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ブログ(2014年8月)

2014年8月

夏休みの宿題、ぎりぎりセーフ?
2014年8月30日

 先月末に「さんちゃん」かかしを取材していただいた際に、「くらっしー」もいつか作るという発言をしてしまいました。折しも夏休みの真っ最中。夏が終わるまでには完成しないと~と思いつつ、なかなか進みませんでした。
 その原因は、二次元デザインをどうやって三次元にするか、でした。「さんちゃん」は帽子の塔が四面体なので、体もすぐ四面体にしやすかったのですが、「くらっしー」は頭にちょこんとついてる尖塔の立体化がとても難しいのです。
 悩んで悩んで、ミニ帽子という結論にたどり着きましたが、次は配分とサイズが問題に。思い切ってえいやっと小さくしてみたら、意外にもいい感じに。という訳で、まずは頭を全面に瓦屋根にして、ちょこんっと塔のミニ帽子を被ってみていただきました。

 少々腕が太くて長い感じは否めませんが、イラストにだいぶ近くなったかと思います(汗)。
 まずはさんちゃんと一緒に記念撮影。さんちゃんの帽子が長過ぎたことに気付きましたが、かわいいのでそのままにしておきます。
 当面は第1展示室にてお客様のご案内をお願いしました。色的にどうしても浮きますが、古い台所用品をバックに立つ姿がしっくりきています。大きなかかしは作れませんでしたが、とりあえず宿題の半分は無事に終わったので、展示替えが終わったら頑張りたいと思います。

ただいま細工中
2014年8月27日

 来月から始まる特別展「ぼくの着物、わたしの着物」まであと一週間を切り、細かな準備作業に追われております。
 本日の課題は「裃(かみしも)」。単に裃だけ飾るべきか、中に着せるべきか、悩んで写真の姿に相成りました。どちらも当館では数少ない江戸時代末期のものなので、非常にしっくりきております。
 ちなみに2~3歳ぐらいのサイズなので、「袴着(はかまぎ)」の儀式用かな~などと思ったりします。今は5歳の男の子が一般的ですが、ず~っと昔は3歳から7歳の間でよかったらしいです。ただ、諸説があって江戸時代はもう5歳が一般的になったとの説もあります。
 しかし、写真ではうまくお伝えできませんが、非常にラブリーなサイズです。いくら江戸時代の人が小さかったとしても5歳用には見えないし、中の着物は一つ身なので、0歳~3歳ぐらいのコーナーで飾る予定です。

扇風機、入りました
2014年8月19日

 最近レトロな家電をいただくと、セスキ水などでさらにきれいにクリーニングする習慣がついてしまいました。とはいっても、職員さんにお願いして磨いていただくんですが、洗剤の力で油汚れが簡単にきれいに取れてしまい、新品同様の姿にまで戻してしまっています。
 使用感があった方が博物館らしいかも…と思いつつ、そのまま保管して長い時間が経つと油汚れが変質してもっと変な色になってしまうかもという思いもあります。
 「えっそんな色だったの!」と驚くほどまで洗ったらきれいになったという事実はさすがにありませんが、本来の姿を見ていただくためということで、当面はできるだけきれいにしたいと思います。
 さて、昭和30年代前半の扇風機をいただきましたが、注目すべきポイントはレトロな正面ではなく、後ろにありました!

 「首振」「停止」ボタンの間のダイヤルには「15°」から「90°」まで15度ずつの数字があります。ということは、設定すれば好きな角度(横幅)で左右してくれるということになります。ということは、15°だったら小刻みに首振りするんでしょうか?想像するとちょっと楽しいです。
 まだ動くそうなのですが、中までは掃除できなかったので、また今度の機会に試してみたいと思います。
 そしてうっかりしていたのですが、動く扇風機(現代物)が入っているばかりに、昭和30~40年代の展示室に当時の扇風機を飾っていなかった事実が判明しましたので、さっそくちゃぶ台の坊やに向けてセットさせていただきました。という訳で、今月いっぱいは実物を見ていただけると思います。

