろんのこと、仏閣 を始めとした日本建築、仏教関連用具や茶道具、美術工芸品などで魅力を放ち続けてきた。また、蒔絵、沈金などの漆芸技法において金および金箔は欠かせない素材の一つでもある。
 天然素材としての漆は強固な塗膜による耐水性や耐薬品性、優れた接着材としての応用性などが知られるところだが、美術工芸の世界においては、その独特の深い光沢、色彩、温かみのある手触りなどが大きな魅力となっている。
 本展示では、「芸術表現の手段」として漆芸を選び、伝統工芸およびコンテンポラリーの世界で挑戦的な作品を送り続けている現代作家の作品を展示し、美術工芸における漆の魅力を探る。

会期 平成30年3月11日(日)~5月6日(日)
※平成30年4月10日(火)は休館






【終了】冬季展「日本の冬と美術工芸」

 金沢市立安江金箔工芸館では、金箔の製造技術や工程見本とともに、金や金箔を使った日本の絵画、漆工、金工、陶磁、染織などの美術・工芸品を中心に所蔵しています。
 古来、日本人にとって美術工芸品は自然や生活と密接に関係するものであり、四季とともに移り変わる自然や動植物や、物語や詩歌などの文学などを巧みにモチーフとして作品に取り込み、生活の中に彩りを加えてきました。
 今回の展示では、約300点の所蔵作品の中から、冬をテーマにした美術・工芸品を中心に展示し、日本人と美術工芸品のつながりを考えます。

会期 平成29年12月9日(土)~平成30年3月4日(日)





【終了】秋季所蔵作品展「金箔と日本美術」

 日本の美術の成立は仏教の伝来と大きな関わりを持っており、金もまた仏教の普及と深く関わってきた。公式には6世紀半ばに大陸から伝えられたとされる日本の仏教は、飛鳥、白鵬、天平と時代を経て、国家が造寺、造仏を推進する全盛期を迎える。人々は仏閣、仏像、仏画、あるいは工芸品などを通じて金に接し、まばゆいばかりの輝きに魅了された。以降、金は国内で作られる美術・工芸品に積極的に取り入れられ、金粉、金箔、金泥などは日本美術に欠かせない素材として数百年の時を刻むことになる。
 日本の美術・工芸品における素材としての金箔使用例として「箔貼り」、「沈金」、「截金」、「金泥」などの技法があり、「箔貼り」は金屏風、釉裏金彩磁器、模様に刷り込む「沈金」は漆芸品、数枚の金箔を焼き合わせ線や形を作る「截金」は仏像彫刻、金箔粉を膠で溶き絵の具とする「金泥」は陶磁器、漆芸品などで効果的に使用されている。
 今回の展示では、館蔵品約300点の中から金や金箔を使用した美術工芸品25点を公開し、日本美術と金、金箔の関わりを考える。

会期 平成29年10月7日(土)~12月3日(日)





【終了】夏季所蔵作品展「ガラスと金箔」

 「金沢市立安江金箔工芸館」は、金沢の金箔職人安江孝明氏(1898~1997)が「金箔職人の誇りとその証」を後世に残すことを目的に金沢市北安江の地に建設した「安江金箔工芸館」を母体にしています。所蔵資料は金箔制作道具、見本、金箔および金を使った美術工芸品など約300点に上り、金箔の製造技術の紹介とともに展示する美術工芸作品の多くは安江孝明氏が生前に収集したものです。美術工芸品では、金屏風や金沢仏壇をはじめとして陶磁、漆工、金工、染織などの金箔や金を使った資料を収蔵しています。
 今回の展示では、日本のガラス工芸を世界に伝えた藤田喬平と黒木国昭の金箔を使ったガラス作品を中心に所蔵作品25点を展示します。
  四季の移り変わりを花鳥風月などとともに表現し、美しい自然や風俗を巧みに取り込んだ近世から現代までの日本の美術工芸をご鑑賞ください。

会期 平成29年6 月24日(土)~9月24日(日)





