主な収蔵品

頬当

頬当は、顔面、特に両頬から顎を保護する防具。本品は鼻~顎~首にかけてを覆う、いわゆる目の下頬と呼ばれるものである。
本体は錆地塗鉄板を打ち出し、鼻下および口下に髭を植える。垂(たれ)は黒漆塗煉革を素懸威にする。両頬に鉄鐶、顎両脇には緒便り釘があり、顎下には汗流しの孔を穿つ。
この頬当は前田利家が合戦で着用したものと伝え、本体のほか「面頬記」と題した巻子が附属し、この頬当の由来を記す。そこには、利家所用の後、実兄の安勝、その嫡男安政、その養子で利家三男知好と伝来した後、前田土佐守家の所有になった、とある。

収蔵品名 頬当(ほおあて)
桃山 16世紀
前田利家所用
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