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過去の企画展(平成21年度)


企画展
 「赤ちゃん〜昔の子育て〜」
 平成22年3月13日(土)〜6月6日(日)

【趣 旨】
◆企画展◆
・「赤ちゃん〜昔の子育て〜」
 (第3展示室)

 赤ちゃんの誕生、すなわち出産は母親だけでなくその家族にとっても重大な出来事です。妊娠すると、戌の日の腹帯、無事に子供が生まれるように願う「ころころ団子」など、さまざまな願いがさらにこめられます。そして誕生後も、初産帰り、食い初め、初節句などいくつも儀礼が行われ、赤ちゃんが無事に成長するまで、大切に育てられます。
 今回は主に資料を中心にこれらの儀礼(産育習俗)について紹介します。また、赤ちゃんを入れた「つぶら」やねんねこ袢纏など、昔の子育てで見られた道具や、初産帰り帽子、背守り着物、一つ身着物(0〜2歳用)なども紹介します。

イメージ「産湯」
つぶら
展示の様子
番外編として、第4展示室でも初産帰り帽子と子供用紋付着物を展示しています。
第4展示室

【主な展示品】
・安産守、腹帯、ころころ団子、初産帰り帽子、背守り着物など  47点
・イメージ展示「産湯」「つぶらの赤ちゃん」「妹をおんぶ」    3点
                                   計50点

◆季節展示◆
・「雛飾り展」(第3・第1展示室)
 平成22年2月6日(土)〜4月4日(日)
  ※企画展と開催期間が異なりますので、ご注意下さい。

 お雛様を飾る季節になりました。当館で所蔵する江戸時代後期から昭和40年代のお雛様を紹介します。
 今回はできるだけたくさんお雛様を出すために、第3展示室だけではなく、第1展示室も使用しています。こころゆくまで愛らしいお雛さまをご覧下さい。また、金沢ならではのお供え物「金花糖」も紹介します。
・内裏雛  2点
・御殿飾り 5点(内1点は初公開)
・屏風飾り 4点(内1点は初公開)
・水引雛  1点(個人所蔵品)
・変わり雛 1点
・金花糖  2点(他にお供え物として飾っているものもあります)
      
展示入口
第3展示室

第1展示室
左の御殿飾りと右端の屏風飾りは、今回が初公開です。

◆ミニ展示◆
・「春のくらし」(第1・2・4展示室)
 タイトルは「春のくらし」ですが、衣食住にまつわる昔の道具を改めて紹介しています。また、冠婚葬祭コーナーでは企画展「赤ちゃん」の番外編(初産帰り帽子・紋付着物)や花嫁のれん、職人道具コーナーでは九谷焼・大樋焼の生産道具を紹介します。
      
 第1展示室では「衣」をテーマに、昔よく見られた絣の着物や下駄、カッポリ、カンカン帽、蛇の目傘などを紹介します。
着物など

 第2展示室では「食」「住」をテーマに、昔の台所道具や夜着、旅行カバンなどを紹介します。
夜着・カバン

 第4展示室では、冠婚葬祭(花嫁のれん)や九谷焼・大樋焼の生産道具を紹介します。
花嫁のれん
大樋焼生産道具
【主な展示品】
・第1展示室―藍染絣着物、カッポリ、蛇の目傘など    24点
・第2展示室―パン焼器、夜着(布)、旅行カバンなど    15点
・第4展示室―初産帰り帽子・紋付着物、花嫁のれんなど  16点
・第4展示室―九谷焼・大樋焼製作道具   72点

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企画展
 「火消し〜昔の消防〜」
 平成21年12月12日(土)〜平成22年3月7日(日)
   ※年末年始休館 12月29日〜1月3日

【趣 旨】
◆企画展◆
・「火消し〜昔の消防〜」
 (第3展示室)

 火消しは江戸時代に作られた消防組織ですが、その中でも加賀藩の火事装束は日本一派手といわれました。近代に入ると消防組が作られ、昔からの道具に加えてさまざまな消防ポンプが使われるようになりました。戦後は消防団と消防署に分かれましたが、加賀鳶の「はしご登り」の伝統は今も正月の風物詩として受け継がれています。
 今回は江戸時代の火事装束、昭和初期(戦前)の消防組の装束、戦後の消防団の装束、そして昔の消防ポンプ等を紹介します。

火事装束
消防ポンプ

【主な展示品】
・江戸時代の革羽織・武士の火事装束   4点
・昭和初期の消防組の装束・写真など  11点
・戦後の消防団の装束・梯子登用法被など 6点
・消防ポンプなど他   9点
                       計30点