【終了】 春季所蔵作品展「金箔の美術工芸」

 わが国における金、金箔の歴史は古く、6世紀前半の築造とされる滋賀県野洲市の甲山古墳から日本最古の金糸が確認されている他、奈良県明日香村のキトラ古墳(7世紀末~8世紀)の石室内天井に描かれた天文図では金箔を使った星を見ることができる。
 大陸からわが国への仏教伝来以降、日本人が仏閣、仏像、仏具などに触れる機会が多かったことは容易に推察でき、金や金箔はそれらの宗教行事や建築物、あるいは時の権力者達の住居、武具、装飾品などに使用されたことにより日本人の意識に深く根ざしてきたと考えられる。
 その中で、仏教美術の流れはそのまま日本美術の歴史につながり、金や金箔もまた、多くの美術、工芸作品に取り込まれてきた。代表的なものとして金屏風(金箔)や漆芸(蒔絵)、金属工芸(金銀象嵌)、陶芸(金彩)、染織(能衣装)などが挙げられ、様々な用途で使用されている。
 今回の展示では、開館以来収集されてきた約300点の所蔵作品の中から金、金箔を使用した作品約30点を展示する。

会期 平成29年3月18日(土)~6月18日(日)





【終了】 冬季所蔵作品展「新年の祝い事」

 美しい四季に彩られた日本は、豊かな自然に恵まれその季節に応じたさまざまな生活習慣とともに文化を育んできた。
 日本人は衣・食・住のすべてにおいて自然を受け入れ、季節ごとの変化に富んだ生活を楽しみ、詩歌に自然を詠んだ。
 日本の冬は厳しい寒さをしのぎながら春を待つと同時に新しい年を迎える区切りとなる重要な時期である。
 正月、節分、桃の節句といった現在も続く年中行事も冬におこなわれ、人々は冬を迎えることにより、ゆく年を振り返りながら新年に祈りを込めてきた。
 今回の展示では、約300点の所蔵作品の中から、近世から現代の冬季に使用された絵画、陶磁、漆芸、染織などの美術工芸作品を展示し、四季を愛し、生活や文化の中に自然を取り入れた往時の日本人に思いを馳せるものである。

会期 平成28年12月4日(日)~平成29年3月12日(日)





【終了】 特別展「金沢の現代工芸最前線」

 石川・金沢の地において美術・工芸が現在のように盛んな要因として、江戸時代における加賀藩の積極的な文化事業の推進があったことは多くの日本人が知るところである。
 その流れは明治維新以後、石川県、金沢市などの自治体が引き継ぎ、手厚く保護、育成してきたことにより、今日にいたるまで多くの作家を輩出し、優れた美術・工芸作品が多数生み出されてきた。
 金沢市が2009年にクラフト分野でユネスコ創造都市に認定されたことは、数百年にわたって培われてきたこれら文化的な歴史、理念、技術などが世界的な評価に値する事を示している。
 現在、金沢では江戸時代から継承されてきた伝統技術を基盤としながら新しい表現方法を探求する作家が多く活躍している。
 今回の展示では金工、漆芸、ガラスなどの分野から、金沢を拠点として世界に向けて精力的に創作活動を続ける作家を紹介する。

会期 平成28年10月7日(金)~11月27日(日)





【終了】 安江金箔工芸館所蔵作品展~夏を彩るガラスと金箔工芸~

 わが国における金、金箔の歴史は古く、6世紀前半の築造とされる滋賀県野洲市の甲山古墳から日本最古の金糸が確認されている他、奈良県明日香村のキトラ古墳(7世紀末~8世紀)の石室内天井に描かれた天文図では金箔を使った星を見ることができる。
 大陸からわが国への仏教伝来以降、日本人が仏閣、仏像、仏具などに触れる機会が多かったことは容易に推察でき、金や金箔はそれらの宗教行事や建築物、あるいは時の権力者達の住居、武具、装飾品などに使用されることにより日本人の意識に深く根ざしてきたと考えられる。
 その中で、仏教美術の流れはそのまま日本美術の歴史につながり、金や金箔もまた、多くの美術、工芸作品に取り込まれてきた。代表的なものとして金屏風(金箔)や漆芸(蒔絵)、金属工芸(金銀象嵌)、陶芸(金彩)、染織(能衣装)などが挙げられ、様々な用途で使用されている。
 今回の展示では、開館以来収集されてきた約300点の所蔵作品の中から、石川県内で制作された美術、工芸作品や、金箔を使用したガラス作品など約30点を夏の彩りとともに展示する。

会期 平成28年6月25日(土)~9月25日(日)





