企画展

加能作次郎―もうひとりの秋聲
<秋聲と北陸の作家たちⅣ>

2011年 4月 24日(日) ~ 7月24日(日)

詳細


 加能作次郎は明治18年、能登の外浦、羽咋郡西海村風戸(現・志賀町)に生まれました。漁師の子に学問はいらないと言われながら文学への志高く、雑誌「文章世界」に勤めて自身も作品を創作する傍ら、新進作家たちの紹介につとめます。しかし、自分自身のこと、家族のこと、そして郷里のことを描き続けた作次郎の一方で、時流は次第に自然主義文学から離れようとしていました。

 妻を早くに亡くした秋聲を励ます「二日会」のメンバーであり、田山花袋・徳田秋聲生誕五十年祝賀会発起人にも名を連ねる作次郎。自然主義文学の大家として知られる秋聲とは同じ石川の生まれであり、〝自然主義の末流〟を自称したその作風から、作次郎は後に〝小秋聲〟と呼ばれることもありました。

 この展示では、〝もうひとりの秋聲〟と題し、時流に取り残されてもなお自然主義文学を守ろうとした加能作次郎の生涯と、彼の作品に見られる郷里への熱い思いを紹介します。

展示品の紹介


作次郎 創作ノート
(作次郎ふるさと記念館蔵)
 雑誌「文章世界」

▲ ページトップへ

展示日程の一覧

金沢文化振興財団