2011


9月27日

 アリジゴクのお食事風景です。

 現在開催中の「犀星のぞきめがね」展で、展示中のアリジゴクです。
すり鉢状の穴がいくつもあり、その中でアリジゴクたちが砂をピッ!ピッ!と飛ばしています。

 9月10日より記念館に住み始め、初めてのお食事です。小さいアリ、大きいアリ、ダンゴムシがメニューです。
小さいアリは瞬く間に捕獲され姿が見えなくなりました。
大きいアリは必死に逃げ回っていましたが、翌朝には姿が見えなかったので、夜の間に力つきたのでしょうか。
ダンゴムシはなかなかの強者でしたが、やはり翌朝には息絶えていました。

         小さいアリが顎で挟まれています→→→

 なかなか見ることのできない昆虫の生態、驚きがいっぱいです。



9月24日


 記念館中庭には馬込の家にあったつくばいがあります。その「四方仏のつくばい」の赤味がひどくなっていたので、このままの状態だと劣化が進んで保存が難しくなってしまう・・・ということで、先日、かけひから流れる水を止め、池水にも浸からないように石の台座をつくばいの下に敷きました。

 朝早くから作業員の方に1時間かけて工事をしていただき、無事に台座を敷くことが出来ました!

 これで私達も安心してつくばいを守っていくことが出来ます。
 犀星も見てくれているでしょうか。



9月10日

  アリジゴクがやってきた!

 現在開催中の「犀星のぞきめがね」展に、生きているアリジゴクが登場しました。8月20日に当館で行われた講座で観察した生体と標本を、石川県立自然史資料館さんがご厚意で、提供してくださったものです。

 この土の中に、アリジゴクが住んでいます。→→→

 アリジゴクを土ごと別のケースに移し替えると・・・
土の表面があちこちでピクピク動きだしました。そして、小さな土の粒や草の根の繊維などが、ピッピッとはじかれたように飛び出しました。土の移し替えでこわされた巣を、早速つくりはじめたのですね!

 一晩経つと、巣が幾つも作られていました。→→→

 普段は土の中にいますので、その姿は、小ビンに入った標本で見て下さい。

 犀星もアリジゴクの巣をじっと見ていました。

 「底の方の砂地がもぐもぐと動いて、大きな手のようなものが現れたかと思うと、つかれている蟻はみる間に埋まってしまった。はじめから姿をみせない地獄の鬼は、最後にそのこまかい灰のような蟻の残骸を砂の表面にはじき出したのだ。」(「蟻ぢごく」より)

 11月13日までの会期中、展示する予定です。