企画展

正宗白鳥曰く、-自然主義文学盛衰史-

2012年 7月 14日(土) ~ 2012年11月4日(日)

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 明治末、自然主義文学全盛期に文壇に登場し、徳田秋聲・田山花袋・島崎藤村らとともに自然主義文学の代表的作家と呼ばれた正宗白鳥。そんな白鳥が当時を回顧し鮮やかに描き出した著書『自然主義文学盛衰史』は、現在、自然主義文学研究必携の書として知られています。

 白鳥の軽妙な語り口からうかがえるのは、単純な文学史としての腑分けでなく、彼自身をも巻き込んだ時代の大きなうねりと、そのただ中をさまざまに動き回る文学者たちの細やかな息づかいです。

 ニヒリスティックで、厭世家。小説家であり、劇作家であり、評論家。その独特の口調でたしかに時代にひとつの視点を刻んだ白鳥の業績をたどるとともに、時に激しくぶつかり、時に静かに支え合った白鳥と秋聲、二人の交流のさまを、徳田家に残る30通余の書簡からご紹介します。

展示品の紹介


秋聲宛絵葉書 秋聲宛絵葉書

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