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陶芸

扇形梅の絵香合 青木木米(1767~1833)

金沢市指定文化財

扇形梅の絵香合
青木木米(1767~1833)

江戸(19世紀)

 扇をかたどった磁胎に色絵で紅梅を描き、金彩を加えた典雅な作。
底裏の「加陽製」角形陽刻印により春日山窯の作と分かる。春日山窯は文化4年(1807)金沢に招かれた京焼の名工青木木米が城下の近郊に開く。香合はその自作と伝わる。

砧青磁平水指 銘 青海波

重要美術品
金沢市指定文化財

砧青磁平水指 銘 青海波

南宋(13世紀)

 優れた釉色と光沢により世界的に声価が高い南宋代龍泉窯の砧青磁の名作。砧青磁の作例は花生、香炉、碗が多く日本でもこれらの国宝、重文が数点知られるが、本作のようなタライ形の砧青磁は類例が無く貴重である。千宗旦箱書。

唐物肩衝茶入 蒲生肩衝

金沢市指定文化財

唐物肩衝茶入 蒲生肩衝

南宋~元(13~14世紀)

 桃山時代の武将蒲生氏郷所持と伝え、この名がある。いつの頃か加賀前田家に伝わり、三代藩主利常のとき手柄を立てた藩臣の筆頭本多家初代政重が拝領、昭和の戦後まで同家に伝来。姿、釉色ともに重厚で格調高い。

唐物肩衝茶入 利休小肩衝

金沢市指定文化財

唐物肩衝茶入 利休小肩衝

南宋(13~14世紀)

 付属する巻物によれば、千利休から加賀前田家初代利家が入手、二代利長のとき手柄を立てた重臣横山家二代長知が拝領したと伝え、昭和の戦後まで同家に伝来した。小振りの肩衝茶入。潤いのある飴色釉の濃淡が景色を見せる。

青井戸茶碗 銘 雲井

重要美術品
金沢市指定文化財

青井戸茶碗 銘 雲井

李朝(16世紀)

 ロクロ目、竹の節高台、カイラギ、貫入など井戸茶碗の見所をよく備え、青井戸屈指の名碗として知られる。炭屋(両替商・大坂)、藤田家(実業家・大阪)、嘉納家(酒造・神戸)をへて戦後、中村栄俊氏が入手。6重の箱、仕覆に収まる。

古九谷山水図丸紋平鉢

重要美術品

古九谷山水図丸紋平鉢

江戸(17世紀)

 山水図の周囲に意匠が異なる17個半の丸紋が描かれる。このような丸紋は祥瑞と呼ばれる中国の染付磁器に倣ったもので祥瑞手古九谷の代表作。丸紋が1個だけ半分なのは順に描いて行き計算が合わなかったからであろうか。

法花蓮池水禽文大香炉

重要美術品

法花蓮池水禽文大香炉

明(16世紀)

 成形した器胎に土を絞り出して細線を貼付し、文様の輪郭を表し、その輪郭線を境に異なる色釉を着彩したもので、この技法を法花という。法花の製品には壺、瓶、碗などがあるが香炉は珍しい。また透かしを施したものも少ない。

赤楽茶碗 銘 手枕

赤楽茶碗 銘 手枕
初代楽長次郞(生没年不詳)

桃山(16世紀)

千利休(1522~91)が大徳寺117世古渓宗陳(1532~97)に献上したと伝える。長次郎の茶碗の中でも小振りで造形が簡素で利休の好みがよく表われ、静かなたたずまいを見せる。銘は、表千家六代覚々斎宗左(1678~1730)による。

黒織部沓茶碗

黒織部沓茶碗

桃山~江戸初期(16~17世紀)

胴を三段に変化させ、口縁の輪郭は三角形に仕上げ、白釉と黒釉を掛け分け、吊るし柿様の文様を描く。織部は、慶長(1596~1615)頃、美濃の窯で盛んに製作されるようになった茶陶。利休好みと対照的な変化に富んだ作風は茶人古田織部 (1544~1615)の好みといわれる。

色絵菊桐文茶器 野々村仁清(生没年不詳)

色絵菊桐文茶器
野々村仁清(生没年不詳)

江戸(17世紀)

 薄く成形した棗形の素地に、赤緑の二彩で菊、「折敷に三文字」紋、五三の桐を描き、金彩で縁取った典雅な作。「折敷に三文字」紋は三島神社、大名の稲葉家などの例があるが、この茶器の紋の由来は不明。楷書体の三文字も珍しい。

染付花卉唐草文平鉢

染付花卉唐草文平鉢

明(15世紀)

明代永楽期(1403~24)の景徳鎮官窯の染付磁器の典型作。牡丹、椿、芙蓉、蓮、菊、朝顔などの花卉文と唐草文を組み合わせたアラベスク風の文様や青料の明るい藍色に特色がある。

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