【終了】 春季展「美術工芸にみる金沢の美」

 金そして金箔は、古来、日本の美術工芸と深いかかわりをもってきました。特に6世紀半ばとされる仏教伝来以降、仏閣、仏像、仏具などに様々な形で金が使用されたことにより、日本人が金に触れる機会が増えてきました。仏教美術の流れはそのまま日本美術の歴史につながり、華やかな輝きと永久的、神秘的なイメージが人々を魅了し、多くの美術工芸作品に取り込まれ現代に至っています。
 金沢の地で美術・工芸が現在のように盛んになった要因として、江戸時代における加賀藩の積極的な文化事業の推進や、明治維新以後、その流れを石川県、金沢市などの自治体が引き継ぎ、保護、育成してきたことが挙げられます。これらにより市民の文化、芸術に対する理解が深められ、今日にいたるまで多くの作家を輩出し、優れた美術工芸作品が生み出されてきました。
 金沢市立安江金箔工芸館では、現在、約300点の金および金箔に関する美術・工芸品を所蔵しています。
 金箔を使った美術品として、金屏風(金箔)、能衣装(金糸)などが広く知られるほか、漆芸技法である蒔絵(金粉)、陶芸技法の金彩(金泥)、金工技法の象嵌(金合金)など、その用途は多様で、日本の美術・工芸と深く関わりを持つ素材であるといえます。
 今回の展示では、開館以来収集されてきた収蔵品の中から、石川・金沢で制作された、金、金箔を使った美術・工芸品を中心に展示します。

会期 平成28年3月19日(土)~6月19日(日)





【終了】冬季展「安江金箔工芸館所蔵作品展」

 金そして金箔は、古来、日本の美術工芸と深いかかわりをもってきました。特に6世紀半ばとされる仏教伝来以降、仏閣、仏像、仏具などに様々な形で金が使用されたことにより、日本人が金に触れる機会が増えてきました。仏教美術の流れはそのまま日本美術の歴史につながり、華やかな輝きと永久的、神秘的なイメージが人々を魅了し、多くの美術工芸作品に取り込まれ現代に至っています。
 金沢市立安江金箔工芸館では、現在、約300点の金および金箔に関する美術・工芸品を所蔵しています。  美術工芸品では絵画、漆工芸、金属工芸、陶磁、染織、ガラスなどの完成作品と金箔や各種の技法制作の工程見本などそのジャンルは多岐に渡っています。
 金や金箔を使用した美術・工芸品の代表的なものとして、金屏風(金箔)、能衣装(金糸)などが広く知られていますが、漆芸技法である蒔絵(金粉)、陶芸技法の金彩(金泥)、金工技法の象嵌(金合金)など、その用途は多様で、日本の美術・工芸と深く関わりを持つ素材であるといえます。
 今回の展示では、開館以来収集されてきた収蔵品の中から、近現代の作品を中心に、金、金箔を使った代表的な美術・工芸品を展示します。

会期 平成27年12月5日(土)~平成28年3月13日(日)
※12/29~1/3は休館します





【終了】特別展「現代工芸の展開2015」

今日の日本において「工芸品」と呼ばれるジャンルは、工業手法の発達によって大量生産が可能となった「実用品」あるいは「工業製品」などの表現に相対する形で、手工業を基本とし、特に趣味性や意匠性、美術性が求められる分野などにおいて、伝統的あるいは革新的な技術や、コスト、時間を費やし製作されものをさし、それを作る行為を一般的に「工芸」という概念としてとらえている。このため、英語の「Craft」が、18世紀の産業革命以降に機械により量産された「日用品」に対しての職人的な手工芸品をさす意味とは微妙に異なる部分がある。
日本の工芸の歴史は、中世から近世にかけて、幕府などの産業振興政策下で育まれ高度に発展してきた芸術的な側面が工芸の独創的な発展を生み出したという流れをもち、近代以降は、作家の個性を表現する「近代工芸」を形成し現在の展開に至っている。

今回の展示では、平成25年度に開催した「現代工芸の展開」から2年を経て、「金工」、「漆工」の分野で石川県を拠点に活躍する現代作家の力作を展示し、今後の工芸の発展を見据えようとするものである。

