犀星つうしん

2014年


12月27日

 今年も終わりに近づいてきました。

 新米館長としては特に目新しいことも出来ませんでしたが、スタッフの皆さんに支えられてどうにかこの1年(正確には9ヶ月ですが)を乗り切った感じです。

  特に印象に残ったのは4月のモレシャンさんによる仏語の朗読会でした。犀星の詩がフランス語で読まれた時のリズムや雰囲気が特に新鮮でした。
 
 10月の「蜜のあはれ」の朗読劇も素敵でした。村松英子、えり母子、中山仁さんの朗読に加え、鈴木章浩さんのフルートで思わぬ幻想空間が舞台に立ち現れました。犀星文学の奥深さを改めて知る思いでした。
 
 企画展は本多コレクションの展示や「犀星と映画」「犀星山脈―石川の近代詩人たち-」とこれも充実した内容になりました。「あにいもうと」(昭11)の上映も好評でした。

 草ひばりの会の皆さんと文学散歩ができた事も楽しい思い出です。特に井上靖の下宿が皆さんにも印象深かったのではないでしょうか。
 
 今年は犀星と朔太郎が出会って100年目の年でした。前橋で記念式があり、本館の室生洲々子さんと朔太郎のお孫さんに当たる朔美さんとが思い出を語りました。「もう百年経っていたのか」の感慨もありますね。
 
 来春はいよいよ新幹線の開通があり、館でも堀辰雄展を始め色々な企画を用意して皆様をお迎えしたいと思っています。館は29日より1月3日まで休館に入ります。今年1年のお付き合いに感謝しまた、新しい年を迎えたいと思います。
 
 どうぞ、皆様、よいお年をお迎えください。
                 (上田 正行)

 カメチョロも 火に当たりいる 年の暮れ







12月18日


遺品コーナー展示替え

 
 12月に入り、毎日雪か雨が続いています。昨日も今日も、たっぷり雪かきをしました。

 今週、常設展示室の奥にある、犀星遺品コーナーを、冬らしく展示替えしました。

 暑さは苦手でも寒さに強かった犀星は、着物の下に、股引(ももひき)などは絶対に履かなかったとか。

 それでも、晩年には火鉢の他に、今回展示したガスストーブやひざ掛けを愛用していました。ただし、ガスストーブの使用は、午前中限定だったそうですけどね。

 テーブルの上には酒器。わざわざ金沢から取り寄せたお酒を飲んでいたそうです。

 他にも、壺などの調度の模様替えもしました。

 ほっこりしてもらえたら、うれしいです。
 






12月7日
銀世界


 昨日から降り続く雪で、記念館の庭はすっかり白くなりました。

 九重の塔や屋敷神の上には、こんもりとかわいらしく雪が積もり、つくばいの水は凍ってしまいました。


 ここで犀星の句をひとつ
 「ゆきふると いひしばかりの 人しづか」

 四季折々の風景が記念館には見られます。
 小さい雪景色を見に来られませんか?







12月1日

 今年も金沢の風物詩である「雪吊り」の登場です。
 昨年は雪がとても少なかった金沢。今年はどうでしょう。

 ここのところ11月とは思えないほど暖かく、お天気に恵まれていました。街中の木々も綺麗に紅葉しています。記念館のお庭のハゼノキもオレンジ色に染まっています。

 明日からは一転して冬将軍の到来のようです。
 金沢へお出かけの際は暖かくしていらして下さい。




11月22日

 椿の花が咲きました。

 開花時期は、秋に始まり春頃迄ですので、11月に咲く椿は早咲きと表現されます。

 とてもかわいらしく、見ているだけで笑顔になります。







11月18日
   

企画展
「犀星山脈~石川の近代詩人たち~」

 

 詩人展が、始まりました。

 犀星を主峰とし、続けとばかりに幾多の詩人が峰々を形作った石川。

 今回は、大正から昭和にかけての石川詩壇の賑わいを紹介しています。

 いつの時代にも文学を熱く語る若者たちのグループあり。孤高の立場を守る詩人あり。

 彼等は大なり小なり、犀星の詩に影響を受けてきました。

 こんな印象的な言葉があります。

 金沢の僕のいくところ、着流し素足で室生さんは先に来て座っているのだ。そして、ちらりと眼鏡ごしに僕を見て、無言でまた景色に見入っているのだ。それがまるで「ぼくがとっくにここは詩にしてしまったよ、おそい、おそいよ」といっている顔つきなのだ。僕は腹が立ってしかたがない。(浜口国雄)

 負けるな、石川の詩人達!






