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ブログ(2013年3月)

2013年3月

小道具の意外な正体
2013年3月31日

 着物イベントもついに最終日。なかなか気温上昇しなくて困りますが、今日もたくさんのお子さんが参加されました。
 本日の写真は結び帯。左側が3歳用、右が7歳用なのですが、いつのまにかたくさん集まりました。お友達同士で参加されたり、同じような身長の方がたまたま同じ時間に参加されると、あっという間に半分近く消えてしまいます。それでも、なんとか色を選べる分だけ残るので、ほっとしています。

 さて、中央は帯締めや帯揚げをかけるための物で、選びやすいし、しまいやすいし、簡単に持ち運びができて重宝しています。

 しかしこれは専用の物を買ったわけではありません。実は…スリッパ入れだったそうです。スリッパを入れる部分がダメになったけど、外側の木枠部分は残してあったそうです。
 学芸員がよく似た大きさの木枠がほしいとぼやいたせいで、職員の家から博物館にやってきましたが、赤系の色が帯揚げとかにしっくりなじんでいます。

 なんでも取っておくって、大事ですね~収納しておく場所があれば、ですが(汗)。

赤ちゃん用アイテム
2013年3月30日

 着物体験3日目。後半戦に突入です。今日はボランティアさんが多かったので、あわただしい場面があったものの、精神的にゆったりと対応することができました。
 さて、0歳から参加OKとしているため、赤ちゃんも何人か来られます。着物が当たり前だった時代は赤ちゃんの時から着ていたわけですから、当然着物は用意できます。
 が、どうしても着物をかじったり、よだれがついてしまったりとハラハラしてしまう場面もあります。そんな時にはこの「よだれかけ」が大活躍です!
 ふわっとかけると、あら不思議!着物にしっくりとなじみます。

 宮参りの時に使われた物を参考に、洋裁の得意な職員が作ってくれた物ですが、気軽に洗えるのがありがたいところです。ちなみに一度使ったよだれかけは洗っていますので、ご安心を。

 それでも「着物がよだれで汚れてしまった!!!」と心配されるお母様もおられますが、赤ちゃん用の着物は洗える物ばかりですので、できるだけ早く洗って汚れを落とすようにしています。洗濯機で簡単に洗えますからご心配なく。
 でも、できれば着物を脱いだ時によだれがついたことを教えていただけると助かりますので、ご協力をお願いいたします。

縁の下の力持ち
2013年3月29日

 着物体験といえば、脱いだ着物をひたすら干すのも大事な作業です。今回はいつもの2倍の長さの干し場を作ってみました。
 が、物干し竿代わりにしている棒が、着物の重さでしなりまくり、あせった初日のこと。

 ボランティア「衣桁を使ったら?」
 学芸員「え、衣桁って長いですよ!?」
※展示用には横長の衣桁(着物一枚をかける)を使うので、一瞬横に長く突出す様子を想像しました。
 ボランティア「こう(手振りつき)、少し広げてみたらダメ?」
 学芸員「あ、二つに折れてるやつですね!」

 という訳で、ご家庭用にかつてよく使われたであろう折れ衣桁を2つ間にはさみ、写真の様に立派な干し場ができあがりました。写真では分かりにくいですが、中央に少しだけ衣桁が突き出ています。

 しかし、この着物イベントを初めて6年目。呉服屋並みに着物が並んでいるとのお言葉もいただきましたが、年々増える着物もここまで並ぶと確かに壮観です。ちなみに手前の段ボール箱の中にも着物が入っていますし、写真には写っていませんが、女の子用の着物ケースは14個もあったりします。
 まだまだ子供用の着物は集めていますから、お家に眠っている着物がありましたら、是非お譲りください!

…と宣伝して本日は終わりにしたいと思います。

迷っちゃう?
2013年3月28日

 着物イベントがついに始まりました。春休みともあって、初日から小学生の方も参加されています。
 無料のイベントなので、初めて来られる方は同じ着物を交代で着るものと思って来られるようなのですが、当館ではお好みに合わせて選んでいただきます。

 という訳で、箱に入った着物をチェックされる様子を撮影。子供さん本人が選ばれる場合もありますが、お母様やおばあ様が選ばれることも多く、一点一点チェックされる方も。

 たくさんあっても着れるのは1点だけなので、大いに迷っていただきたいものですが、逆にたくさん出し過ぎたかな?と心配にもなります。
 が、その中でも人気ランクの高い着物は、かなりの割合で一発で選ばれてしまいます。体験後に干してあっても発見されてしまう所が、びっくり。まぁ、人気の一つはとても色の濃い着物ですから、目立つのでしょうね。という訳で、こちらとしてもできるだけ人気の着物はお見せするようにしてますが、体験中の場合はご容赦願います。

