公式ブログ

テレビ放送のご案内

2017年3月7日
 NHK金沢の二見和男さんに、展覧会の取材でお越しいただきました。
放送予定日時は以下のとおりです。

◆NHK金沢「かがのとイブニング」(石川県域向け)の「カルチャー百万石」
  放送予定日時: 3月7日(火)、13日(月)  18:10~19:00
            (このうち6分程度放送の予定)

 開催中のコレクション展「竹久夢二の「小美術」」では、美人画の掛け軸に比べて安いお値段で売られていた夢二の作品を展示しています。一般家庭の夢二ファンでも手に入れることができ、日常生活のなかで楽しむことができた版画や千代紙が、当時いくらで販売されていたのか…など、この度の展覧会をよりディープに楽しめるような「小ネタ」を交え、お話させていただきました。

(学芸員:C.K)

「竹久夢二の「小美術」」後期展開催

2017年2月10日
 本日より後期展がはじまりました。
 随所で展示作品を入れ替え、後期展の会場は、前期よりも濃厚な色味の作品が多くなりました。







前期→







後期→

 2月6日のブログでは雪溶けの報告をしましたが、本日の湯涌温泉はふたたび雪に包まれています。

(学芸員:C.K)

展示替え休館

2017年2月6日
 「竹久夢二の「小美術」」展の作品を入れ替えるため、2月7日(火)・8日(水)・9日(木)の3日間は休館いたします。
 絵葉書や封筒、便箋など小さな作品が多いため、今回の出品点数は前期132点、後期131点という異例の多さとなっています。

 実は1階の常設展示室内の特設コーナーでも、展示替え毎に小さな企画展を行っています。今回このコーナーでは、雑誌の4月号に夢二が寄せた春らしい作品を展示予定です。(右の画像は展示予定の『新少女』2巻4号表紙絵です)
 先日のブログでは湯涌の大雪の様子をお伝えしましたが、その後しばらく寒さがゆるんで雪溶けがすすみました。それでも、まだまだ雪の予報が多く、春が待ち遠しい季節です。
 

(学芸員:C.K)

湯涌の雪

2017年1月24日
 湯涌には雪が降り積もっています。
 当館前のステージに続く道は雪に閉ざされて、夢二像までたどり着くことができなくなってしまいました。(夢二館入り口前、午後1時の積雪は約70cmでした)
しかし!!金沢市内から湯涌へ続く道や湯涌温泉の道は除雪されていますので、バスやお車でお越しいただくことができます。
 「竹久夢二の「小美術」」展会期中は、2月7~9日の休館日(前期・後期で展示作品の入れ替えを行います)以外、雪の日でも開館しています。
 雪を見ながら入る温泉はまた格別なもの…兼六園の雪吊りのほか、湯涌の雪景色と温泉も、冬の金沢の観光名所といえます。
 

(学芸員:C.K)

あけましておめでとうございます

2017年1月6日
 今年は酉年ですね。今回は干支に因んだ夢二の作品を紹介します。
 こちらは『どんたく』(大正2年11月)に掲載された「雀踊」です。 笠を被って扇を手にした若い女性が描かれています。その背景には、京都の伏見稲荷を思わせる鳥居が見えます。絵柄的に、伏見稲荷の名物といえば雀の・・・、ということで意味深な作品ではありますが、原書には挿絵の他、同一タイトルの詩も添えられています。

雀踊
青い眉したたをやめが/金の墨絵の扇にて/そつとまねけばついとくる/はらりとひらげばぱつととぶ。/雀おどりのおもしろさ/やんれやれやれやせうめ/京の町のやせうめ/うつるるものはみせうめ/あれあれあれとみるほどに/奴姿の小雀は/山のあなたへとびさりぬ。
 ※「たをやめ」=たおやめ(手弱女)、「やせうめ」=やしょうめ(優女)

 57冊にも及ぶ夢二の著書のうち、この『どんたく』は最初の詩集とされ、また最も売れた著書ではないかとも言われています。本書は「宵待草」に代表される感傷的な詩と絵が多数掲載され、当時の若い男女から圧倒的な支持を得ました。多感な若者達はこの「雀踊」をどのように受け取ったのか、気になるところですが、残念ながら証言は残っていません。

  さて、現在開催中の展示「竹久夢二の「小美術」」では、純粋にかわいらしい小鳥の扇も展示中です。こちらの作品は2月6日(月)までの前期展のみ出品しています。

  2017年は、夢二、彦乃、不二彦が湯涌を訪れて100年目にあたり、それに因んだ様々な展示やイベントを企画しております。
どうか本年もよろしくお願い致します。

(学芸員:C.K)

かな娘×夢二プロジェクト

2016年12月12日
 金沢市の事業として、今年度、かな娘×夢二プロジェクトが進行中です!
 「かなざわ娘」さんは、金沢市内で「かわいい」を発見してその魅力を発信、そしてワークショップの開催や新商品の開発もなさっている女子大学生のグループです。

 今回、夢二館では、かな娘さんに夢二の「かわいい」魅力を発見、発信していただきたい、そして一般の方に向けたワークショップの開催や夢二の新グッズをつくっていただきたいと願い、ご協力いただくことになりました。
 11月12日(土)には、夢二館にて、最初の会合を開催しました。かな娘さんに夢二の活動を紹介し、その後、ワークショップや商品開発にむけた意見交換を行いました。第1回目にもかかわらず、そしてわずかな時間であったにもかかわらず、夢二の魅力をじゅうぶんに受け止めていただけたことを、とても嬉しく思いました。そして、若い女性たちのあふれだすアイデアをうかがい、夢二館に新鮮な空気が入ってきたことを実感しました。
 12月11日(日)には、第2回目の会合を開催しました。金沢湯涌創作の森、湯涌温泉街入り口の「湯のかわ」にて食談、さらに金沢湯涌江戸村を訪れ、夢二館のギャラリートーク、さらにオプション(?)で希望者は総湯へ…といった湯涌を楽しむフルコース日程でした。  この日には、夢二館で開催していただくワークショップのミーティングも行いましたが、今後どのような企画になっていくのか、とても楽しみです。