11月8日
   

草ひばりの会文学散歩
「西茶屋から寺町を歩く」


 久しぶりに文学散歩を行いました。参加者は30名で盛会でした。西茶屋街の華の宿からスタートし、検番、西茶屋資料館、願念寺(一笑の菩提寺、芭蕉句碑)、西方寺(飴買い地蔵)、興徳寺(通称赤門寺、佐部すてが一時身を寄せたと言われる寺)、伏見寺(芋掘藤五郎の伝説、赤井家の菩提寺)、中也文学碑、W坂、井上靖の下宿跡と回り、最後は寿司割烹小林で昼食をし、お開きとなりました。

 知ってるようで意外の知らないのが自分の住んでいる町のことです。こんな路地があったのか、こんなところに芭蕉の句碑があったのか、四高生の井上はたった六畳の部屋に住んでいたのか、お寿司屋さんに伊東深水の掛軸があるとは等々、新鮮な発見の連続でした。

 初めて検番の中に入りましたが、奥行きがあり、芸妓さんたちが練習する立派な舞台があったのには驚きました。四角な建物とばかり思っていましたが、全く中は違っていました。

 一時、野町小学校の分校があったり、駐車場にはかつて神社があったということも初めて知りました。井上靖の下宿は手入れが十分で未だ未だ人が住めそうです。買い取り、保存に努められている松田さんに乾杯です。また、文学散歩をやりましょう。

 最後になりましたが、ご案内頂いた上野さん、有難うございました。

    W坂 登る人なく 秋の暮れ

 








井上靖の下宿


10月19日
   

金沢ナイトミュージアム
朗読劇「蜜のあはれ」


 10月17日(金)金沢21世紀美術館シアター21にて、朗読劇「蜜のあはれ」が上演されました。

 初めに、「犀川」「時無草」などの詩数編と童話「不思議な魚」を村松英子さん、中山仁さん、村松えりさんが朗読しました。場面ごとに流れる鈴木章浩さん演奏のフルートの音色は、犀星の詩をやさしく包み込みます。

 そして「蜜のあはれ」。村松英子さん扮する金魚はかわいらしく、時には妖艶な女性を連想させます。金魚のわがままに振り回される、中山さん扮する老作家の姿は、会場の笑いを誘いました。
 お二人の朗読は、私たちを幻想的な世界にいざなってくれました。

 出演者の皆さま、来場者の皆さま、ありがとうございました。

 











10月1日

秋は金沢三文豪のはじまりはじまり

 今年もやってきました、秋は金沢三文豪!

 対象施設5館の内、4館のスタンプを集めると絵はがき帖が貰えるスタンプラリーを実施。
 
 2日間500円で石川県・金沢市の文化施設が観覧できる、10月限定「文化得とくパスポート」も販売されています。

 日に日に気候も秋らしくなってきたので、散歩しながら、記念館を巡り、スタンプを集めて、記念品を手に入れませんか?
 



絵はがき帖がほしいジイノ・・・



9月21日

NEW FACE


 室生犀星文学賞の受賞作品をファイルにまとめました。
 閲覧コーナーに登場です!

 多くの応募作品から選び抜かれた受賞作!
 とても読み応えがあります。

 犀星も「どれどれ、読んでみようかね。」と言っているかもしれません。

 皆様も読みに来られませんか?