会期 平成27年10月6日(火)~11月29日(日)
※会期中無休





【終了】夏季展「安江金箔工芸館所蔵作品展 ~絵画・金工・漆工・陶磁・染織~」

金そして金箔は、古来、日本の美術工芸と深いかかわりをもってきました。特に6世紀半ばとされる仏教伝来以降、仏閣、仏像、仏具などに様々な形で金が使用されたことにより、日本人が金に触れる機会が増えてきました。仏教美術の流れはそのまま日本美術の歴史につながり、華やかな輝きと永久的、神秘的なイメージが人々を魅了し、多くの美術工芸作品に取り込まれ現代に至っています。
 金沢市立安江金箔工芸館では、現在、約300点の金および金箔に関する美術・工芸品を所蔵しています。
 美術工芸品では絵画、漆工芸、金属工芸、陶磁、染織、ガラスなどの完成作品と金箔や各種の技法制作の工程見本などそのジャンルは多岐に渡っています。
 金や金箔を使用した美術・工芸品の代表的なものとして、金屏風(金箔)、能衣装(金糸)などが広く知られていますが、漆芸技法である蒔絵(金粉)、陶芸技法の金彩(金泥)、金工技法の象嵌(金合金)など、その用途は多様で、日本の美術・工芸と深く関わりを持つ素材であるといえます。
 今回の展示では、開館以来収集されてきた収蔵品の中から、近現代の作品を中心に、金、金箔を使った代表的な美術・工芸品を夏の彩とともに展示します。

会期 平成27年6月28日(日)~9月23日(水・祝)
※8月2日(日)9:30~13:00は休館





【終了】春季展「金沢の美術工芸」

 金沢の地で美術・工芸が現在のように盛んな要因として、江戸時代における加賀藩の積極的な文化事業の推進があったことは多くの日本人が知るところである。明治維新以後、その流れを石川県、金沢市などの自治体が引き継ぎ、手厚く保護、育成してきたことにより、今日にいたるまで多くの作家を輩出し、優れた美術工芸作品が生み出されてきた。また、金沢の特産品として知られる金箔も加賀藩の庇護のもと藩政時代から続けられてきた産業である。美術工芸の世界において金や金箔は時として効果的に使用される一素材であるが、北陸地方の信仰の影響で、仏壇、仏具に金、金箔が多用されてきた関係もあり北陸地方では馴染みが深く、絵画、漆芸、金工などの美術工芸作品においても積極的に作品に取り入れられてきた。
 本展示では、明治から平成にかけて金沢を中心に制作された美術工芸作品を展示し、現在も高い水準を誇る石川の文化の一端を紹介するものである。

会期 平成27年3月21日(土㊗)~6月21日(日)






【終了】冬季展「安江金箔工芸館所蔵作品展 ~絵画・金工・漆工・陶磁・染織~」

 金沢市立安江金箔工芸館では、現在、約300点の金および金箔に関する美術・工芸品を所蔵しています。
 美術工芸品では絵画、漆工芸、金属工芸、陶磁、染織、ガラスなどの完成作品と金箔や各種の技法制作の工程見本などそのジャンルは多岐に渡っています。
 金や金箔を使用した美術・工芸品の代表的なものとして、金屏風(金箔)、能衣装(金糸)などが広く知られていますが、漆芸技法である蒔絵(金粉)、陶芸技法の金彩(金泥)、金工技法の象嵌(金合金)など、その用途は多様で、日本の美術・工芸と深く関わりを持つ素材であるといえます。
 今回の展示では、開館以来収集されてきた収蔵品の中から、近現代の作品を中心に、金、金箔を使った代表的な美術・工芸品を冬の彩とともに展示します。

会期 平成26年12月6日(土)~平成27年3月15日(日)
※12月29日(月)~1月3日(土)は休館






【終了】特別展「JAPAN GOLDⅡ」

 歴史上普遍の価値をもつとされてきた「金」は、少なくとも紀元前2600年頃には製品化されたと考えられている。多くの金属の中でも輝きを失わない「金」は生命や冨、権力の象徴として世界中で珍重されてきた。日本の歴史において最初に登場する金製品は、中国から下賜されたとされる「漢委奴國王金印」(西暦57)であるが、日本国内で産出された金が製品化されたのは、奈良中期以降と考えられている。仏教の伝来とともに、金で装飾された仏像、仏具に触れることになった日本人は、以後、様々な形の「金」を見ることになる。国内における「金」の生産は金山開発が積極的におこなわれた戦国時代から江戸時代初期までがピークとされ、いわゆる貴金属としての利用にとどまらず、仏教関連、刀装具、美術工芸品など多岐にわたって利用されてきた。
 本展示では、平成26年度春季展「JAPAN GOLD」を発展させ、石川県内に残る金および金箔を使用した美術・工芸品を中心に展示し、日本人が好み、愛した金とはどのようなものかを探ろうとするものである。

