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ブログ(2014年1月)

2014年1月

初めての試み
2014年1月30日

 今年のお雛様は開館35周年記念ということで、通常の飾り方と大きく変えてみました。
 いつもは付属の雛段で横並びに飾るのですが、今回は大きな五段を作って御殿飾りを全部並べてみることにしました。が、雛段の大きさは把握しているものの、御殿の大きさをはかったことは今までありませんでした。
 とりあえず概算でだいたいの配置を予測しつつ、高さの違いに急きょ変更しつつ、少しずつ並べてみています。御殿に隠されてしまうゾーンも、実際に飾ってからでないと見え具合が分からないので、思ったよりも難航しています。段の幅や高さも、置いてみてから変更する事もしばしば。予想以上に時間がかかってしまい、無謀だったかもと思ってしまう瞬間もあります。
 でも、せっかくの企画展ですから、特別感を出せるようにしたいと思います。幸いゴールもだいぶ近くなってきましたので、あと一日頑張ります。

完璧です…!
2014年1月23日

 今日も小学校で朝から講座の準備していましたが、用務員さんたちに加勢していただき、いろいろとはかどりました。
 蚊帳を廊下の小窓にしばりつけるのをお任せしたら、もっと本物らしくしようと、背の高いパーテーションパネルを2つも持ってきてくださいました。おかげさまで初めて室内で蚊帳が自立しました。
 さすが本物を蚊帳を知る方々、見た目も完璧です!いつもは手でひっぱるので、なかなか高さや広さを再現できないのですが、こういう手もあるんですね。もちろん子供たちが入ったりするのも簡単にできましたし、蚊帳を持たなくてもいいので入り方の見本を見せてあげることもできます。あまりの立派さに思わず激写してしまいましたが、今後の参考にさせていただきます。

バトンタッチ
2014年1月20日

 小学校への出前講座では着物を着てもらっていますが、最近は代表の子供たちだけでなく、できるだけたくさんの子供たちが着れるように時間交代制にしています。
 これまで1クラスあたり4名しか着ていなかったのを、交代制で20名近く着る形にしてしまったので、着物の痛みも非常に早くなりました。去年仕立てた着物でさえも、脇の部分が少しずつやられているようです。
 という訳で、出前講座の最初の頃からの付き合いだった最後の一枚が引退することになりました。黄色い振袖はあまりなくて珍しいものだったのですが、何回縫ってもあちこち糸が切れてしまいます。去年ボランティアの方が丁寧に繕ってくださったのですが、もう寿命ということでしょう。今後は左の青い着物に頑張ってもらう予定です。濃い青色にオレンジの八掛(裏地の裾周り)と少々渋い配色ですが、幸い好評をいただいています。

密かに…注目を浴びてました
2014年1月17日

 昔の明かりの紹介で、有明行灯を展示してるのですが、子供達の視線は外より中を向いているようです。
 写真はその気になる中身です。中央にいる鳥さんがなんの鳥なのか、たまに質問があります。青色ですが頭に丸く色が入っているので、鶴ということにしてます。
 鶴さんのお仕事は、油皿の灯芯が動かないように押さえておくこと。これがないと、もし油皿が揺れた時に火のついた灯芯が落ちて火事になってしまいます。
 同じ役割を果たすだけなら、小石でもできますが、小さな美しい陶器を作るのが日本人ならではというところでしょうか。実は最初は置いてなかったのですが、「やはりこれがないと本当の使い方が伝わらない」ということで譲っていただいた物です。同じような物がなかなか見つからないので、大事にしていきたいと思っています。

あやしい風呂敷
2014年1月16日

 昨年度の出前講座から風呂敷も道具の一つとして紹介しているのですが、一辺2メートル近くあるため、なかなかその大きさを見せてあげることができません。今日はいいいい感じの手すりがあったので、2つに折ってかけてみました。
 そして紹介するたびに「泥棒の風呂敷だ」と言われることもだいぶ慣れてきました。しかし、風呂敷をあまり使わない現代に育った子どもたちは3年生になるまでに、「唐草模様=泥棒」の図式をいったいどこで覚えてくるのでしょう。
 先生に聞いてみたら、テレビで覚えてくるのではとのこと。アニメやコントなどで小道具として登場するようです。古典的な泥棒のイメージとして、そういう形で残っていく物もあるんですね。という訳で、くじけずに今日も紹介していきます。

