企画展

鬼才・三島霜川―秋聲と北陸の作家たちⅢ

 2010年9月 5日(日) ~ 2010年 11月28日(日)

詳細


 本展は、秋聲とゆかりの北陸出身の文学者を紹介するシリーズ展覧会「秋聲と北陸の作家たち」の第3弾として、高岡市出身の三島霜川を取り上げるものです。

 富山県高岡市出身の小説家・演劇評論家である三島霜川(1876-1934,本名・才二)は、尾崎紅葉門下として文壇に登場し、短編「解剖室」(明治40年)が評判を呼び自然主義初期の文壇で活躍しました。また後半生は「演芸画報」誌に関わり、没後まとめられた『役者芸風記』(昭和10年)は名著として知られています。

 田中涼葉、桐生悠々、泉鏡花、泉斜汀兄弟ら金沢出身の作家たちと親しく、とりわけ徳田秋聲とは二度にわたる共同生活をし「影の形に添うように」(秋聲『光を追うて』)交際した間柄でした。秋聲の代表作『黴』(明治44年)では霜川がモデルの深山という人物が登場し、文学上のそして恋愛におけるライバルとして描かれています。
 本展は、この三島霜川の生涯と文業を紹介する全国で初めての本格的な企画展です。
 秋聲とのゆかりを示す数々の資料も多数展示いたします。

展示品の紹介


秋聲自筆陶板 (改修前のもの) 徳田秋聲『古里の雪』
(文学碑建設記念出版)

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