HOME > 企画展 > 過去の企画展 > 平成22年度

過去の企画展(平成22年度)


春季企画展
 「昔の髪形〜日本髪の変化〜」(第3展示室)
 平成23年3月12日(土)〜6月5日(日) 会期中無休

 日本髪というと時代劇や着物姿の花嫁、そして芸妓を連想しますが、昭和初期頃までは日本髪の女性もみられました。明治時代の文明開化で、男性はちょんまげ姿から短髪になりましたが、女性の髪形は髪の長さを生かしつつ、少しずつ変わっていきました。
 今回は明治時代から昭和にかけての主な髪形を中心にその変化を紹介します。また、花嫁が使った簪やパーマ用品など、髪に関わる道具たちも紹介します。
 なお、髪形(人形)については当時の様子を再現したものです。
展示の様子
展示の様子
豪華な簪

【主な展示品】
・結綿島田、丸髷、銀杏返し
・束髪、二〇三高地(庇髪の一種)、行方不明(髷がない髪形)
・耳隠し、雀の巣
・イメージ展示「高島田」の花嫁、花嫁用簪、カモジ、ツゲの櫛、笄など
                                  計48点

◆ミニ展示◆
・季節展示「雑誌で見るファッションの移り変わり」(第1展示室)
・「職人道具」(第4展示室)


 第1展示室では大正時代から昭和中期までの雑誌の表紙、写真、イラストなどを通して、当時のファッションとその移り変わりを紹介します。
大正〜昭和初期
昭和中期

 職人道具のコーナーでは、竹細工、曲げ物、指物の職人道具を展示しています。
曲げ物

なお、第4展示室の冠婚葬祭コーナーでは、平成22年12月から平成23年6月までの開催として、初産帰り帽子、背守り着物、振袖を展示しています。

【主な展示品】
・第1展示室―大正〜昭和中期までの婦人雑誌など 21点
・第4展示室(冠婚葬祭)―初産帰り着物、背守り着物、振袖 9点
・第4展示室(職人道具)―竹細工・曲げ物・指物生産道具など 42点


◆ミニ展示◆
・「懐かしいおもちゃたち」(第2展示室)

 常設展示の一部であった昔のおもちゃを2倍のスペースで展示し、昭和40〜50年代のおもちゃを中心に展示しています。なお、今回は半年間の展示(12月〜翌年6月)としております。

懐かしいヒーロー・怪獣たち

【主な展示品】
・第2展示室―双六、野球盤、人生ゲーム、ブリキのおもちゃ、ソフビ人形、リカちゃんなど 58点


◆季節展示◆
 「雛飾り展」(第3・1・2展示室)
 平成23年2月5日(土)〜4月3日(日) 会期中無休

 今年も愛らしいお雛様の季節がやってきました。館蔵品のお雛様を多数展示しますが、これまでの2部屋から3部屋に拡大しました。
 今回のサブテーマは「見比べる」です。同じようなお雛様を並べてありますので、ゆっくり見てその違いなどを楽しんでください。

第3展示室の様子

豪華な御殿飾り(第3展示室)

昭和初期の御殿飾り(第1展示室)

昭和30〜40年代の屏風飾り(第2展示室)

【主な展示品】
・第3展示室―内裏雛、屏風飾り、御殿飾り、水引雛、金花糖など 計11点
・第1展示室―御殿飾り4点、雛祭りを祝う母子 計5点
・第2展示室―屏風飾り3点、雛祭りを祝う姉妹 計4点
 なお、第2展示室では3月6日から屏風飾りをもう1点飾ります。

ページトップへ


冬季企画展
 「雪とくらしの道具」(第3展示室)
 平成22年12月11日(土)〜平成23年3月6日(日) 会期中無休
           ただし、年末年始のみ休館(12月29日〜1月3日)