◆季節展示◆
・「天神堂展」(第3展示室)
 男の子が生まれると母方の里から贈られた「天神さん」を年末から正月にかけて飾り、成長と学問成就を願う風習を紹介します。この風習は各地で行われていますが、金沢では天神堂や掛軸が飾られています。また、正月の風物詩として旗源平、軍配餅や初夢枕絵などを紹介しています。
      
天神堂
旗源平

【主な展示品】
・天神堂           5点
・天神(掛軸・像)      5点
・旗源平・正月の風物詩など他 3点
・初産帰り帽子・袱紗など他  9点
                       計22点

◆ミニ展示◆
・「冬のくらし」(第1・2・4展示室)
 主に冬に使われる生活用具を紹介します。また、冠婚葬祭コーナー、職人道具コーナーも3ヵ月ごとに展示替えをして、新資料や和菓子・麩の生産道具を紹介します。
      
 第1展示室では、戦前の冬のくらしを中心に紹介します。
炬燵など
冬らしい座敷
体験コーナー(桐火鉢・ころころ炬燵)

 第2展示室では、雪にまつわる道具や冬の遊びを紹介します。
雪が降ったら
こたつ
豆炭あんかなど

 第4展示室では、冠婚葬祭(新着資料あり)や和菓子・麩作りの道具を紹介します。
初産帰り帽子
和菓子制作道具
【主な展示品】
・第1展示室―箱膳、白金懐炉、炬燵など         25点
・第2展示室―コシキダ、竹スキー、豆炭あんかなど    25点
・第4展示室―初産帰り帽子(新着資料)、花嫁のれんなど 10点
・第4展示室―和菓子・麩製作道具   40点

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特別展
 「紋付着物の世界
 〜藤村コレクション〜」
 平成21年9月12日(土)〜12月6日(日) 会期中無休
   ※期間中展示替えあり
      前期(〜10月25日(日)、後期(10月26日(月)〜)

【趣 旨】
◆企画展◆
・「紋付着物の世界
 〜藤村コレクション〜」
 (第3展示室)

 藤村コレクションは、藤村光芳氏が長年に渡って県内の古道具屋等で買い集めた友禅関連の資料です。その内容は美術工芸品、着物(主に紋付着物で女性・女児用が大半を占める)、夜着、花嫁のれん、袱紗、初産帰り帽子など多岐にわたります。時代的には明治〜昭和(戦前)が主で、江戸時代や昭和(戦後)のものも数点含まれます。現在は手に入らない資料が多く、貴重なコレクションとなっています。
 今回は前期・後期の2回に分けて計70点を紹介します。特に女性・女児用の紋付振袖は青や紫などの落ち着いた配色とデザインでありながらも、その美しさには目を見張るものがあります。また、花嫁のれんも現在ではあまり見られない綸子(生地に模様を織り出したもの)を用いたものを紹介します。
 なお、この資料は昨年度秋に寄贈されたものですが、まとまった形で公開するのは初めてです。

 第1部(第3展示室)では、紋付着物を中心に紹介します。
打掛・留袖
女児用紋付

 第2部(第4展示室)では、染額(友禅の絵画)、花嫁のれん、袱紗類、背守り着物などを紹介します。
花嫁のれん
背守り着物

◆ミニ展示◆
・「昔のくらし」(第1・2・4展示室)
 小学校の社会学習むけの展示で、いろいろな道具の移り変わりを紹介しています。
      
 第1展示室では、明治〜昭和20年代のくらしをテーマに紹介します。
お膳と家族
昔の髪形
 第2展示室では、昭和30〜40年代のくらしをテーマに紹介します。
ちゃぶ台と家族
昔のアイロン
 このほか、第4展示室ではものをはかる道具や米作りの道具などを紹介しています。

【主な展示品】
「紋付着物の世界」(第3・4展示室)
・紋付着物           18点
・花嫁のれん           4点
・背守り着物           3点
・初産帰り帽子・袱紗など他 10点
                       計35点

季節展示
第1・2・4展示室 「昔のくらし」       約90点

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企画展
 「夏の思い出・遊園地
 〜金沢ヘルスセンター・金石海岸・ルネスかなざわ〜」
 平成21年6月13日(土)〜9月6日(日)

【趣 旨】
◆企画展◆
・「夏の思い出・遊園地
 〜金沢ヘルスセンター・金石海岸・ルネスかなざわ〜」
 (第3展示室)

