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2013年1月

蚊帳体験
2013年1月31日

 今日は毎年呼んで下さる学校にお邪魔しました。会場もいつも同じなので、準備もスムーズに進みます。
 ここでは廊下側の小窓が開けられるので、それを利用して蚊帳を張り、先生と二人で持って、子供たちに交代で入ってもらいました。子供たちだけで広げてもらうこともありますが、窓などに固定できると高さがある分、本来の姿に近い形になります。
 冬なので蚊帳は季節外れなのですが、広げて見せると、「あ、トトロ(となりのトトロ)で見た!」との声がたくさんあがるので、できるだけ全員に体験してもらっています。
 他の資料にさわれない分、こういう形でフォローしているのですが、蚊帳は大人数で体験できるので本当にありがたいです。最後にきれいにたたむのだけが大変ですが、先生や子供たちに手伝ってもらって、無事にプラケースにしまうことができます。ただ…蚊帳はかなりホコリが出るので、掃除でご迷惑をおかけしていないかだけが心配です(汗)。 

思ったよりもありました
2013年1月29日

 本日は小学校10校目。今月は11校行きますから、ついにゴールが見えてきました。でも来月も小学校に行きますので、折り返し地点といった方がいいかもしれません。
 毎朝博物館で荷物を積んで、小学校へ向かうのですが、打ち合わせの時に「荷物はプラケースが5~6箱ぐらいと、ケース外がいくつかあります」としてます。そして1クラス分の生徒さんに手伝ってもらって、会場へ運びます。
 けれど、たまに生徒さんに往復してもらうこともあります。ということは、どうも荷物の点数の説明が間違っているのかも…。重たい物は2人で運んでもらうし、そんなものかなと思ってました。
 少し余裕があったので、きちんと並べて撮影してみました。今年追加したのは下駄1箱と、和傘1包みなので、プラケース6箱はいいとしても、それ以外の道具がかなり多いですね。
 いや~思ったよりもありました。そして日によって資料を追加することもあるので、もっとお手数をおかけすることになります。でもこれ以上は増えないでしょう。そう思いながら、少しずつ箱の中に入る小物を追加しているのですが(汗)。 

お雛様と御殿
2013年1月28日

 今日から展示替えが始まり、天神さんをしまってお雛様を飾っていきます。
 本日の大物は館蔵品最大の御殿飾り。御殿の部品を取り出して組み立てるのに1時間以上かかり、さらに人形がたくさんいるものですから、3時間ぐらいは覚悟して作業します。
 そんな中で、ちょっと息抜きしてお内裏様とお雛様に御殿自慢のショットの撮影をお願いしました。
 実はこのお二人、御殿に入ってしまうと御簾の中に入ってしまうので、お顔は拝めないのです。お二人は身分の高い方ですから、めったなことでは表にお出ましになりませんが、御殿に入ろうとするところをうまくキャッチしました!(…という設定でお願いします。)

 記者「お内裏様、この御殿はどんなところが魅力的ですか?」
 内裏「何といっても、渡り廊下で二つの御殿をつないでおることじゃな。とても豪華に見えるであろう」
 記者「お雛様、何かコメントをいただけませんか?」
 雛「…(はじらって、扇で顔を隠す)」
 内裏「これ!勝手に声をかけるでない!ここで失礼させてもらう!!」
 本来はお話しできる身分でない記者が勝手に質問したことで、御不興を買ってしまったようです。この後お二人は仲睦まじく御殿にお入りになりました。

 と勝手な妄想をしつつ、作業を頑張ります(笑)。

出前用の衣装
2013年1月25日

 今日は小学校を午前と午後1校ずつ回ります。出前講座は博物館に来てもらうより見れる資料が少ないので、見学ではできない演出をしています。その一つが学芸員の着物姿です。
 とはいっても洋服の上から着ているだけですが、どう頑張っても小学生の親世代にしか見えないので、昔の雰囲気を出すために着ています。
 季節にあわせて変えたりするのですが、冬はもっぱらウールの着物です。かつて流行したであろう紺色の絣風の着物に半幅帯を締めます。譲っていただいたりして集めた自前の物ですが、洗濯機で気軽に洗えるのもありがたいことです。
 当然、荷物を運びこむ時は洋服姿なので、初めて行く学校では講座の時に着物姿に変わっていてびっくりされることもあります。たまに時間が足りなくて開始時刻に帯を結んでたりすることもありますが、なんとか頑張っています。去年ぐらいからこの組み合わせの着物ですが、新しい物を手に入れたら、違う姿になっているかもしれません。ちなみにアンサンブル(着物+羽織)も持っていますが、遠目に二枚着ているのが分かりにくいので、あえて違う色の羽織を使用しています。 

