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ブログ(2015年2月)

2015年2月

赤い壁の座敷を求めて
2015年2月26日

 来月の企画展のタイトルは歳時記なのですが、やはり金沢の町家文化も紹介したい!と、ベンガラ塗りの赤い座敷がある金沢湯涌江戸村にお邪魔して撮影させていただきました。写真は山川家の座敷で、4月上旬頃までおひなさまを飾っているそうです。
 成巽閣の群青の間も有名なのですが、どちらかというと裕福な所で使われた色なのです。仕事柄、古い町家にお伺いさせていただくことも多いのですが、赤い壁の座敷を拝見する度に金沢の町家の特色を実感しています。
 学芸員は県外出身なので、初めて赤い壁を拝見したときはびっくりしましたが、冬になってどんよりとした曇り空で室内が暗い日々が続く時にこそ、赤い壁の暖かみのある色合いのよさを感じます。金沢に来られたときはぜひこの赤い壁もご覧いただけたらと思っています。

おひなさまと金花糖
2015年2月20日

 金沢のひなまつりといえば、金花糖。金額によっていろいろな大きさがあるのですが、博物館では非常に豪華な金花糖を飾らせていただいています。
 毎年記録写真を撮ってはいるのですが、絵になりそうな写真というのは実は撮ったことはなかったのです。というのは、たいてい七段飾りの一番下に飾るので、おひなさまと金花糖が離れてしまい、一緒に写そうとすると、写真の上と下に分かれて小さく写る形になってしまいます。
 しかし、今年初めて、平段飾りしてるなら一緒に撮れてしまうではないか!と気づきました。閉館後に床に転がって低いアングルで撮影したのが写真のものです。でも、あまりにも近づきすぎたので、ピントがちょっと甘くなっております。金花糖にあわせるとおひなさまがぼけて見えないし、と妥協したのがこのあたり。でもいい感じですね。
 という訳で、HPの金沢のくらしコーナーの写真も入れ替えてみました。ただ、普段はほこりよけのためにセロファンを被せておりますので、ご了承ください。

小さな加賀毛針の世界
2015年2月16日

 来月の展示が迫ってるというのに、今頃チラシの写真を用意しています(汗)。
 夏の風物詩をどうしようかと悩んだ結果、伝統の加賀毛針(鈎とも書きます)を選んだのですが、鮎用の釣り針ですから、かなり小さいので、撮影に手間取っております。
 最初に白バックで撮ってみて、次に黒バックで撮ってみてと、机の上であやしい作業を繰り返しておりましたが、黒に軍配が上がりました。
 肉眼だとよく見えないのですが、拡大してみると細かな色がたくさんあるのに気づかされます。材料に鳥の羽根を使っているのですが、いろいろな毛針がケースにずらっと並ぶと彩りの豊かさに驚かされます。ちなみに天気や場所によって毛針を使い分けるとか。鮎釣りの世界の奥深さを思い知らされます。

大乗寺涅槃会の団子まき
2015年2月14日

 旧暦2月15日はお釈迦様がなくなられた日なので、2月15日もしくは3月15日前後に「涅槃会」が行われます。今回お邪魔した野田山の大乗寺は、毎年2月14日に行うそうです。
 初めてお伺いするので、お昼少し前からお伺いし、法要が見やすい場所に待機。開始時間が近づくと、たくさんの方が来られてどんどん場所が埋まっていきます。
 13時から始まった法要がつつがなく進み、やがて終わりが近づきますと、気づけばさらに人が増えていました。その手にはビニール袋がちらほら。法要後の団子まきがお目当てのようです。

