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ブログ(2014年9月)

2014年9月

香りに包まれるひと時
2014年9月29日

 駐車場のそばにある金木犀がいつのまにか咲き誇っていました。かなり大きな木なので、あたりにはいい香りが漂います。

 とはいえ、駐車場に近づかないと分からないので、車で来館された方の特典というところでしょうか。
 残念なのは咲く期間が短いこと。気づいた数日後には散ってしまうこともあります。できるだけ長く咲いていただきたいものです。

獅子舞めぐり
2014年9月25日

 23日にお邪魔した大浦では、秋祭りに獅子舞を毎年出しています。奴行列と神輿が出発した後に獅子舞も町内を回るので、写真を撮らせていただきました。
 初めて金沢の獅子舞を見たばかりの頃は、棒振りと獅子頭や蚊帳の大きさにばかり目が行ってしまいましたが、獅子の動きも最近は注目して見るようにしています。というのは、正面から撮った写真だと分かりにくいのですが、蚊帳と獅子頭の間はけっこう間があるので、4人ぐらい並んでいるのです。頭を持っている人の肩に手を当てるなどして、動きを合わせています。

 左は東蚊爪の獅子舞ですが、大浦が黒い獅子頭なのに対して、こちらは青緑色っぽく見えます。ちなみにこの時は棒振りが二人いたのですが、獅子が小さくなってしまうので、アップにしています。
 右は直江町で、獅子頭はほぼ白木のままのようです。
 3つとも同じ日に開催しているので渡り歩く形になりましたが、近い地域なのにいろいろな違いがあって面白いです。写真で魅力を伝えるのは難しいのですが、ビデオ撮影もしましたので、何らかの形でご紹介したいと思っています。そのためにも今年はできるだけたくさんの市内のお祭りを見に行く予定です。

奴行列
2014年9月23日

 今年は大浦町が5年に一度の大祭ということで、見に行ってまいりました。大祭には神輿が出るのですが、海沿いの地域には神輿と一緒に「奴行列」も出るのです。去年金沢市の文化財に指定されましたが、毎年行う地域と数年に一度の地域があり、まだ見ていなかった大浦町はどうしても行きたい場所でした。
 ここでは神輿が来ると道路にムシロを置いて数軒単位でお参りし、巫女舞が行われるので、非常に丁寧な形となっています。
 ちなみに「奴行列」は神輿の先導役ですが、江戸時代の大名行列の先頭を歩く「奴(やっこ)」が本来の姿で、挟箱や毛槍などを持ってパフォーマンスをします。昔は道具を投げ渡したといいますが、今も投げ渡しているのは一部の地域だけです。挟箱は高くかかげて振ったりしますが、いい音がするように古銭などが入っているそうです。

 左の写真が大浦の奴ですが、顔を白く塗っています。右はすぐ隣の東蚊爪の奴で、地色に白を使いながらも青がアクセントとなっています。夏祭りで奴が出る地域はあまり化粧をしないのですが、秋祭りはいろいろな化粧が見られます。
 この二つの地域は挟箱(交代・素手)が先頭に立ちますが、他の地域では「音頭取り」一人が先頭に立って掛け声を出したり、誘導します。
 ともあれ、これで金沢市内の奴行列をすべて見ることができましたので、いつか館のHPに写真ギャラリーを作って紹介したいと思います。そしていつか展示で紹介できればと思います。

御山まつり
2014年9月21日

 博物館があるのは「飛梅町」なのですが、かつては「石引3丁目」でした。平成12年に旧町名が復活してだいぶ経つのですが、小さな町なのでどこか分かりにくいようで、道案内する時につい「石引にあります」と言ってしまいます。
 「石引」の地名は、金沢城の石垣に使う戸室石を運んだ道に由来しますが、その石を運ぶのを再現した「御山まつり」が現在も行われています。ちなみに今年で第34回だそうです。
 下馬地蔵のある下馬広見を出発した石曳きは商店街を通っていきますが、子供たちが交代でひっぱっていきます。

 バス停を過ぎて大学病院前に来ると、ステージが作られ、屋台が並んで非常ににぎやかになります。子どもたちはこの手前で終了して屋台などを楽しみ、大人だけで石を運んでいきます。
 石を曳く時は、丸棒を並べてその上を滑らすようにしていくのですが、後ろに出てきた丸棒をリレーして前に回し、再び置くというやり方をしています。道中拝見させていただきましたが、置くタイミングや曳く方向をうまく合わせるのが大変そうでした。
 石曳きのゴールは中学校もとい博物館正面です。毎年校門を入ってくるのは拝見していたのですが、道中を見るのは意外にも今年が初めてでした。この後もう一度石引商店街に戻り、踊り流しや神輿も拝見しましたが、盛りだくさんでした。地元のお祭りなので、これからはできるだけ見に行きたいと思います。