会期 平成26年10月4日(土)~11月30日(日)





【終了】夏季展「輝く金 ~美の表現」

 金そして金箔は、古来、日本の美術工芸と深いかかわりをもってきた。特に6世紀半ばとされる仏教伝来以降、仏閣、仏像、仏具などに様々な形で金が使用されたことにより、日本人が金に触れる機会が増えてきた。仏教美術の流れはそのまま日本美術の歴史につながり、華やかな輝きと永久的、神秘的なイメージが人々を魅了し、多くの美術工芸作品に取り込まれ現代に至っている。
 今回の展示では、金および金箔を使用した近世から現代までの日本の美術・工芸作品を展示し、日本人と金のつながりを考えたい。
 <特集展示>今回の展示では現代ガラス工芸で世界的な評価を受けている日本人作家、藤田喬平の作品の中から、金箔を使用したことで知られる「龍田」などの代表作6点を展示する。

会期 平成26年6月28日(土)~9月23日(火・祝)





【終了】春季展「JAPAN GOLD」

 歴史上、不変の価値を持つとされてきた「金」は、少なくとも紀元前2600年頃には製品化されたと考えられている。多くの金属の中でも輝きを失わない「金」は生命や富、権力の象徴として世界中で珍重されてきた。
 日本の歴史において最初に登場する金製品は、中国から下賜されたとされる「漢委奴國王金印」(西暦57)であるが、日本国内で産出された金が製品化されたのは、奈良中期以降と考えられている。仏教の伝来とともに、金で装飾された仏像、仏具に触れることになった日本人は、以後、様々な形の「金」を見ることになる。
 国内における「金」の生産は金山開発が積極的におこなわれた戦国時代から江戸時代初期までがピークとされ、いわゆる貴金属としての利用にとどまらず、仏教関連、刀装具、美術工芸関連(襖絵、屏風、蒔絵、金工ほか)など多岐にわたって利用されてきた。
 本展示では、館蔵品を中心に金および金箔を使用した美術・工芸品を展示し、日本人が好む「金色」とは何かを探る。

会期 平成26年3月22日(土)~6月22日(日)






【終了】冬季展「祝祭の美術工芸」

金沢市立安江金箔工芸館では、金箔の製造技術の紹介とともに、金や金箔を使った美術・工芸品や金箔の工程見本などを多数所蔵しています。美術・工芸品は、絵画、漆芸、金工、染織、陶磁などのジャンルに分けられ、金屏風や能衣装などの日本人が良く知るものから加賀蒔絵、加賀象嵌、九谷焼などの地域とのつながりの深い美術・工芸品までが収められています。
今回の展示では、新春を迎えるにあたり、お祝い事や縁起物として作られた美術・工芸作品を中心に展示します。四季の移り変わりや、花鳥風月など、日本の美しい自然や風俗を巧みに作品に取り込んだ日本の美術・工芸品をご鑑賞ください。

会期 平成25年12月5日(木)~3月16日(日)
※12月29日(日)~1月3日(金)は休館





【終了】特別展「現代工芸の展開 ~加賀友禅・加賀象嵌・九谷焼・漆芸~」

今日の日本において「工芸品」と呼ばれるジャンルは、工業手法の発達によって大量生産が可能となった「実用品」あるいは「工業製品」などの表現に相対する形で、手工業を基本とし、特に趣味性や意匠性、美術性が求められる分野などにおいて、伝統的あるいは革新的な技術や、コスト、時間を費やし製作されものをさし、それを作る行為を一般的に「工芸」という概念としてとらえている。このため、英語の「Craft」が、18世紀の産業革命以降に機械により量産された「日用品」に対しての職人的な手工芸品をさす意味とは微妙に異なる部分がある。

日本の工芸の歴史は、中世から近世にかけて、幕府などの産業振興政策下で育まれ高度に発展してきた芸術的な側面が工芸の独創的な発展を生み出したという流れをもち、近代以降は、作家の個性を表現する「近代工芸」を形成し現在の展開に至っている。

今回の展示では、石川県内の様々な工芸の中から、「加賀友禅」、「加賀象嵌」、「九谷焼」、「漆芸」を選び、それぞれの古典的な名品と、現代作家の力作を展示し、今後の工芸の発展を見据えようとするものである。

