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ブログ(2014年2月)

2014年2月

これで髪形もばっちり!?
2013年2月21日

 先月、いただいたべっこうの櫛とカンザシ。譲って下さった方に小学校に行っているという話をしたら、「今の小学生はべっこうのクシやカンザシを見る機会がないと思うので、是非つけて見せてあげてほしい」ということになりました。

 確かに毎回着物姿に着替えておりましたが、髪形は特にこれといったものがありませんでした。せっかくなのでこっそりと先月から試行錯誤。
 ところが、カンザシはいいのですが、問題は櫛。実はけっこう重たいので、中途半端な挿し方をすると下がってくるのです。もともと日本髪に結った頭の上にまっすぐ挿す物なので、横に挿すにはバランスが非常に悪いのです。おまけにヒビが入っておりまして、長時間挿していたらいきなり割れてする~んと落ちることも2回ありました。勉強も兼ねてニカワで元通り接着して使っています。
 いろんな方からアドバイスをいただき、できるだけ櫛を上向きに挿して、ヘアピンで落ちないように留めておくという形に落ち着きました。そして使わない時は櫛だけ丈夫な名刺入れの中で保管しています。
 ちなみに残念ながら本物のべっこうではありません(たぶん)。どちらも最初からヒビが入っておりましたので体験用としておりますが、しばらくは学芸員自身が気をつけて使って行きたいと思います。でも、その前にもう少し髪を伸ばさないといけません。ある程度ボリュームがあればもっとしっかり櫛も挿せるはずですので、実際に使いながらいろいろ試していきたいと思っています。

ほんの遊び心
2014年2月18日

 小学校での着物体験は髪形まではいじっておりませんが、たまたまちょうどいい髪形の生徒さんがいたので、髪飾りをつけさせていただきました!
 いつもは予備のかんざしとか持ち歩いていないのですが、最近出前講座の時にかんざしをつけている関係で、ポーチの中にいろいろ入れてました。しぼりの方はリボン風に結んでみましたが、なかなかいい感じです。
 かんざしはどうしても先っぽが出てしまうので、短時間で外させていただきましたが、出前講座で忙しい中ちょっと楽しませていただきました。ご協力くださった生徒さんたち、ありがとうございました。

いい感じの足元
2013年2月14日

 小学校の出前講座、ようやく折り返し地点をだいぶ過ぎてきました。朝早い出番にもだいぶ慣れてしまい、かなり早めに小学校に着いてゆっくりと準備する傾向にあります。たまに開始時間を間違えてぎりぎりになってしまって焦ることもありますが(汗)。

 さて、いろんな学校で着物や下駄体験をするのですが、制服の学校は白か紺・黒色の靴下を履くみたいですね。左の写真はそんな紺色の靴下が冬の別珍足袋風にいい感じの味を出していたので、思わず撮らせていただきました。
 右の写真みたいに裸足になって履いてくれる生徒さんも多数います。ちなみに彼は長ズボンでしたが、着物からはみ出た裾をわざわざめくってくれました(ナイス!)。
 ただ、現代っ子はあまり履く機会がないので、上手に親指と人差し指の間に通すのが難しいみたいです。そして3年生でも大きい子は昔の大人物の下駄でぎりぎりOKな生徒さんもいます。3年生なら身長的には昔の大人より小さいぐらいかなと思ってるのですが、今の子は大きく育ちますから小さい内から足が大きいみたいですね。鼻緒をゆるめるだけでもだいぶ違うので、下駄を入れ替える際には頑張ってゆるめてみたいと思います。

手作りの御殿とおもちゃ
2014年2月6日

 先日新聞でご紹介いただきました大正時代の御殿飾り。当館では初公開なのですが、とても手作りとは思えない完成度です。
 この時代の御殿飾りの特徴は、柱を一本一本分解できるぐらい細かいパーツが多いのですが、こちらの御殿はがっちり組み上がっていて分解できません。その代わりにゆがみも少ないまま保管されていました。
 そして注目すべきは一緒に飾られる品物の点数の多さです。当時遊んでいたおもちゃなどもありますので、世相を見ることができます。一番下の段に飾っている日用品のおもちゃは、木製の物は御殿と同様に手作り品であるため、とても貴重な物です。かなり手先が器用な方だったんだろうなぁと思っております。
 ちなみに大正末期ぐらいから簡単に組み立てるタイプの御殿飾りが登場し、色鮮やかな物が増えていきます。戦前は黒塗りの地味な感じの物が多いのですが、戦後は赤く金色を多用していきます。こういう移り変わりは着物などにも見られますので、時代によって大きく考え方が変わっているのだなぁと感じます。

湯たんぽ作戦大成功
2014年2月4日

 小学校の出前講座で、たった一つだけ本物の食べ物があります。写真を見て即答できる方は、一定年齢以上の方だけかと思いきや、意外にも「おばあちゃんが使ってる」と言う小学校3年生の方もおられます。
 毎回小学校で削って見せているので少しずつ小さくなってしまうのですが、悩みは上手に削れない事。説明書には温めて使うとよいとありますが、毎回電子レンジを使う訳にはいきません。実は昨年度数回電子レンジで温めたら、大きくひび割れてしまいました(汗)。
 ふと思いついたのが、電子レンジで使うタイプの湯たんぽ。自宅で愛用している物なのですが、ビニール袋に入れた鰹節を湯たんぽで準備中に1時間程温めてみたら、ほんのりぬくくなりました。冷え切った状態に比べると、ずいぶん削りやすくなりましたので、大成功と言えましょう。

 追記:後日、電子レンジで温める際に、濡らしたキッチンペーパーでくるんで温めた所、非常に快適に削れました。ある程度湿り気も必要なんですね。と、今後のためにメモしておきます(笑)。

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