背負ってみました
2013年1月23日

 今日は小学校行きをちょっとお休みして、市内の老人福祉施設へ行ってまいりました。
 本日のお題は「いろいろな籠・カバン」。映画の寅さんが持っていたような革のトランクや、コケ採りに行くような竹製の籠などを持っていき、「懐かしいわぁ」とのお言葉をいただきました。
 ところで、写真のような緑の唐草模様の大風呂敷。かつては当たり前だったものですが、今はなかなかありません。大きさと使い方が分かるように、年配の方に教えてもらって竹の行李を包んで背負ってみました。
 富山の薬売りではありませんが、似たような雰囲気になったものの、やはり着物姿か袢纏姿で写真を撮るべきだったかとちょっと反省。でも、この格好で施設内をうろうろして、注目を浴びるのも大事な仕事ですから、これからもいろんな小道具を活用していきたいと思っています。幸い、本日の恰好は大ウケして下さった方がいたので、ちょっと恥ずかしさもまぎれました(笑)。

 ちなみに後日談ですが、小学校でこの風呂敷を見せたら、「泥棒だ!」との声が大半でした。なかなかイメージって難しいですね。 

ランドセル
2013年1月21日

 小学校めぐりも今日で4校目。今週は小学校5校に行きますから、かなりハードな一週間となります。
 さてさて、昭和初期のランドセルが子供たちに「ちっちゃーい!」と言われるので、先生にお願いしてランドセルを借りて並べてみました。
 このアングルでは分かりにくいのですが、確かに大きさも厚さも全然違います。いろいろなアングルで撮影しましたので、よさそうな物を後日データベース「昔のくらし」にアップしたいと思います。
 しかし、ホント今の子供達のランドセルはいろんな色がありますなぁ。あえて、黒や赤でないランドセルでお願いしましたが、実に色鮮やかで黒と赤が当たり前だった世代としてはちょっとうらやましいです。

二槽式洗濯機
2013年1月19日

 出前講座のため小学校で打ち合わせをした時に、子供たちが「二槽式洗濯機」を調べてくるというお話を伺いました。
 確かに今の小学生の親世代が使っていた洗濯機は二槽式が多いのでしょうね。学芸員も祖母が今なお二槽式を使っているので、そういうイメージがあります。
 あ、二槽式は洗濯用の水槽と、脱水用の水槽に分かれているのが特徴です。まずは洗濯用の水槽に水をため、お好みの時間だけタイマーをかけて回したりします。排水も手動で行います。
 という訳で、小学校の素材用に写真撮影。ふだんは非公開なのですが、実は博物館で洗濯する時に二槽式を使っているのです。実際に使うなら全自動の方がラクなのですが、館蔵品に二槽式がないので、あえてお願いして探してきてもらいました。
 かなり新しい物なので今一つレトロ感がありませんが、思いのほか早いご活躍となりました。 