上野八幡秋祭り
2014年9月14日

 博物館の前の道を湯涌に向かって進み、天徳院を過ぎて少し行った所に上野八幡神社があります。通りからちょっと入った所なのでわかりにくいですが、今年は金沢市の民俗文化財「餅つき踊り」が奉納されるということで、見に行ってまいりました。
 お宮さんからスタートして旧上野町を回っていくのですが、2~3軒ごとに踊りをするので、いろいろな踊りが見られます。「七草」(正月)、「神楽囃子」(春祭)、「神鳴」(夏)、「豊年」(秋)、「玉兎」(冬)と四季を表す踊りがあり、曲の終わりは「早搗」で納めるそうです。曲によっては、軽快な演奏に合わせてキネをすばやくくるくる回すなどしたり、時には餅をひっくり返したりと、身飽きません。終わると大きな拍手が贈られます。

 「餅つき踊り」は2年に一度、そして「獅子舞」は3年に一度なのですが、今年はたまたま両方が出る年でした。
 金沢の獅子舞の特徴は「棒振り」と巨大な「獅子頭」と胴体の「蚊帳」です。獅子を横から撮ろうとすると、写真のように画面いっぱいとなってしまいます。蚊帳には牡丹が描かれていることが多いのですが、大きさだけでなく絵の見事さも見ていただければと思います。
 棒振りは「シャンガ」を被って木製の武器を持ち、武術の技で獅子を討ち取るのですが、一人でする場合と二人や三人で息を合わせて行う場合があります。子どもから大人まで交代で行うのですが、やはり高校生や大学生あたりから身のこなしが非常に素早くなってきて、見ごたえがあります。
 いよいよ秋祭りもあちこちで行われるようになりますので、今年はいろいろ巡りたいと思います。

ついに揃いました
2014年9月13日

 今月頭の新聞記事で「中旬には作りたい」と言ってしまったため、展示替えが終わった翌週からかかし作りが始まりました。
 しかしながら、さんちゃんを作った時と比べて細かいパーツが多く、下線もたくさん必要で、展示替えの後片付けと並行していたら、あっという間に日が経ってしまいました。
 今日こそは絶対完成させる!と気合を入れた結果、なんとか夕方には組み上がりました。これも職員さんの協力あってこそ。この数日間の加勢に感謝しまくりです。
 1ヶ月以上一人で立ってもらっていた「さんちゃん」。小さい子を夜に一人で放置するようで少々心が痛んでおりましたが、今夜からは「くらっしー」が一緒なので、安心して門番をお願いできそうです。
 夜はまっくらかと思いきや、ちょうど正面にある手押し式信号の外灯が明るいので、意外にもうまく照らされて存在感を感じることができます。もちろん来館の際には目印にもなります。お客様をかわいく迎えていただきたいと思います。

風に吹かれてゆ~らゆら
2014年9月6日

 今日から特別展が始まりました。テーマは子供の着物なのですが、所蔵点数が多くて飾り切れなかったので、一部は玄関ホールに吊り下げてみることにしました。当初は虫干しをイメージしてぎゅうぎゅうに飾るつもりでしたが、なんだか玄関が暗い感じになりそうなので、試しに間を置いて吊り下げてみたら、風に吹かれてくるくる回るのがいい感じになりました。

 という訳で、調子に乗って点数を増やしましたので、写真の2倍の着物が吊り下げられております。実はこれ、前々からやってみたかったことの一つなのです。こういう時に天井が高い建物でよかったと思います。玄関ホールの天井の木目が四角く配置されているのもありがたく、計ったように似た間隔で配置できました。
 玄関の入り口には着物の代わりに女の子用の兵児帯としごきを吊り下げてみました。体験用の兵児帯は絞りで模様が入っていますが、昔はこのように水玉の物もあったのです。ばらばらだと広がりがいまいちなのでくっつけてみましたが、カーテン状(?)になって、目立ちやすくなったかと思います。
 玄関ホールはフラッシュ撮影OKですので、来館の際にはぜひ記念撮影をしていただければ幸いです。

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金沢くらしの博物館〒920-0938  石川県金沢市飛梅町3-31(紫錦台中学校敷地内) TEL / FAX:076-222-5740
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