桃の花をお供えしました
2013年3月27日

 お雛様と言えば、桃の花ですね。
 ところが、金沢は太平洋側と比べると暖かくなるのが遅いので、3月3日にはなかなか花が咲きません。そういうこともあって、この時期にお供えするのがよいだろうと、ボランティアさんと相談して生けていただきました。
 なかなか花屋で桃の花を売っていないようで、探すのに苦労されたようですが、立派なピンクの花の枝を中心に、赤い桃の花で彩りをつけていただきました。

 まだつぼみのままで咲いていませんが、明日から始まる着物で記念撮影イベントの間に少しずつ咲いてもらえればと思います。是非、お雛様と一緒に撮影してください。

周遊券のナゾ
2013年3月24日

 旅の思い出と言えば、写真、パンフレット、そして切符類ですね。先日、たくさんの旅の思い出の品を譲っていただき、試しに少しだけ整理してみました。
 いろいろな形で保管される方がいますが、今回の方は複数の紙箱やケースに入れておられました。一つ開いてみると、北海道、四国、広島、東京、和歌山、三重、京都、奈良などいろんな地域が入っていました。続く2つも同じような状態で、地域が重複しているため、どこまで同じ時期に行かれたのか分からない物がたくさんありました。

 そんな中で、手掛かりとなるのが一緒に入っていた切符の日付。写真の周遊券は昭和34年5月12日に金沢案内所で発行されたもので、普通乗車券「天橋立」→「西舞鶴」3等運賃126円とあります。ちなみに現在の天橋立~西舞鶴の運賃は620円です。
 その下は南海電鉄の船車券で「橋本」←「高野山」144円(現在は430円)。…あれ!?

 天橋立は京都府北部で日本海側、高野山はず~っと南の和歌山県北部にあります。金沢からなら若狭経由で舞鶴に行き、天橋立を見てからまた舞鶴に戻って、和歌山まで南下することができますが、当時の電車事情を考えるとかなり移動時間がかかったはず。しかも京都市内の観光もされたようです。そして和歌山に泊まり、高野山をお参りして金沢に戻られたのでしょうなぁ。

 そんな昭和30年代のパンフの山を整理しながら、知らない土地の「昭和」を垣間見るのはとても楽しいのですが、日頃あまり遠出しない学芸員にとっては、ちょっと衝撃の長距離移動でした(笑)。

和の飾り縫い体験講座
2013年3月23日

 以前ちょっとご紹介した「飾り縫い」を講座用に作ってみました。A4サイズの半分ぐらいの大きさに、鳩目打ちで穴をあけ、先っぽにセロテープを巻いて尖らせた毛糸を通して完成させるものです。
 本当はもっと小さな紙に刺繍針で糸を通して作る物ですが、子供さんには針を持たせたくないし、大きい方が年配の方には見やすいかなと考えた結果です。
 あいにく寒い日だったので、参加された方は数名でしたが、手芸の好きな方が多く、楽しんで作っていただけました。

 刺繍針だと糸がからんでしまって、失敗しても戻る事ができないのですが、この毛糸だと割と簡単に戻る事ができるので、縫い方を工夫することもできます。こうしたらいいかな、こっちの方が糸が節約できるかなと考えながら穴に毛糸を通して行くのはとても楽しい作業でしたので、また機会を作ってやってみたいと思います。

増やしました
2013年3月19日

 玄関ホールのお雛様はさすがに増えませんが、体験用の小物が増えました。写真だと分かりにくいかもしれませんが、手前の小さな着物1枚と、小さめの冠と扇を1点ずつ追加しています。
 3月3日がたまたま日曜日だったのですが、なんと小さい方の着物で写真を撮るために行列ができてしまったそうです。
 お雛様の旬は過ぎてしまったかもしれませんが、月末の着物体験イベントでたくさん子供さんが来られるので、まさかまた並んでしまっては!と思って、急きょ増やすことにしました。体験用の着物とはまた違う形なので、待ち時間の間に着られる可能性もありますしね。
 これでもし姉妹で来られても、二人でそろって変身することができます。よりたくさんの子供さんたちにいい思い出を作っていただきたいものです。

お久しぶりですね
2013年3月18日

 春を感じる日差しの中、博物館がある紫錦台中学校校門脇にある「大宰府天満宮の梅」の花がだいぶ開いてきています。
 そんな日の辰巳用水で久しぶりにお二人をお見かけしました。