9月9日

ひまわり日記 その6


 今日は重陽の節句です。菊を生け、菊酒を飲むと良いとされていますね。
 犀星も菊の花が好きでした。
 

 今年最後のひまわり日記です。
 花が終わり、残り3本になってしまいました。
 寂しい・・・。

 来年は小さいひまわりをいっぱい植えたいと思ってまーす。





9月7日

可愛い対決

 オリジナル商品「抒情小曲集」の自筆草稿復刻が売れています。

 犀星の字は小さくて、かわいいと評判です。

 ジイノとどっちが可愛いかなぁ・・・。



主の原稿を見つめるジイノ・・・


9月6日

映画上映会「兄いもうと」


 本日、泉野図書館のオアシスホールにて、室生犀星の原作映画「兄いもうと」の上映会を行いました。

 犀星の、初めての映画化作品です。昭和11年に製作された古い映画ですが、とても見ごたえがありました。

 あっという間の一時間でした。

 兄の悲しみ、妹の悲しみ・・・。一緒に泣いたお客様もいたようです。

 ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

 来月は、また別の「あにいもうと」上映会、そして朗読劇「蜜のあはれ」の上演があります。お楽しみに。






9月2日
 講座「犀星」 満員御礼

 8月最後の土曜日、金沢大学の杉山欣也先生に、映画の話をしていただきました。
タイトルは「映画/文学をめぐる断層/断想」。

 三島由紀夫、谷崎潤一郎ら映画と関わりの深い文学者が登場し、それぞれの映画観、文学観、
芸術への視角について、犀星とならべて論じてくださいました。
 映画に造詣の深い杉山先生のお話に、いつもよりたくさんの参加者たちは引き込まれていました。

 スタッフも、夢中で聞くあまり、うっかり写真を撮り忘れてしまいました。

 今週の土曜日には、「兄いもうと」の上映会を行います。
 犀星の最初に映画化された作品です。
 金沢市立泉野図書館にて、午後2時から。
 
 このチャンスに是非観に来てください。


8月23日

 青虫と孤軍奮闘すずめの子







8月23日

ひまわり日記 その5


 待ち望んだひまわりが咲きました!

 いつも町中に咲くひまわりを横目に、まだかまだかと思いながら、毎日水やりをしていました。

 今はまだ花経は10㎝ほどですが、もう少ししたら、更に大きな姿になってくれるでしょうか。





8月20日

ひまわり日記 その4


 日毎に成長しているひまわり。一番背の高いのでは、約150㎝になりました。

 花もあと少しで開きます。

 早く咲いてほしいと願うばかりです。








8月2日
   

開館12周年記念イベント
「西茶屋の踊り」

 暑い日差しが照りつける中、開館12周年記念イベント「西茶屋の踊り」が開催されました。

 記念館と隣接する西茶屋街のお茶屋「明月」さんのご協力により、四人の芸妓さんをお迎えして行われました。芸妓さんを招いてのイベントは記念館では初めて。

 最初にサプライズで、予定にはなかった笛を披露して頂き、その音色はとても素敵でした。

 続いて、「兼六園の夏」「金沢殿様」「金沢の四季」「さわぎ」と踊りを披露して頂き、それはそれは可憐な舞でした。

 その後、太鼓を使ってのお座敷遊びが行われました。お客様も参加して頂き、笑いに溢れた楽しい時間となりました。

 千日町の雨宝院に育った犀星にとって、近くの西茶屋街は憧れの場所で、犀星の代表作「性に眼覚める頃」には、当時の西茶屋街の芸妓さんが雨宝院へお参りに訪れたことなどが書かれています。
 1日遅れですが、犀星にもいい誕生日プレゼントになったのではないでしょうか。

 金沢西茶屋街の芸妓の皆さん、ありがとうございました。

 









8月1日~3日
   

クイズラリーと杏ジャム試食会

 8月1日は、開館12周年と犀星のお誕生日。
記念館では8月1日~3日まで、クイズラリーと杏ジャムの試食会を開催しました。

 クイズに答えて正解されたお客様には、プレゼントを進呈。
 参加された方は、「難しかったけど、展示をしっかり見たらよくわかりました。」とおっしゃっていました。プレゼントも大変好評でした。

 杏ジャムを試食されると、「甘酸っぱくて、この暑さには丁度いいですね。」や「お酒に合いそうです。」とおっしゃる方もいました。

 






7月28日
                  またまたラジオで放送!