親子で楽しく旗源平
2014年1月13日

 先日からの寒波で館の周りは雪景色となっています。そして今日は成人の日であり、毎年恒例の「着物で旗源平!」の日でもあります。成人の日は第2月曜日ですから、毎年違う日になるはずなのに、なぜかかなりの割合でこの日は雪が積もります。
 そんな寒い中で来て下さった子供さんたちに晴れ着を着ていただき、華やかな雰囲気に。今年は少人数なので、審判役の方の提案で、保護者の方も一緒になって遊び方を覚えて楽しんでいただこうと並んで座っていただきました。一家で遊び方を覚えてもらえれば、自宅でもサイコロを振って楽しむことができますので、こういうのもよいですね。
 最近は小学校の1年生の生活科で「昔の遊び」を勉強するので、学校で旗源平をすることもあるようですが、金沢発祥の遊びですから、博物館の講座がもう一度遊んでいただくきっかけになれば幸いです。そしていずれは博物館の遊び体験コーナーに旗源平を常設できればいいなと思っております。

ガスコンロ、入りました
2014年1月12日

 常設展示の第2展示室では、昭和30~40年代の生活を紹介していますが、今まで台所に電気コンロしかありませんでした。その電気コンロを置いたのもここ数年のことでして、全く火の気のない台所でした(汗)
 とはいえ、キッチンセットの雰囲気に合うガスコンロを見つけるのはとても難しいのです。昭和の時代を描く映画を見たりして、ホームセンターにあるアレじゃだめかな~とかいろいろ考えてしまうのですが、ついに見つかりました!
 正確にはコンロではなくガスストーブでしたが、「コンロ兼用」の文字が。しかも未使用品で、変色しまくった乾電池以外はとってもきれいでした。ストーブ部分を外すと写真のようにレトロなコンロになりました。
 本当は電気コンロではなくガスコンロに鍋をのせた方が雰囲気が出るのですが、せっかく手に入ったので、しばらくはこのまま飾らせていただきます。

うまい具合に入ってます
2014年1月9日

 今日から平日はほとんど小学校に向かう日が続きます。近くても周囲が大渋滞する地域もあり、いったい朝何時に出たら間に合うのか…と気をもむ日もありますが、今日はだいぶ前に着いてしまい、ゆっくりと準備させていただきました。
 会場が2階以上の場合は、先生や子供さんたちに手伝ってもらって運ぶのですが、要注意な品物も何点かあります。
 その一つがこの「トランク(革カバン)」です。中身を見せると、横向きのまま運んでいただけるのですが、どうしても取っ手で持ってしまうので、縦にされてしまうことも多々あります。
 動く柱時計をいただいたときに、どうやって持っていくかと悩んだのですが、過去にたくさんいただいたトランクがたまたまぴったりだったので、専用にしてみました。そして中身を出した後は、何食わぬ顔でトランクとして展示すれば、資料が1点増える訳です。
 基本的には資料の移動=プラケースなのですが、こういう方法もありですね。とはいえ、籐製のバスケットとかだとこうはいかないので、何かいい物があったらまた考えたいと思います。そうそう、小さなつづら(葛籠)にはしっかりと子供用の着物を入れています(笑)プラケースに入れるより湿気対策にもなりますし、やはり昔の物は丈夫で便利と感心する日々です。

ニューフェイス
2014年1月7日

 今年もまた小学校への出前講座のシーズンがやってきました。毎年ちょっとずつ物を増やしているのですが、すでに車の中がパンパンなので、なかなか増やせません。
 そんな中で、これなら入るかも!と思ったのが写真の「湯たんぽ」。湯たんぽというと金属製のイメージがありますが、古くは陶器でした。本当は古い物は形もだいぶ違うんですが、これなら子供たちも同じような形の湯たんぽを見たことがあるかもしれません。
 陶器だと割れてしまうのですが、すぐアツアツになってタオルとかでくるまないとやけどしてしまう金属に比べると、優しくあっためてくれるはずです。
 幸い無事に入れることができましたので、今年のニューフェイスとして活躍していただく所存です。

昔懐かし置き薬箱
2014年1月4日

 毎月毎月老人福祉施設で民具を移動展示しているのですが、今回は久々に薬箱を出してみました。富山の有名な「配置薬」ですね。何点か所蔵していますが、悩みは中身があまり入っていないこと。基本的に使わなくなった物をいただくわけですから、きっと配置薬の契約をやめた時に中身は処分されたんでしょうね。たまに、箱の側面に薬の種類が書いてあったりするので、なるほどなるほどと読んでみたりしています。
 そんな薬箱たちですが、中身が入ったままいただけることがありますので、ここぞとばかり写真を撮りまくってしまいます。富山に行くと今もレトロパッケージを手に入れることができたりしますが、やはり本物が一番。
 しかし、中に薬を入れなくなってかなり時間が経っているはずなのに、どの薬箱も引き出しを開けると薬の匂いがぷーんとします。という訳で、移動展示の時はケースがありませんから、薬箱の匂いも懐かしんでいただけるように、引き出しを少し開けてみたりしています。

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