 寒い季節はあまりお見かけしませんが、時々校門から「石引町」バス停の間の用水で、仲良く並んでおられます。

 一時期お一人になってしまった時もありましたが、新しい相方を得て戻ってこられてほっとしています。
 ただ、お姿を撮ろうとカメラを向けると逃げられてしまうことが多く、なかなか撮れないのです。今回は知らないふりして通り過ぎつつカメラを取り出し、振り向きざまに油断している所を撮らせていただきました(笑)。

ただいま増殖中!?
2013年3月15日

 玄関ホールに昨日寄贈していただいたお雛様を飾ってみました。幸い小さなガラスケースなので、無事に飾る事ができました。

 しかし、2月2日の雛飾り展開始時は、中央の立ち雛とガラスケースだけで、左右に湯涌のかかしさんがおられました。
 その後、イベント等で段飾りが増え、今日は左端のガラスケースが増えました。

 玄関ホールだけは雛飾り展の初日から撮影OKポイントにしていましたので、たぶんたくさんのお客様が撮影されたと思うのですが、もし参考にされて来館された方がいたら、「あれ?違う!?」と思われたかもしれません。
 でも、まだまだ会期(4月7日まで開催)があるのに、来年2月まで飾らないのももったいないので、追加して飾ってしまうのが当館の方針(?)なのです。去年も会期中にいただいた五月人形をどんどん追加した記憶があります。
 さすがにもう空間が足りませんので、これ以上は増えないかと…思います(汗)。

咲き始めています
2013年3月14日

 博物館の建物正面(車寄せ)の左右に紅梅と白梅が植えられていますが、温かい日々が続くので、気づいたらかなり咲いていました。
 この梅は博物館の建物を旧校舎としていた紫錦台中学校の卒業生が植えたもので、中学校側にも何本か梅が植えてあります。
 博物館がある台地が香林坊などの繁華街より少し高い所にあるのと、日当たりがあまりよくないので咲くのが遅めですが、ご来館の際には是非ご観賞いただければ幸いです。

 なお、当館の建物は南西に向いて建てられているので、午前中は梅が日陰になってしまう場合があります。同様に建物も日陰になりますので、写真を撮られる場合は午後がお勧めです。

百合ちゃんとひなまつり
2013年3月11日

 だんだん温かい日が増えてきましたが、今年は温度変化が激しくて、困ってしまいます。
 冬の間、暖かそうなコートを着ていた百合ちゃんも、そろそろ春らしくしなければなりません。
 百合ちゃんのすぐ目の前の玄関ホールにはお雛様がいるし、館内の女の子の人形たちも着物を着たりしていますので、ひなまつり仕様にしてみました。
 赤い着物を着て、いかにもひなまつりを祝っている感じですね。髪形はおかっぱではなく、時代劇風のまとめ髪にしてみました。
 これでお雛様の横に立つと一番よいのですが、残念ながら自分で立つのは難しいので、相変わらず玄関にてお出迎えしていただいております。

家電の年表を作ってみました
2013年3月9日

 今回の企画展にあたり、「いったいいつ頃どんな家電が出てきたんだろう?」と調べてみたので、年表にまとめてみました。

 が、思いのほか内容が多くて、とても1枚ではおさまりませんでした。写真は2枚写ってますが、もっとあります。

 しかし、物心ついた時には主な家電がほぼ出揃っていた世代にとっては、「これって意外に古くないんだ!」とか、「え、こんな年代までこの機能がついてなかったの!?」と小さなことに驚きの連続でした。
 そう思うと、ここまで便利になった状態から使うようになったのは、とてもありがたいことなのだと実感します。

 当初の予定では、もうちょっと分かりやすく作ろうと思っていたのですが、今回は情報の取捨選択が非常に難しくて、本当に「年表」になってしまいました。慣れないことをすると難しい物ですね。
 作成にかなり時間がかかってしまったので、企画展が終わったら、常設展示で活用しようかなと無駄にしない作戦を今からたてていたりします(笑)。

謎の物体
2013年3月8日

 写真の家電、何か分かりますか?