      放送日8月8日(金)「Force Club READING FOR YOUR HEART」で、
     『生きものはかなしかるらん』より「山」・「ゆうがた」が朗読されます。

     J-WAVE 21:50~22:00
     FM802 20:48~20:58
     ZIP-FM 19:50~20:00

     犀星作品をお楽しみください。
     (詳しくはこちらから→Force Club READING FOR YOUR HEART


7月26日

 受付でよく目にする光景があります。
 それは、来館されたお客様が帰られる時、ジイノを振り返って「にこっ」とされることです。

 お客様の笑顔を見ると、私たちも嬉しくなります。

 ジイノ、ありがとう。




7月9日

ひまわり日記 その3


    すくすく成長しています。

    背高のっぽになったら花が咲くでしょう。








7月5日
   

企画展「犀星と映画」

 企画展「犀星と映画」がはじまりました。

 青春時代、”活動写真”に夢中になった犀星。置きどころのない身を映画館にかくし、主人公になりきって恋の詩を書きました。

 その後の生涯を”映画大好き”で通します。
 映画評を書き、エッセイを書きました。
 映画監督にもあこがれました。
 自作の映画化も夢みていました。
 チャップリンは少し嫌いでした。

 そんな犀星の、映画への愛をお届けします。






6月29日
     杏ジャムを見つめるジイノ・・・。



6月28日
   

草ひばりの会限定イベント
「杏ジャム作り」

 草ひばりの会員の皆様と、記念館と雨宝院の杏で一緒に杏ジャム作りをしました。今年は裏年ということで、杏の数が非常に少なく、なんと記念館では1つしか収穫できませんでした・・・。雨宝院の杏は全部で7個。今年は高い枝のところに実がなり、ご住職に長い棒で突いて頂き、シーツを拡げ私たち職員が下でキャッチ!それでも2つ、3つ落としてしまいました。

 熟しているので28日までもたず、収穫した日にジャムを作りました。手でつぶせるほどの柔らかさ。1時間ほど煮込み、ジャムの完成。
 ご住職曰く、「今年は数は少ないけど味は良い」とのこと。濃くがあり、まろやかな甘みのジャムになりました。皆様が作られたジャムに、このジャムをお鍋の中にミックスしました。
 
 鮮やかなオレンジ色でしょ?クラッカーにのせて試食。こちらのジャムも上出来です。

 草ひばりの会では、会員様限定イベントを開催しています。
 会員になって様々なイベントに参加しませんか!








 
煮込み中
 
出来上がり!


6月21日
   

ひまわり日記 その2

 芽がでました!

 巨大輪というだけあって芽も大きい・・・?

 期待がふくらみます。    




6月14日
   

第49回講座 犀星
「金沢の昔話と伝説 飴買い幽霊をめぐって」

 今日の講座は、藤島秀隆先生に、お話ししていただきました。

 金沢市内四つの寺院に伝わる「飴買い幽霊」は、亡くなった妊婦の幽霊が、お墓の中で生まれた赤ん坊を育てていた、という伝説です。もともとは、通幻という越前の高僧の誕生にまつわる言い伝えだそうです。
 母親の懸命な思いに強く胸を打たれます。

 金沢の伝説を作品に取り入れた犀星。きっと、たくさんの伝説を聞いて育ったのでしょう。






6月12日
   

ひまわり日記 その1

 今年もひまわり日記はじめます。

 小雨の中、種を植えました。

 今年は「ロシアひまわり」という一重咲の巨大輪です。

 早く芽が出ないかなぁ・・・。
    




6月10日
   

額の花

 今年のあじさいはパステルカラーに染められ、とっても可憐です。あじさいの周りだけぱぁーっと明かりが灯されているようです。

 あじさいは、梅雨を乗り切るための心のオアシスなのかもしれません。

 記念館の周りに咲くあじさいも、私たちを和ませてくれます。






6月7日
   

『Poemes de Muro Saisei』

 またまた、閲覧コーナーに仲間入り!