キャンペーン無事に終了
2014年8月14日

 先月より行っておりました「イメージキャラクターキャンペーン」ですが、本日ついに200名を達成しましたので終了させていただきました。お盆ということで家族連れが多く、予定より早く終わる形になりました。
 さて、マスコットとして立っていてくれた「さんちゃん」。しばらくは館内をうろうろする予定です。とはいえ、片隅にこっそり座っても目立ってしまうので、まずは第2展示室でお部屋の案内をお願いいたしました。
 あとは第1展示室にくらっしーが入ればばっちりなのですが、かなり立体化に難航しておりますので、まだ時間が必要になりそうです。
 しかし、今日も金沢は涼しい風が吹いているので、館内は快適な空間になっております。この時期にしては珍しいと思うのですが、冷夏になると農作物に影響が出ますからほどほどであってほしいと願ってます。

肩上げと腰上げのなせる技
2014年8月8日

 来月の特別展に備えて、過去にいただいた着物の整理をしています。今回は子供着物が中心なのですが、戦前の物を中心に出したいと思っています。戦後の物も素敵なのですが、がらっと色合いなどが変わるので、その違いを実感していただければ幸いです。

 さて、写真の着物なのですが、かなり小さいのに袖が長いな~と思っていたら、腰上げの下にもう一つ腰上げがありました。
 普通は大きくても30センチぐらいしか上げないのですが、腰上げ×2ということでかなり短くなっています。肩上げも大きめです。
 なので、写真のままだと5歳ぐらいのサイズなのですが、全部ほどいたら10歳ぐらいになっても着れそうです。
 こういう時に着物の知恵を実感します。洋服は小さくできないので大きくなったら着れなくなりますが、着物は上げをほどけば着れます。洗い張りなどでほどいたら、さらに内側に残してある生地を表に出して、大きくすることもできます。
 昔も今も着物は高級品なので、そうやって大事に着てきた訳ですが、考えたら洋服よりもずっと長い時代着られてきたんですよね。そんな着物の良さを紹介できるように頑張りたいと思います。

四万六千日のとうきび
2014年8月5日

 毎年旧暦7月9日は東山の観音院で「四万六千日」の法要が行われます。新暦では毎年違う日(今年は8月4日)なのですが、日が近づくと市内のあちこちに案内の紙が貼りだされ、今年も近づいてきたなと実感します。

 この日にお参りするとたった1日で「四万六千日」もお参りしたのと同じ御利益があるとされています。東京ではの浅草寺のほおずき市が有名なようですね。
 金沢では、この日に祈祷されたとうきび(とうもろこし)を買い求め、玄関の軒先に飾って家内安全・魔除けとする風習があります。なので、東山の街中を散策すると時折民家の玄関先にとうきびを下げているのを見かけます。という訳で、博物館の玄関先にも飾ってみました。

 なお、毎年お参りの際に古いとうきびを持っていくのだそうで、手提げにとうきびを入れて観音院に向かわれる方をたくさんお見かけしました。
 そんな風景を求めて東山をうろうろしたら、徳田秋声記念館さんのブログで拝見した、癒しの郵便ポストが!!思わず激写してしまいましたが、見事な造作ですね。時々内容が変わるそうなので、東山に行った際には前を通ってみたいと思います。

金石の夏祭り
2014年8月1日

 今日から3日間、金沢市内の海沿いの町「金石(かないわ)」で夏祭りが行われます。初日は大野湊神社から「真榊台」が出発し、二人の神様を乗せた神輿がそれぞれ出発します。写真はお宮さんを出て橋を渡った所です。
 先週行った大野の夏祭りでは、神輿の担ぎ手は全身真っ白の装束でしたが、ここでは脚絆に絵が入っていてとてもカラフルです。大木遣を唄いながら歩いて行くのですが、いいお声を聞きながらずっとお供していると「よーいとーこ、よーいとこーだ~」とサビをついついくちずさんでしまうほどです。

 金石往還と呼ばれる広い道路には各町の太鼓や曳山がずらっと並んで神輿が来るのを待っていました。今年は2年に一度の獅子舞も出て、かなり長い行列となっています。
 左の写真が太鼓で、右が曳山なのですが、太鼓台は22基、曳山は17基もあり、金石の中にかなりたくさんの町があってびっくりするほどです。曳山の造形も見事で、文化の高さを感じさせられます。今回ははビデオ撮影が中心だったので、あまりきれいに写真が撮れなかったのが残念ですが、明後日また見に行きますので、できるだけいっぱい写真を撮りたいと思います。

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