 今回は写真を中心に、金沢ヘルスセンター、金石海岸、ルネスかなざわを紹介します。いずれもかつて金沢市内にあった娯楽施設であり、休日や夏休みなどに家族で訪れた人も多いと思います。展示にあたり、いしかわ動物園等の公共施設や個人の方から貴重な写真・資料を多数提供していただきました。ここに厚く御礼を申し上げます。
 金沢へルスセンターは昭和33年11月に卯辰山にオープンした民営の娯楽施設です。宿泊施設や動物園、そして昭和38年8月には水族館が開館。昭和58年に「サニーランド」と改名しましたが次第に経営が悪化し、平成5年9月に閉鎖されました。その後、県営の「いしかわ動物園」となりました。平成11年に辰口町(現能美市)に移転するまで、卯辰山には動物たちがいました。
カバの赤ちゃんの剥製
展示の様子
カバの赤ちゃんの剥製の展示は、8月30日(日)をもって終了しました。

 金石海岸はかつて海水浴場として賑わいましたが、昭和45年の水質検査で海水の汚染が判明。また、浅瀬に深みがあることから遊泳禁止となりました。金石鉄道などもあわせて紹介します。
 ルネスかなざわは昭和62年12月にオープンした民間の娯楽施設で、プール、温泉、宿泊施設などがありましたが、経営悪化により平成20年8月に閉鎖されました。

 なお、展示室内に、みなさまの思い出を書いていただくコーナーを設置しました。よみがえった思い出などを書いていただければ幸いです。

◆ミニ展示◆
・「夏のくらし」(第1・2・4展示室)
 夏になると、むかしは蚊帳をつってその中で寝ました。当館でも蚊帳を出してみましたので、中に入ってみませんか?その他に夏によく見かけた生活用品やどじょうの蒲焼の写真等も紹介しています。
第1展示室
 第2展示室も、夏らしい姿になりました。また、むかしの虫かご・鳥かご、盆踊りの写真などを紹介しています。
第2展示室
 第4展示室の冠婚葬祭コーナーでは、夏のれん(初公開)を紹介します。詳しい用途は分かりませんが、おそらく夏用の花嫁のれんとして用意されたものと思われます。この他に夏の風物詩「キリコ」なども紹介します。
第4展示室

・「職人道具―大工・屋根板」(第4展示室)
 当館では職人道具を収集していますが、その中から今回は「大工」と「屋根板」を紹介します。特に屋根板は、かつて金沢の古い家によく見られた「コバ板葺屋根」のことで、写真とともに簡単ですが紹介します。

【主な展示品】
「夏の思い出・遊園地」(第3展示室)
・金沢ヘルスセンター関連資料 100点
・ルネスかなざわ関連資料    25点
・金石海岸・海水浴関連資料   15点
・むかしのカメラ・8ミリ       10点
                       計150点

季節展示
第1・2・4展示室 「夏のくらし」       約60点
第4展示室 「職人道具―大工・屋根板」  約50点

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開館30周年記念企画展
 「端午の節句展」
 平成21年4月11日(土)〜6月7日(日)

【趣 旨】
◆開館30周年記念企画◆
・「端午の節句展」(第3展示室)
 金沢くらしの博物館は今年度で開館30周年を迎えました。通常は季節展示の「端午の節句展」にスポットをあて、例年の3倍のスペースを使用して紹介します。
 端午の節句といえば、五月人形ですが、シンプルな現代に比べて、むかしは様々な道具がついていました。後ろに並べる座敷幟もその一つで、幟、こいのぼり、台笠など武者にまつわる品物が立て並べられます。
 また、今ではほとんど見られない巨大な幟旗には、さまざまな武者の姿と、持ち主の家紋が染め抜かれています。今回は4点を並べて展示しましたので、その大きさを比較してみてください。一番長いものは9メートルもあります。
 展示室内には、新聞紙でかぶとを折るコーナーもあります。子供の頃を思い出して、または親子で是非折ってみてください。
展示の様子
展示の様子

◆ミニ展示◆
・「春のくらし」(第1・2展示室)
 春といえば、花見やお祭りそしてお弁当です。昔ながらの花見弁当箱、押し鮨を作る箱などを紹介します。また、新着資料として、和裁学校で作られた着物の雛形、そして昭和40年代のゲームなどを紹介しています。
第1展示室
第2展示室

・「職人道具―写真と道具」・「冠婚葬祭」(第4展示室)
 兼六カメラクラブが撮影した「金沢の職人」と、当館が所蔵する職人道具のコラボレーションです。写真に写っている道具も写っていないものも紹介していますので、両者を見比べてみてください。
 また、冠婚葬祭コーナーでは、誕生・紋付着物・婚礼をテーマに食べ初め用の膳椀、花嫁衣裳、花嫁のれん、結納水引などを紹介します。

【主な展示品】
「端午の節句展」(第3展示室・第1展示室)
武者飾り(5点)、武者幟等(5点)、こいのぼり(1点)   計11点

季節展示
第1・2展示室 「春のくらし」                 約45点
第4展示室 「職人道具―写真と道具―」 「冠婚葬祭」  約30点

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