 4月26日、記念館で行われた金沢ナイトミュージアム「モレシャン犀星を読む」で、フランソワーズ・モレシャンさんに犀星の詩を数篇選んで仏訳して頂きました。
 それをこの度冊子にしました。

 フランス語になった犀星の詩。また新たな世界がそこに広がっている様に感じました。

 ご希望の方には受付でお渡し致しますので、お声をおかけください。
    




6月4日
   

月に吠えらんねぇ

 まんが『月に吠えらんねぇ 一巻』(講談社)が、閲覧コーナーに仲間入りしました!

 萩原朔太郎をはじめ、北原白秋や三好達治など、大正文壇をモデルにして書かれた清家雪子さんのまんがです。もちろん犀星らしきキャラクターも登場しています・・・が・・・なぜか・・・。

 現在石川近代文学館で原画などを展示する「室生犀星と「□(しかく)街」の仲間たち」展が開かれています(9月30日まで)。こちらも必見です。
    




5月20日
   

杏の実

 5月17日の朝、そろそろ杏が実っていないかと、じっと目を凝らして捜していると・・・ありました!木のてっぺんに一つ、見つけることができました。

 生い茂る葉に囲まれてわかりづらいですが、鮮やかな緑色の実です。

 昨年は豊作でたくさんの実をつけた杏。
 今年はどうなることでしょう。






5月16日
   

前橋市長来館

 5月15日、萩原朔太郎の出身地、前橋市の山本市長が来館しました。市の歴史文化遺産活用委員会21名の方々と一緒です。
 室生名誉館長が館内をご案内しました。

 今年は、犀星と朔太郎が前橋で出会ってちょうど100年になる記念の年。朔太郎の命日にあたる10日と11日、前橋市では記念のイベントが開かれました。秋にもまた記念のイベントが計画されているそうです。

 そんなこんなで、朔太郎と犀星を介した今後の交流に向け、このあと一行は市役所に移動、山野市長との会談に臨まれました。
    




4月26日

金沢ナイトミュージアム
「モレシャン犀星を読む」

 
 犀星館で初めてのナイトミュージアムです。

 犀星の詩をフランソワーズ・モレシャンさんにフランス語に訳して頂き、ライトアップした庭をバックに朗読して頂きました。犀星の詩は英訳されているものは数編ありますが、フランス語訳はありません。初めての試みです。

 4月1日より就任した上田正行館長の挨拶に続き、モレシャンさんの登場です。

 流麗なフランス語で朗読される犀星の詩、文語体で書かれた犀星詩が新たな姿に生まれ変わりました。仏訳された「犀川」。モレシャンさんには川の流れの音や色はどのように感じられたのでしょうか。トークでは仏語に訳す時の難しさ、言葉の選び方などご苦労された部分をユーモアを交えてお話頂きました。

 来館された皆様にはモレシャン先生指導のもと「犀川」の詩をフランス語で唱和して頂きました。先生から「トレビアン」を頂きました。

 夕暮れの空はいつの間にか暗闇に包まれ、素敵な夜へとうつっていました。

 モレシャンさん、ありがとうございました。

 







4月14日
   

うつくしき・・・

 記念館に入るとまず、「犀川」の詩が皆様をお迎えします。

 太陽が昇り、落ちる一日の中で、日が差すとロールスクリーンを下げ、そこにはガラスに刷り込まれた詩がくっきりと浮かび上がってきます。

 ちょっとした時間の流れを感じることが出来ます。
    




4月8日
   

館報第3号発行!!

 「魚眠洞通信」第3号が出来上がりました。
企画展、リニューアルオープンの詳しい内容や受付雑記等、情報が盛りだくさんです。

 ご来館の際は、是非手にとってご覧ください。
    




4月7日
   

室生犀星文学賞

 

室生犀星文学賞(読売新聞北陸支社主催、金城学園共催)は犀星の没後50年を記念し、読売新聞北陸支社が2011年に創設した文学賞です。3回目の今年は、東京都八王子市在住の安藤憲一さんが受賞されました。

犀星のお命日である3月26日に金沢市内の雨宝院で表彰式が行われました。

受賞作「雪虫」は幼なじみの女性の死を知った主人公の男性が、ともに過ごした当時の記憶や淡い恋心をたどる物語です。

安藤さんは「偉大な犀星の名を冠した賞を頂き、身が引き締まる思いです」と喜びを語っておられました。受賞おめでとうございます。


    


