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特別展-『金沢闡秘録』から100年- 明治の元勲が見た金沢伝来の茶道具

平成24年4月22日(日)~平成24年6月24日(日)

明治45年(1912)5月20日、井上馨(号世外)、高橋箒庵、早川千吉郎らの一行が金沢を訪れました。井上馨は元勲と呼ばれる明治政府の重鎮で古美術愛好家。高橋箒庵は茶人で著作家。早川千吉郎は当時、三井銀行常務でした。3人は金沢出身の早川を案内役に5月21日から23日にかけて金沢の旧家を歴訪して茶事の接待を受け、秘蔵の書画、茶道具の数々を観覧しました。一行が訪れた旧家は、能家(呉服)、岡家(漆器)、島林家(砂糖)、中宮家(米仲買・菓子)、本多家(旧加賀藩重臣筆頭)、山川家(米仲買)、横山家(旧加賀藩重臣・鉱山業)の7軒でした。24日には兼六園内の成巽閣(せいそんかく)で旧家による連合陳列会が開催されました。成巽閣は十三代藩主前田斉泰が母の隠居所として建て、現在も遺る御殿建築です。ここに出品した旧家は9軒でした。『金沢闡秘録』は高橋箒庵が記したそのときの詳細な記録で、一行が4日間で観覧した点数は400を超えました。今年は、それから丁度 100年後にあたります。井上らが観覧した名品は、時の流れをへて県外に移動したものも多くありますが、現在まで金沢に遺るものも少なくありません。特別展では、一行が見た作品の実物20点、その折の井上手造の茶碗、金沢の名工による本歌の写し2点を展示。多数のパネルにより、現存する建物や古い写真による旧家の外観、展示品以外の作品の画像を解説と共に紹介します。

本展の解説パネルの原稿をご覧になりたい方はこちらからどうぞ(PDFファイルが開きます)

※チラシ掲載情報の訂正について※

この度の特別展チラシの中に誤った情報がございました。
謹んでお詫びさせていただくとともに 下記のように訂正をさせていただきます。

  第21回「市民聞香席」 香席券(茶菓付) 【誤】800円 → 【正】1000円

次回展示予告

企画展

香道具名品展

平成24年7月1日(日)~9月30日(日)

年間展示スケジュール

展覧会名 会期
特別展
「-『金沢闡秘録』から100年-
明治の元勲が見た金沢伝来の茶道具」
平成24年4月22日(日)~
6月24日(日)
企画展 「香道具名品展」 平成24年7月1日(日)~
9月30日(日)
企画展
「絵画と鑑賞陶磁器」
平成24年10月7日(日)~
12月24日(月)
企画展
「館蔵茶道美術名品展」
平成25年1月5日(土)~
3月31日(日)