会期 平成25年10月5日(土)~11月24日(日)
※11月5日(火)は展示替えのため休館




【終了】夏季展「日本美術と金箔 -館蔵コレクションから」

「黄金色」とも表現される「金色」を美術工芸の世界で目にする機会は多い。
そして日本人と金および金箔とのつながりは古く、彩色壁画で知られる奈良県明日香村の高松塚古墳(藤原京期(694~710))の石室内にも金箔が使われていた。つづく奈良時代(710~794)以降、仏教美術の隆盛とともに仏像や仏画の装飾に使用され、当時の金箔には、漆箔、切金、截金、裏箔など現在まで伝わる様々な技法を見ることができる。これらの技法は奈良、平安時代を通じて高度な水準で確立しており、例えば料紙の装飾においても、小さく刻んだ箔を蒔く「切箔」、粉状の箔を蒔く「砂子」、細長く刻んだ箔を蒔く「野毛」などの技法の一部は、すでに奈良時代後期には確立していた。
室町時代以降、美術工芸における金および金箔の活躍の場はさらに広がりをみせ、金箔を全面にはりつけた金屏風や仏像(彫刻)のように直接金や金箔をみることができるものから、漆芸、金工、染織などの制作素材として重要な役割を担うものまで、わが国の美術工芸品に欠かせぬ存在として現代に受け継がれている。
今回の展示では、館蔵コレクションの中から金および金箔を使用した作品をピックアップし、日本の美術工芸における金の役割を考察する。

会期 平成25年6月29日(土)~9月29日(日)
※会期中無休




【終了】春季展「金の美術工芸 -館蔵コレクションから-」

金そして金箔は、古来、わが国の美術工芸と深いかかわりをもってきました。特に6世紀半ばの仏教伝来以降、仏閣、仏像、仏具などに様々な形で金が使用されたことにより、人々が金に触れる機会が増えてきました。仏教美術の流れは、そのまま日本美術の歴史につながり、華やかな輝きと永久的で神秘的なイメージが人々を魅了し、多くの美術工芸作品に取り込まれています。
今回の展示では、館蔵コレクションの中から金や金箔に関係した作品を中心に、近世から近代までの美術工芸品を紹介します。

会期 平成25年3月23日(土)~6月23日(日)
※会期中無休




【終了】冬季テーマ展「近代の美術工芸 -館蔵コレクションから-」

幕藩体制の終焉によっておとずれた近代の変革は、美術工芸の世界にも大きな影響を与えるものでした。最大の後ろ盾であった武士階級の崩壊により、多くの職工たちは販路を失い路頭に迷うことになりました。同時に西洋美術の影響も日本美術に大転換を求めることとなります。美術工芸が盛んであった石川県もその例外ではなく、一時混迷の時期を送りますが、職工(作家)たちの努力により徐々に活況を取り戻していくことになります。
今回の展示では、館蔵コレクションの中から、明治、大正、昭和の作品を展示し、大きく変貌をとげた近代美術を俯瞰します。

会期 平成25年1月19日(土)~3月17日(日)
※会期中無休




【終了】特別展「加賀象嵌 -Art&Design-」

 加賀象嵌の歴史は、加賀藩初代藩主前田利家(天文6年-慶長4年 1537-1599)の時代に、金工界の名門後藤家から後藤琢乗を呼び寄せたことにはじまります。その後、水野源次、小市永政ら門人が招かれ、藩の御用を中心として刀装具、鐙などの優れた金工製品を次々と世に送り出します。中でも象嵌鐙は、その堅牢さと優美な意匠が人気を呼び、加賀象嵌の代名詞として全国的な評価を得ました。
 近代以降もその技術は引き継がれ、当時、盛んに開催されていた内外の博覧会への出品や、銅器会社を通じた積極的な海外輸出など、新しい販路に向けての研究や開発への取り組みがおこなわれました。その結果として、欧米でも高い評価を得ることとなります。
 これら加賀象嵌の歴史と精神は現代にも脈々と受け継がれており、作家たちは高い技術と先進的なデザインを追及し続けています。
 本展示では、近世から現代までの加賀象嵌の名品の中から、特に
意匠の部分に着目し優れた象嵌技術と高いデザイン性を探ります。