提供 読売新聞


3月29日
   

杏の花

 日毎にのどかな春の装いを感じる季節となりました。

 杏の花がほころび始めました。

 毎年、この季節になると杏の花の成長を、庭に見に行きます。昨年よりも遅く咲きましたが、この暖かさで一気に満開になりそうです。

    




3月25日
   

犀星忌

 3月23日、雨宝院本堂にて「犀星忌」の法要と講演を行いました。

 雨宝院住職、高山光延氏による法要の後、当館館長が「犀星の描いた雨宝院とその周辺」と題し、講演を行いました。

 沢山の方々が、足を運んで下さいました。

 また、今年はすみれ会の皆さんが大正琴で、童謡や唱歌を演奏して下さいました。

講演内容
雨宝院や千日町、西茶屋街などから犀星が全身で受け止めたものは何か。日本古来の仏教思想だけでなく、新たに導入されたキリスト教からの感化も大きく、人間の真実を追求する犀星の文学への姿勢は並大抵のものではなかった。善悪入り混じった世界での格闘も見られ、そこに犀星独特の美的世界が広がっているわけで、そんな犀星文学の世界を随筆や小説を読むことで考えてみました。(笠森)
 







3月18日
   

犀星作品の世界へ

 2階には以前から、閲覧コーナーがありました。
 今回のリニューアルで、さらに蔵書をそろえ、多くの作品を読んでいただけるようになりました。

 犀星は校歌や童話も沢山書いており、子供たちに楽しんでもらえるように「動物詩集」の大型絵本を作成しました。犀星の目から見た動物の姿はとてもユニークです。挿絵もかわいいです。

 現代からタイムスリップして、犀星が生きていた時代をここで感じてみてください。
 






3月16日
   

オリナル商品

 リニューアルオープンを記念して、オリジナル商品に『ストラップ』と『ハンカチーフ』が仲間入りしました!

 ストラップは、表にはイケメンな犀星、裏にはジイノと一緒に微笑む犀星が描かれています。作家の顔のストラップは貴重です。お気に入りのグッズにつけてみてください。

 ハンカチーフは、犀星自筆の絵をモチーフにデザイン。赤が「ネコ」、紺が「金魚」の2種類です。綺麗に染め上がり、触り心地はとても優しく、手に馴染みます。お弁当箱を包むのにも、丁度よい大きさです。

 ミュージアムショップにて販売しております。ネットでもご購入いただけます。

 お友達へのお土産や、旅行の思い出にいかがですか?
    






ミュージアムショップ


3月12日
   

我らがジイノ登場!

 犀星は小さな生き物を愛し、家では様々な生き物が飼われていました。

 ジイノと名付けられたこの猫は、犀星の書斎で火鉢にあたるのが好きでした。ある日犀星がもっと火鉢に近づけてあげようと、ジイノの背中とお尻のまん中あたりに手を添えると、前足を火鉢のふちにかけました。それが写真のポーズです。
 犀星はまるで手をかざしているようなジイノの姿を気に入り、来客があるたびに再現させ、嬉しそうにしていました。

 この度ジイノを、金沢美術工芸大学の彫刻家、渡辺秀亮さんに制作していただき、オリジナルキャラクターとして登場させました!

 一言で言うと、「愛くるしい!」。
 どの角度から見てもかわいくて、特に猫背が最高ではありませんか。

 これからは、猫のジイノが皆様のご来館をお待ちしております。
 ジイノと一緒に撮影しませんか。

 渡辺さん、ありがとうございました。
    








制作中の渡辺さん


3月9日

リニューアルオープン記念イベント
「犀星が描く金沢の風景を聴く」

 
 雪が降り続く中、リニューアルオープンを記念して、犀星ゆかりの学校の生徒さんたちによる校歌斉唱・朗読とトークショーを行いました。

 開演時間の1時間前になると、ぞくぞくとお客様が来館され、あっという間に用意していた椅子がうまり、立ち見の方、さらに外にまでお客様が溢れる状態。会場は熱気に包まれました。