 金沢の冬というと、「雪吊り」「きんかんなまなま」「ゴボル」などの言葉が連想されます。今は温暖化や融雪装置の普及などで大雪が積もることは少なくなりましたが、むかしはもっと雪が降ったとよく言われます。
  「雪とくらし」というと山の生活を連想しますが、山も里も同じような道具は使われており、親しみを感じる人は少なくありません。今回は除雪や遊びに使われた道具、そして家の中の暖房具などを中心に紹介します。当時の生活をしのぶ資料や写真などをお楽しみください。
 なお、昔の雪の中の生活をイメージしやすいように、泉鏡花『北国空』の文章の中から一部引用して紹介しています。

展示の様子

布団の中で使う暖房具

【主な展示品】
・コシキダ(ハンパコ)、深沓、雪下駄、かんじき、ゴザボウシ
・竹下駄、竹スキー
・白金懐炉、桐火鉢、置き炬燵
・夜着、ころころコタツ、湯たんぽ、豆炭行火
・運搬用のソリなど
                      計50点(写真、「北国空」パネル含む)

◆ミニ展示◆
・季節展示「昔の裁縫道具」「冠婚葬祭」「職人道具」(第1・2・4展示室)

 第1展示室では昔の裁縫道具や洋裁、毛糸巻器などの昔の手芸用品を展示します。

昔の裁縫道具

 第2展示室の家族も展示の一環として衣替えしています。

こたつの家族(お姉さんは机で宿題をしています)

 第4展示室の冠婚葬祭コーナーでは、新着資料を紹介します。

左:明治43年の背守り着物、右:昭和10年の花嫁衣装

背守り着物の「背守り」は、赤ちゃんの着物(一つ身)に縫い目をつけて後ろを見はる目とするためのものですが、押絵をつける例もあります。

 職人道具のコーナーでは、絽刺、箸、印章(印鑑)の職人道具を展示しています。

絽刺

【主な展示品】
・第1展示室―火熨斗、着物雛形、手回しミシン、毛糸巻器など 20点
・第4展示室(冠婚葬祭)―初産帰り着物、背守り着物、花嫁衣装 9点
・第4展示室(職人道具)―絽刺・箸・印章生産道具など 51点


◆ミニ展示◆
・「懐かしいおもちゃたち」(第2展示室)

 常設展示の一部であった昔のおもちゃを2倍のスペースで展示し、昭和40〜50年代のおもちゃを中心に展示しています。なお、今回は半年間の展示(12月〜翌年6月)とする予定です。

懐かしいヒーロー・怪獣たち

【主な展示品】
・第2展示室―双六、野球盤、人生ゲーム、ブリキのおもちゃ、ソフビ人形、リカちゃんなど 58点


◆季節展示◆
 「天神堂展」(第3・1展示室)
 平成22年12月11日(土)〜平成23年1月30日(日) 会期中無休
           ただし、年末年始のみ休館(12月29日〜1月3日)

 金沢では昔、男の子が生まれると年末に「天神さん」を贈る風習がありました。今回は館蔵品の天神像や天神堂を紹介します。また、正月の風物詩もあわせて紹介します。

いろいろな天神堂

旗源平で遊ぶ親子

【主な展示品】
・第3展示室―天神像、天神堂、〆飾り、初夢枕紙など 15点
・第1展示室―旗源平で遊ぶ親子、旗源平など 5点

ページトップへ


特別展
 「思い出の市電・バス」(第3・4展示室)
 平成22年9月11日(土)〜12月5日(日) 会期中無休

 昭和42年2月まで、金沢市内には路面電車「市電」が走っており、大正8年の開業から48年もの間市民の足として親しまれました。今回は約20名の一般の方から提供していただいた資料を中心に、第1部「市電・バス」、第2部「国鉄」の二部構成で紹介します。当時の貴重な資料や写真・映像などをお楽しみください。
 また、市電だけでなく、金石線などかつて県内各地を走っていた鉄道などもあわせて紹介します。