会期 平成24年10月6日(土)~平成25年1月14日(月・祝)
※11/19~21は展示替えのため休館
  12/29~1/3は年末年始休館




【終了】夏季テーマ展「金箔と漆芸」

 わが国では、縄文時代にはすでに漆を使った木製品が使用されていたことが近年の発掘調査の成果から明らかになっており、日本人と漆芸との長い繋がりを知ることができます。
そして金箔は、漆器に装飾文様をほどこすための重要な材料として、漆芸の代表的な加飾方法である蒔絵や、沈金などの技法において効果的に使用されています。
 今回の展示では、加賀蒔絵の基礎を築いた江戸前期の蒔絵師清水九兵衛から、沈金で昭和30年に重要無形文化財保持者の認定を受けた前大峰など、近世から現代までの漆芸の名工たちの作品を展示します。
 卓越した技術と高い芸術性を作品から感じ取ってください。 

会期 平成24年6月16日(土)~9月30日(日)
【前期】6月16日(土)~7月29日(日)
【後期】8月2日(木)~9月30日(日)
※7/30~8/1は展示替えのため休館



【終了】春季特別展「西出大三の截金」

 截金は、金箔や銀箔を細い線や小さな三角、菱形などに切り抜いて器体に貼ることでさまざまな文様をあらわす技法です。金属を極限の薄さにまで延ばした箔は独特のしなやかさと煌きをもち、截金の装飾表現に無くてはならないものです。
 仏画や仏像の装飾に用いられてきた截金は繊細優美な表現を可能とし、平安時代にもっとも発展したといわれますが、近世以降は一部の人々によってわずかに技術が受け継がれてきました。この截金技法を現代に蘇らせた、本県出身の人間国宝・西出大三(1913-1995)の世界を紹介する展覧会を開催いたします。

会期 平成24年4月15日(日)~6月10日(日)
(会期中無休、一部作品の展示替え予定)



【終了】金沢能楽美術館・金沢市立安江金箔工芸館 連携企画展
     「能と金箔」

 本展では能と金色との結びつきを紹介するとともに、知的な遊びとして絵画や工芸作品に表された能の世界を味わっていただきます。
 また加賀藩御細工所の職人がいかに能と深い繋がりを持っていたのかを、御細工所関連資料から読み解きます。

会期 平成24年1月14日(土)~4月8日(日)
※2/21~23は展示替えのため休館

 


【終了】冬季企画展 「新春を彩る美術工芸」

 本展覧会では、当館が所蔵する美術工芸品のなかから、新年を迎えるにふさわしい絵柄の作品を絵画・漆芸作品を中心に展示し、新年を寿ぎたいと思います。

会期 平成23年12月11日(日)~平成24年1月9日(月・祝)
(年末年始【12/29~1/3】休館)


【終了】移転開館一周年記念特別展 「金と絵画表現」

 金箔の製造工程と、金や金箔を用いた美術工芸品を広く紹介する当館の移転開館一周年を記念して、本展覧会では金箔を用いた絵画や、金粉で絵画的な表現を示す工芸品の秀作を展示します。

会期 平成23年10月5日(水)~12月4日(日)
【前期】10月5日(水)~11月6日(日)
【後期】11月7日(月)~12月4日(日)
(会期中無休、前後期で作品の一部展示替えあり)

【終了】夏季テーマ展「金箔と工芸技法」

本展覧会は、「材料」としての金箔が工芸技法によってどのように変化するのかを紹介するテーマ展です。

会期 平成23年5月28日(土)~9月25日(日)
【前期】5月28日(土)~7月18日(月・祝)
【後期】7月24日(日)~9月25日(日)
※7/19~23は展示替えのため休館

【終了】春季企画展「館蔵品にみる金沢の近現代工芸~漆芸作品を中心に~」

本展覧会は、伝統に支えられながら常に新しい作品を生み出そうとする、金沢の近現代工芸の一端を垣間見ようとする企画展です。

会期 平成23年3月19日(土)~5月21日(土)
(会期中無休)

【終了】冬季企画展「晴れやかな意匠」

当館が東山へ移転して初めて迎える新年です。
本展覧会では、吉祥や良い意味を込めた意匠(デザイン)の作品を展示します。

会期 平成22年12月16日(木)~平成23年3月7日(月)
会期中無休(年末年始【12/29~1/3】は休館)

【終了】移転開館記念特別展 「職人のわざ 金箔の美」

場所も建物も新しくなった当館の開館を記念して、「職人のわざ」と「金箔の美」を楽しんでいただきたく、全館をあげての特別展を開催します。
職人のわざ 金箔の美バナー

会期 平成22年10月5日(火)~11月28日(日)
(会期中無休)
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