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絵画

鶉図 伝 李安忠(生没年不詳)

金沢市指定文化財

鶉図
伝 李安忠(生没年不詳)

南宋(13世紀)

李安忠は、中国北宋代から南宋代にかけて宮廷画院に仕えた画家。二羽の鶉の一瞬の動きを巧みに捉えた細密描写に院体画独特の緊張感と厳粛な雰囲気がうかがえる。加賀藩主前田家伝来。

布袋図 伝 卒翁(生没年不詳)画 痴絶道冲(1169~1250)賛

金沢市指定文化財

布袋図
伝 卒翁(生没年不詳)画
痴絶道冲(1169~1250)賛

南宋 淳祐4・5年(1244・45)

賛の筆者痴絶道冲は南宋代の臨済宗の高僧。賛は、この布袋が一見すると大らかだが近寄りがたく、それは活の力によって超越できると述べる。室町時代の武将朝比奈信置が所持したと伝わる。加賀藩主前田家伝来。

西湖図屏風 雲谷等顔(1547~1618)

西湖図屏風
雲谷等顔(1547~1618)

桃山(16~17世紀)
6曲1双

西湖は中国の浙江省杭州にある景勝地。雲谷等顔は桃山時代の画家。周防の毛利氏に仕える。雪舟を慕い雪舟風の山水図に名作を遺す。中村記念美術館を創立した中村栄俊氏が昭和17年(1942)東京で求め、最初の収集となったもの。

千鳥図屏風

千鳥図屏風

江戸(16~17世紀)
6曲1双

曲線を境に画面を分割し、内側に銀泥青海波を描き、左右は金地を洲浜とし、これを背景に塩屋、葦、千鳥を描く。葦は強風に揺れ千鳥は風下に向かって羽ばたき、洲浜に波が打ち寄せ、躍動感あふれる画面が展開する。

祇園祭礼図屏風 加藤遠沢(1643~1730)

祇園祭礼図屏風
加藤遠沢(1643~1730)

江戸(18世紀)
6曲1双

七代加賀藩主前田宗辰に嫁いだ会津侯の息女常姫の婚礼調度として会津藩御抱絵師加藤遠沢が描いたと推測される。画面全体に登場する892人の人物一人一人が生き生きと描かれ、親子兄弟の仲睦まじい光景が随所に見られる。

渓上馬市図 池大雅(1723~1776)

渓上馬市図
池大雅(1723~1776)

江戸(18世紀)

画面下方の岩塊の下に空間があり、山容が左に傾くという構図の不安定な背景は、坂を駆け降りる無数の馬の群に却って生気をもたらしている。大雅独特の描線や墨の濃淡の持味も見所。池大雅は江戸中期に京都で活躍した南画家。

農家飼馬図 与謝蕪村(1716~1783)

農家飼馬図
与謝蕪村(1716~1783)

江戸 安永9年(1780)

構図がまとまり、描写も緻密であるが、鍬(くわ)を担いで歩く農夫、小屋から首を伸ばす馬、茅屋で作業する農夫、屋根の上の鼬(いたち)など、のどかな山村の風景に俳人蕪村ならではの詩の世界が広がっている。「六十五翁謝寅写」とある。

夏季花鳥図小屏風 佐々木泉玄(1805~1879)

夏季花鳥図小屏風
佐々木泉玄(1805~1879)

江戸(19世紀)

牡丹・朝顔・カキツバタ(右隻)、 ユリ・ザクロ・檜にからまるノウゼンカヅラ(左隻)など夏の花と数種の鳥で構成され、よく計算された構図と配色に泉玄の特色が表れている。作者は江戸末~明治に金沢で活躍した狩野派の画家。

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