企画展

没後70年記念 徳田秋聲と桐生悠々-反骨の人
<秋聲と北陸の作家たちⅤ>

2011年 7月 31日(日) ~ 11月25日(金)

詳細


 徳田秋聲と桐生悠々は、明治22年、青春期に交友を深め、文学を志してともに上京した竹馬の友です。この時の上京は失敗に終わりますが、その後、二人はそれぞれの道を模索し、秋聲は小説家として、悠々は新聞記者として活躍の場を得ることになりました。

 自然主義文学流行の波に乗り、一躍文壇に名乗りを上げた秋聲と、いくつかの新聞社を経て「信濃毎日新聞」「新愛知」の主筆を歴任した悠々。

 しかし、権力におもねらず、《言はねばならないこと》を真実描き出したその記事は、数多くの筆禍を招きました。昭和に入り、日本の情勢が第二次大戦へと傾き始めると、その筆はますます熱を帯び、悠々は文字通り死ぬまで軍部の圧力と闘い続けます。そんな悠々を、秋聲はかつての〝相棒〟として遠くから見守り讃えました。

 この展示では、秋聲の若き日の〝相棒〟、誇り高き桐生悠々の人物像と、筆一本に命を懸けたその生涯を紹介します。

展示品の紹介


桐生悠々「想ひ出るまゝ」草稿
(桐生家蔵)
桐生政次(悠々)『銭屋五兵衛』
(小林輝冶文庫蔵)

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