 今だと割と使われていたりするのですが、この家電はあまりにも時代が早すぎて、どうも一般的でなかったようです。
 名前は「イオナイザー」と非常にかっこいい感じがしますが、昭和39年に発売されたイオン発生器です。
 定価2万円。当時の公務員の初任給が約2万円ですから、なんと月給に相当することになります!昔の家電は高くて、月賦(ローン)で払ったりしたということはよく聞きますが…絶句です。
 そんな貴重な一品なので、ご来館の際はご注目いただければ幸いです。

体験用着物~普段着編~
2013年3月7日

 小学校への出前講座も今日で最後。早めに出たおかげで渋滞に巻き込まれることもなく、予定よりだいぶ早く到着しました。
 今回の会場は4階ですが、ゆったりと資料を配置できてよかったです。

 さて、写真は小学校では「普段着」としていますが、実際は昭和30~40年代に正月用の晴れ着として使われた着物です。
 本当の普段着は着古してしまうことが多いため、なかなか手に入りません。できれば藍染めの着物を用意したいところですが、当館ではとても貴重なので、体験用として赤いウールの着物と黒い木綿の絣の着物をアンサンブルで用意しています。
 でも、坊主頭の男の子が着ると、まさに昭和の子になってしまうので、イメージしやすいようです。赤い着物もかわいいと人気でほっとしています。
 これからも活躍を…と思っていますが、羽織が破れていたことが判明しましたので、来年そのまま使ってしまわぬように早めに修理しておきたいと思います。

案内板を設置しました
2013年3月6日

 当館は中学校の旧校舎なので、学校の敷地内にあるのですが、学校を取り囲む木々が大きく成長してしまい、道路からは建物が見えないのが現状です。
 少しでも分かりやすくしたいと、道路側に案内板を設置することにしました。今月1日についに建ててもらい、コンクリートが乾いたので完成しました♪
 いろいろな事情で思ったより小さいのですが、歩行者の皆さまには分かりやすくなったかと思います。
 という訳で、兼六園や本多の森ホール方面からお越しの際は、この案内板を目印にしていただければ幸いです。

意外に一点ものです
2013年3月5日

 昭和の台所用品といえば、「電気釜」(炊飯器)が有名ですが、今回はあえてチラシに家電として「保温ジャー」の写真を掲載しました。

 「ん?保温ジャーって何?」と思われる方もおられるかもしれませんが、初期の電気炊飯器は保温機能がありませんので、炊いた後冷めないようにご飯を保温ジャーに移したのです。

 とはいうものの、保温ジャーは魔法瓶なので、水筒のお茶と同じように時間が経つと冷めてしまいます。
 そこで、写真の「電子保温ジャー」が登場しました!ここに移せば時間が経っても温かいご飯が食べられます。当時、台所用品に花柄をプリントすることがはやりましたので、華やかな外観になっています。

 でも、ご存じのように今は炊飯器で保温もできますから、使われた時期はとても短いのです。そして意外にも当館では1点しか所蔵していません。

 けれども、もしかしたらチラシや展示を見て、「あ、家にしまってあるわ」と思った方が名乗り出てきてくれるかも!?と、あえて写真をチラシに掲載させていただきました。
 もしいい結果が出ることがありましたら、改めてご報告させていただきます。そうなることを願いつつ、こうやってブログに書くことで、さらにアピールしてたりします(笑)。

展示替えが始まりました
2013年3月4日

 今回の企画展のタイトルは「懐かしの家電」。当館は高度成長期の家電製品を紹介しているのが売りになっているはずなのですが、企画展として開催するのはこれが初めてだったりします。
 とはいえ、もともとたくさん所蔵していた訳ではなく、年数をかけて地道に増えていったものばかり。
 でも、これも思い出の品を大事にしまっておいて、博物館に声をかけてくださった方々のおかげです。
 今までなかなか飾る機会がなかったものもありますが、今回の展示でいろいろなことを調べることもできましたので、今後も活躍してもらえるように努力していきたいものです。

留学生限定イベント
2013年3月2日

 今日は留学生の方に着物を着て、お雛様を飾ってもらうイベントの日です。寒い季節のため、主にウールの着物を用意します。
 参加人数が多いため、着物を全員着るまでがとても大変で、しかも廊下に出る際は寒くないように羽織やショールをしてもらっています。
 毎年展示室内で飾ってもらうのですが、今年は玄関ホールにお雛様を飾ってもらいました。

 しかし、肝心のお雛様が…写りませんね。このアングルだと。一応後ろの方に金屏風が少しだけ見えていますが、言われないと気付かないかも、ですね(汗)。

 という訳で、玄関ホールにお雛様が増えて、いっそうにぎやかになってお出迎えしていますので、是非ご来館の際は記念撮影をしてください。 

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金沢くらしの博物館〒920-0938  石川県金沢市飛梅町3-31(紫錦台中学校敷地内) TEL / FAX:076-222-5740
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