第1部「市電・バス」

展示の様子

香林坊交差点(再現)と当時の路線の写真

第2部「国鉄」

展示の様子

金沢駅を通った特急などの紹介

【主な展示品】
第1部「市電・バス」
・市電模型、行先方向幕、切符・鋏などの現物資料
・開通時や昭和30〜40年代の路線の写真
・昭和42年頃の香林坊交差点の再現模型
・8ミリでみる市電・SL ※ビデオで上映(常時)
・昭和20〜30年代の北陸鉄道バスの写真など  計140点

第2部「国鉄」
・金沢駅の時刻表(明治〜昭和)
・七尾線「ときめき号」などのSLの写真、プレートなど
・金沢駅を通った特急などの写真
・各種切符・鋏、大正時代の団体旅行チラシなど
・国鉄バスの写真、切符など  計80点

◆ミニ展示◆
・小学校向け展示「むかしのくらし」(第1・2展示室)

 第1展示室では主に昭和初期によく見られた生活道具を中心に紹介します。また弁当箱や昔の燃料(木炭など)・履物・着物や髪型(日本髪)などをミニテーマで展示します。

座敷で食事する着物姿の家族

箱膳や夏用の御櫃など

 第2展示室では、主に昭和30〜40年代に見られた生活用品や、学校・明かり・音楽・裁縫などのミニテーマで、時代による移り変わりを紹介します。

ちゃぶ台で食事する家族

アイロンの移り変わり

【主な展示品】
・第1展示室―昔の食事(お膳)、弁当箱、晴れ着、昔の髪形など 約40点
・第2展示室―昔の食事(ちゃぶ台)、裁縫道具、学校、あかりなど約40点

ページトップへ


企画展
 「絵葉書でみる金沢の風景」
 平成22年6月12日(土)〜9月5日(日) 会期中無休

 日本の郵便制度は明治4年(1871)に前島密によって作られました。そして明治30年代に生まれた絵葉書は、名所や美人画だけでなくいろいろな記念の絵葉書が作られ、流行しました。
 今回は200点近い写真絵葉書に関連資料を加えて、明治時代後期から昭和初期にかけての金沢で起こった主な出来事を紹介します。二度にわたる皇太子の金沢来訪、御大典(天皇即位)の奉祝行列、著名人の活躍、昔の建物・学校、大洪水や大雪、大博覧会、廓の芸妓など、当時の様子を鮮明に伝えてくれます。


展示の様子

産業と観光の大博覧会の会場再現

拡大した絵葉書など

【主な展示品】
・「大正天皇 奉祝記念太鼓行列葉書」(大正4年)
・「アートスミス 曲芸飛行」(大正5年)
・「大雪ノ金沢」(昭和2年)
・「産業と観光の大博覧会」(昭和7年)
・「金沢東遊廓芸妓温習会風景」(明治末〜大正)など 計250点

◆ミニ展示◆
・「夏のくらし」(第1・2・4展示室)
      
 第1展示室では蚊帳の中に入ることができます。あわせて夏の食・住の道具も展示します。また、ミニテーマ「戦争とくらし」で当時の生活が分かる資料などを紹介します。

ミニテーマ「戦争とくらし」

蚊帳は中に入ることができます

 第2展示室では、夏の衣類・海水浴、そして新着資料「昭和40年代の花柄台所用品」などを紹介します。

昭和30年の手作りの簡単着の家族

昭和40年代に流行した花柄の魔法瓶など(新着資料)

 第4展示室では、冠婚葬祭(お盆)や金沢仏壇・ろうそく・加賀象嵌の生産道具を紹介します。

葬式用の裃、墓参りのキリコなど

金沢仏壇・ろうそくなどの生産道具
【主な展示品】
・第1展示室―戦争とくらし、行水盥、縁台、
         体験コーナー「蚊帳に入ってみよう」など 45点
・第2展示室―昭和40年代の台所用品、昔の水着、
         イメージ「昭和30年の簡単服の母子」など   20点
・第4展示室―「冠婚葬祭―お盆―」「職人道具―仏壇・蝋燭・象嵌―」 80点

ページトップへ