 野町小学校、金沢大学附属高等学校、中村町小学校の生徒さんたちが、犀星作詞の校歌を斉唱。堂々と、大きな声で歌ってくれて、とても感動しました。

 篠井さんの朗読は、素敵な声で聞き惚れてしまいました。
 
 トークショーでは、篠井さんと司会の辰巳さんが金沢での思い出や、金沢にまつわるエピソードを、時には冗談も交えながらお話してくださいました。

 「以前より広く、そして展示も見やすくなり、3ヵ月待っていたかいがありました!」
 「子供たちから元気をもらい、篠井さんのお話もおもしろくて、参加できてよかったです。」と言うお声をお客様からいただきました。

 皆様、ありがとうございました。
 

 




   
 



3月8日

3月8日(土)リニューアルオープンしました!

 
 リニューアル内容をご紹介いたします。

 1.常設展示室を全面改装
 2.「音で聴く犀星の世界」新設
   タッチパネルで「声をきく」「朗読をきく」「校歌をきく」
   「歌をきく」から好きな音声を選んで聴くことが
   できます。犀星作詞の校歌全27曲を収録。
 3.ゆったりとした空間で犀星作品を読む
   子供も楽しめる大型の絵本を製作。
   閲覧図書もより充実しました。
 4.新・オリジナルグッズ
   リニューアルを記念して新たにオリジナルグッズ
   を開発。犀星ストラップ/ハンカチーフ
 5.ミュージアムショップの充実
   今まで以上に広く見やすくなりました。
 6.オリジナルキャラクター 猫のジイノ登場!
   犀星の愛猫ジイノが皆様をお迎えします。

 生まれ変わった犀星館へのご来館を心よりお待ちしております。







お花を頂きました。
ありがとうございます。


2月26日
   

ふるさとは・・・

 2月もあと3日となりまりました。

 先日、リニューアル中の館内を一部ご紹介いたしましたが、今回は外観です。

 犀星の詩で、最も有名な「ふるさとは遠きにありて思ふもの」を黄色いロールスクリーンに印刷。館の前を通られる方々にも見ていただけます。

 閉館時には、色鮮やかな黄色がとても映えています。

    






2月24日
   

あと少し

 オープンまで約2週間。館内の工事もほぼ完了。

 そこでちょっとだけ、お披露目。

 以前、犀星自身による詩の朗読や校歌を聴くリスニングコーナーがありましたが、それが更にパワーアップ。「声をきく」「朗読をきく」「校歌をきく」「歌をきく」からタッチパネルで好きな音声を選んで聴くことができるようになりました。また、今まで校歌は2曲しか聴けませんでしたが、全27曲を収録して、全て聴けるようになりました。
 常設展示室は全面改装。全てはお見せできないので、その一部を紹介。

 3月8日、全てが明らかに・・・。
    


音で聴く犀星の世界

常設展示室


2月5日

雪景色

 

 
 二十四節気の一つ、立春を迎え、暦の上ではもう春ですが・・・金沢は雪の朝となりました。

 最近暖かい日が続いていたので、冬はどこへいったのかと思っていたところでした。

 企画展示室のクロス張り、ロールスクリーン・フィルム張り、ショップ棚の設置と、リニューアル工事も着々と進んでいます。

 職員も約1ヵ月後のオープンに向け、一丸となって作業をしています。




 



1月6日
   

明けましておめでとうございます

 新年を迎え、中庭にも椿が咲きました。寒さにも負けず、赤く咲く椿は可憐さがあります。

 例年よりも長い年末年始の休みが明け、今日からまた、新生「室生犀星記念館」に向けて動き出しました。

 今年は記念館にとっても、リニューアルを控えた特別な1年になります。
 
 皆様にとって実り多き1年になりますことを、職員一同願っております。
 本年もよろしくお願いいたします。

    




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室生犀星記念館

〒921-8023 石川県金沢市千日町3-22 TEL:(076)245-1108 FAX:(076)245-1205
saisei@city.kanazawa.ishikawa.jp