 今回は撮影が目的とはいえ、やっぱ少しはほしいな~と思うのが人情。なのにこんなときに限って、いつも持っている買い物袋を忘れてしまいました(汗)。ちなみに志を少し納めれば、小袋に入ったお団子をいただけます。
 しかし、団子を巻くのは1ヶ所だけとは限らず、なぜかすぐ後ろでも大量に巻いていたので、体に当たって痛かったです。撮影が目的だったはずなのですが、いろいろ揉まれまして、なんとかうまく編集するほかないかな~という感じです。というか、団子が高速で飛んでいきますので、ビデオではなかなか映りません。
 でも、なかなかすてきな団子でした!残念ながらすぐ割れてしまうそうなので、写真を撮って残したいと思います。そして、できたら来年もう一度行って、頑張って撮ってきます。

いざ…出陣!
2015年2月13日

 来月の企画展は金沢の歳時記ということで、現在展示している獅子頭の代わりに棒ふりを展示することにしました。
 とはいうものの、実は博物館には棒ふりの完全なセットはないのです。シャンガは市内南部でいただいたもの、装束は市内西部でいただいたもの、そして持ち物は中心部の薙刀(なぎなた)を組み合わせてできたのが写真の姿です。かなり華やかな衣装ですが、本来は武術なので、白い道着に紺系の袴が多いです。剣道着をイメージしていただた方がよいかもしれません。
 後は勇ましく動いて…くれないので、この一年間で撮りためたビデオを編集して見ていただく予定です。ビデオを編集して気づきましたが、やはり地域によってお囃子や所作がだいぶ違いますね。今回は3ヶ所の映像しか紹介できないのですが、いずれはもっとたくさんの地域をお見せできるように編集していきたいなと思っています。ただ、まだ撮影していない地域もありますので、まだしばらく時間がかかりそうです。

体験講座「福笑いを作ろう!」
2015年2月8日

 昨日今日と予報最高気温10度と3月上旬並みの気温が続き、館内の寒さも少しだけ和らいでいるようです。今日はあいにくの雨でしたが、子どもたちは元気いっぱいに福笑いを作って、遊びも楽しんで行ってくれました。
 左の写真が館で用意した見本なのですが、こちらが書くておくのは下線だけ。ということは…加賀八幡起上りのラインを使えば、あのご当地キャラクターもできる!ということで、「ひゃくまんさん」大人気でした。でも、本物は模様が多くて大変なので、好きな模様だけを描く形にして思い思いの姿が完成しました。
 ちなみに左の写真のもう一枚は七福神の「恵比須さん」でした。釣竿とタイで分かっていただければうれしいです。今年初めてのイベントでしたので、どんな絵がいいか相談しつつ、まとまったのがこの2つでした。一応、好きな絵を描けるように白紙も用意し、どちらも役立ってほっとしております。
 どちらかというと絵手紙風を目指したので、ちょっと絵心のある方はこの画像を参考にしたら、簡単に作れるかもしれません。個人的には恵比須さんのタイがお気に入りです(笑)。

宇多須神社節分祭
2015年2月3日

 東山の茶屋街奥から少し北に進んだ所にある宇多須神社。節分祭に芸妓さんが出るということは、前々から聞いていたのですが、今年初めて見に行くことができました。
 しかし、なかなか見れない芸妓さんの舞があるということで、1時間近く前から本殿前の境内は人でいっぱい。もっと早く来るつもりだったのに…と思いつつ。カメラマンの後ろからなんとか撮影することができました。本当は生で見たいのですが、よそ見するとビデオカメラがふらつくので、画面越しに拝見。それでも芸妓さんのすばらしい舞を満喫できてよかったです。
 舞が終わると、本殿下の広い境内に降りて、豆まきの時間。すでにたくさんの人がいらっしゃるので、遠巻きに撮影してましたが、すぐ横に飛んでくる豆にとびつく人たちを見てると、やはりほしくなってしまいます。「もうこれで十分撮った!」とばかりに撮影を止めて、豆拾いに専念した結果、無事に手に入れることができました。芸妓さんだけでなく、神社の方もまかれたりしますので、かなりの数の豆が境内にまかれたようです。
 運のよい方は豆の中に特別な物が入っていたり、景品と交換してもらえるそうです。ただ、たくさんの人にもまれてぎゅうぎゅうになりますから、行かれる際にはご用心下さい。

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