鰹節の削り方
2013年1月18日

 ちょっと前までよく家庭で使われていた「鰹節」。今ではあまりお店で見かけません。そんな鰹節を削る箱(鰹節削り箱または削り器)も博物館や出前講座で紹介しています。
 写真はその削り方を説明するためのもので、ぬらした台拭きを置いて、滑り止めにしている様子です。鰹節が堅いので、両手で持って削ります。
 でも、これは実は慣れていないとちょっとあぶなっかしいので、データベース「昔のくらし」には、両足(膝)で挟んで安定させている写真を載せる予定です。
 しかし、今回の撮影にあたって年配の職員に鰹節の削り方を聞いてみたら、意外にも使ったことがないという回答がありました。どうも料理の味付けの問題らしく、昆布などを主に使う関西風の味付けだと鰹節はあまり使わないようです。学芸員の地元の愛知県は関東風の味付けで、鰹節をいっぱい使いますから、子供時代にお手伝いさせられた記憶があります。道具一つをとっても地域によって違いがあるものですね。
 ちなみに出前講座には本物の鰹節を持って行って、削り方を実演してみせることもありますが、「すごいいい香りがする」と子供たちに人気です。
 あとは…もうちょっとうまく削れるようになりたいものです。今の所ほとんど粉になってしまうのですが、電子レンジでチンするなど温めると、きれいに削れます。上手になったら、いつかデータベース「昔のくらし」に掲載したいと思います。 

大事な相方です
2013年1月17日

 写真の道具は「竿秤」。左側の皿(カギ状の場合あり)にはかりたい物をのせ、右側の分銅を動かして重さをはかります。
 さて、「なんでボンドがあるの?」と思われたかもしれませんが、実は出前講座の大事な相方なのです。
 小学校で説明をする時に、実演した方がいいだろうと思っていろいろな物をのせてみたりしたのですが、失敗すると落っことしてしまいます。さらに、子供たちがだいたいの重さがわかる物をのせた方がいいと思って選んだのが、ボンドです。
 落っことしても壊れませんし、運搬の際の梱包の手間も省けます。いざとなったら修理にも…使えませんでした。いつの間にか中身が固まってしまってました(泣)。
 あまりにも普通のボンドなので、時々小学校の備品と間違えられてしまうのですが、大事な大事な相方としてこれからもお世話になる予定です。

着物で旗源平!
2013年1月14日

 本日は一大イベント「着物で旗源平!」。着物選びと帯の組み合わせに悩みつつ、ボランティアさんのおかげで無事に子供達は大変身。サイコロの運もあったようで、短い時間ながらも2回勝負をすることができました。
 たくさん着物姿の子供達がいるので、集合写真も撮影しました。せっかくなので正座した姿を撮りたい!と苦心した結果が写真がご覧の通り。今年は「八」の字でお願いしました。末広がりで正月からおめでたい雰囲気です。
 次回の着物イベントは3月末の「着物でお雛様と記念撮影!」ですが、30分程度の簡単な体験なので、赤ちゃんでもOKです。まだまだ先ですが、少しずつ着物の整理なども頑張っていきたいと思います。 

明日は旗源平
2013年1月13日

 イベント「着物で旗源平」がついに明日になりました。今日は下準備をしつつ、先日いただいた帯の整理作業をしています。
 写真がその帯なのですが、やはり女の子用の結び帯は華やかですね。ただでさえ華やかな帯をかわいく結んで、中央につまみ細工の鶴と花がついています。
 明日はどの女の子の背中を飾る事になるのやらと思いながら、作業をしつつ、5年前に旗源平のイベントを始めた時は人数分の帯を用意するのに苦労したこともちょっと思い出しました。
 今では人数分よりも多い着物や帯を確保できるようになったので、組み合わせに悩むという贅沢な悩みが発生しています。さ~明日に向けて準備がんばりますか。 

小学校の出前講座
2013年1月10日

 今年初の小学校への出前講座に行ってきました。しかも新規校なので、気合入りまくりです。毎年呼んで下さる学校もあるのですが、年々増えてきて、うれしい悲鳴です。ただ、今月は10校、来月も数校行きますので、体力勝負な面もあります。
 さて、出前講座「昔のくらし」はたくさんの生活用品を小学校に持っていくのですが、貴重な資料も多いため、基本的にはさわることはできません。
 その代わりに、蚊帳と子供用の着物を用意して、自由にさわってよいことにしています。着物は交代交代で着たりしていますが、羽織を入れて6点しかないので、なかなか行きわたりません。 そこで、新兵器として「下駄」を4点追加しました。上の写真は花嫁さん用の足駄でけっこう高いのですが、視界が変わっておもしろいようです。下の写真は鼻緒がかわいい下駄です。
 実は全部大人用なのですが、昔の人は足が小さいので、子供ならだいたい履けます。なかなか子供用下駄はいただけないので、大人用ばかりになりますが、子供達には好評でした。
 という訳で、今後いただいた下駄は小学校用にしてしまおうかと画策する日々です。

転んでもタダでは起きません
2013年1月9日

 明日の小学校の出前講座のため、夕方は荷物の準備作業に追われます。でも寒いし、道具を抱えてちょっと走ったら、廊下で滑って転んでしまいました。幸い打ち身程度で済んだんですが、たまたま手にしていたのが、とっても古い柱時計。見た目は無事でしたが、大事な振り子をぶら下げる部分が外れてしまいました。
 小学校に行くのは明日の朝。修理に出したりしている時間はないので、とりあえず分解してみました。少々手間取りましたが、外れた場所に金具を挟むだけで思いのほか簡単に直すことができました。
 館蔵品で無事に動く柱時計はあまりないので、直って本当に良かったです。そして、せっかくだからと内部構造を撮影しまくりました。
 こういう所が「転んでもただでは起きない」ということなのかしら、と思いつつ、ついでに外す時に狂わせた時報と時刻のズレを直す技を取得し、無事に梱包しました。
 しかし、複雑なゼンマイの仕組み、しばらく見てても飽きませんでした。ビデオがあれば動画で撮っていたのに…とデジカメの動画撮影機能をすっかり失念していたことをちょっと後悔してます。

汐汲み人形
2013年1月8日

 写真の人形は最近いただいたお雛様とセットの人形です。ガラスケースに入っていますが、雛人形とあまり変わらない大きさなので、雛段の一番下に飾られたようです。
 この人形の名前は「汐汲み人形」で、古いお雛様だと時々一緒に飾られているのを見ることができます。名前の通り汐(海水)を組む若い美しい女性の人形で、歌舞伎舞踊「汐汲」が元になっているそうです。
 この「汐汲」は、能「松風」に登場する平安時代の歌人在原行平に愛された美しい女性「松風」の姿でもあります。
 汐汲み人形は舞踊人形として、赤ちゃんのお祝いに贈られたりするそうなので、赤ちゃんの成長を願う雛祭りで一緒に飾られたのでしょう。
 ところで、いただいた時に紐がついていなかったので、組み紐を買ってつけてみました。これで安心して持ち運びができます。

旗源平とラジオ出演
2013年1月7日

 今日は初めて、ラジオ局「エフエム石川」にお邪魔してきました。武蔵ヶ辻の近くにあるスタジオですが、歩道から中の様子を見ることができるのですね。
 さて、話題は来週に迫った「着物で旗源平!」。旗源平のルールなどを簡単にお話してきました。旗源平は2つのサイコロを振って、出た目で旗をやりとりするのですが、出た目の掛け声が面白いのです。
 1と1が出たら「ちんちんかもかも」、2と2が出たら「にゃあにゃあ」、2と3が出たら「にさまのかんかんとう」、4と5で「ごっしりはなかみ」などと言います。
 校下(小学校の校区)によって少しずつ唱え方やルールが違うといいますが、まだそこまで採録できていないのが残念です。
 ところで「着物で旗源平」ですが、まだ若干空きがありますので、早めにお申し込みください。今年も小学生たちに楽しんでもらえるように頑張りたいと思います。

謹賀新年
2013年1月4日

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 さて、大みそかから雪が積もっていましたが…昨日はさらに積もってしまいました。という訳で、仕事始めは雪すかしから始まりました。運動不足になりがちな季節なので、運動だと思って頑張りますが、筋肉痛にならない程度がありがたいですね(^^;

 さすがにこの天気ではお客さまも…と思っていましたが、幸いにも午後からたくさん来て頂きました。
 当館は床を保護するため、お客様にスリッパに履き替えて頂いているのですが、雪の日らしくたくさん長靴が並ぶと「おおっ!」という感じで、思わず撮ってしまいました。毛皮つきなど、暖かそうですね。
 という訳で、雪の中にも関わらずたくさんのお客様に来ていただき、よい一年のスタートが切れて、とてもよい一日となりました。ありがとうございました。

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