  素敵な活動を精力的に展開されている「かなざわ娘」さんのFacebookはこちら! 11月12日のことも、詳しく紹介されています。
 

(学芸員:C.K)

館長ブログ⑨

2016年12月6日
 明日、12月7日から企画展「竹久夢二の「小美術」―絵葉書・版画・生活デザイン―」が始まります。前期と後期に分けて、今風に言えばファンシーグッズの絵葉書、千代紙、便箋、絵封筒、木版画、さらに直筆の短冊や帯などを含む130点ほどがぎっしり並べられています。「生活の美」を求めた夢二の「小美術」をお楽しみください。
会場にはそれらの「小美術」を販売もした「港屋絵草紙店」と「柳屋」の暖簾をできるだけ忠実に復元したものをディスプレ-してみました。どちらも夢二デザインで紺地に柔らかい赤や白の文字が浮かび上がっています。
日本近代におけるグラフィックデザイナーの先駆者であった夢二のデザイン作品には今も生活の中でそのまま使えそうなものも沢山あります。きっと皆さんのお気に入りが見つかることでしょう。
 
今回、久しぶりに夢二と恋人・笠井彦乃が一緒に手書きした帯、「合作帯」を展示します。 大正6年(1917)6月以降、京都でようやく二人が同棲を始めた頃に描かれたと思われます。サクラ、プラタナス、ドクダミ、ヤナギにツバメなどが甲斐(かい)絹(き)の表裏に渡って描かれています。
湯涌滞在中のツーショット写真にはこの帯を締めた彦乃の姿が映し出されています。さらにこの帯の裏には秋草に大きなローマ字で書かれた詩が散らされており、別のデザイン案があったのかもしれません。展示場で、二人の思い出深いプラタナスの図を探してみてください。         

(館長:S.O)

「夢二式美人そろいぶみ」後期展開催のお知らせ&バスツアーの報告

2016年11月8日
 11月5日(土)より「夢二式美人そろいぶみ—志田コレクションを中心に—」の後期展がはじまりました。後期展では、江戸情緒の雰囲気に満ちた美人画たちが会場内を華やかに彩っています。静岡市美術館所蔵の見事な対幅「小春」「時雨の炬燵」も展示中です。会期は11月27日(日)まで。

   そして、11月6日(日)に開催したバスツアーは、受付開始後まもなく定員に達してしまう大人気イベントとなりました。昨年は市街地のみを歩くショートコースでしたが、今年はその拡大版として、夢二が明治43年に訪れた犀川沿いの基督教青年会館跡、長町の木の花幼稚園、武家屋敷近くの土塀、高岡町の用水とリンゴ園跡、旧味噌蔵町の岸たまき生誕地跡、そして大正6年に訪れた尾山神社近くの岡本小児病院跡、金谷館跡、柿木畠の藤田旅館跡、宝町の宝円寺、そして湯涌温泉などをバスでまわりました。古地図を片手に、夢二のスケッチをたよりに、モデルとなった場所を探しながら、100年ほど前の金沢に思いをはせる1日となりました。

(学芸員:C.K)

「夢二式美人そろいぶみ—志田コレクションを中心に-」中期展開催中

2016年10月25日
 観光シーズンに突入し、湯涌の温泉街はいつもより賑わっています。

  先日の講演会では、当時の少女たちの間で巻き起こった「夢二式美人」ブームの有様や夢二式美人画の特徴などをお話しいただき、講演会後は活発な質疑応答となりました。

 企画展「夢二式美人そろいぶみ—志田コレクションを中心に—」は、3週間ごとに肉筆作品の全てと14点のセノオ楽譜を展示替えします。
 10月15日(土)から11月4日(金)までの中期展では、夢二式美人画のなかでも舞妓や芸妓の魅力を紹介しています。静岡市美術館所蔵品のなかから、色彩鮮やかな「草に憩う女」、金地の屏風に美人画を描いた「紫色の春の夜の」などを展示中です。そして、中期展の会期中は小企画「さすらい人と旅情」も同時開催しています。  
 期間ごとに異なる作品を見られる機会ですので、どうぞお見逃しなく!

(学芸員:C.K)

講演会「夢二式美人―絵の中の少女たち、絵に憧れた少女たち」開催します

2016年10月13日
 「ぼんぼり祭り」の熱気が去り、金沢市街地よりも3度ほど気温が低い湯涌の今朝の気温は11度。随分と肌寒くなってきました。

  10月15日(土)14時より、『竹久夢二 社会現象としての<夢二式>』を執筆した高橋律子氏をお招きして、講演会を開催します。夢二式美人画の分析や少女たちが夢二の絵に何を見たのかなど、お話いただきます。

 みなさまのお越しをお待ちしています!

(学芸員:C.K)

「第6回湯涌ぼんぼり祭り」開催のため無料開館・夜間延長開館

2016年10月8日
 10月9日(日)は、湯涌温泉街で開催される「第6回湯涌ぼんぼり祭り」にともない、終日入館料が無料となります。また、通常は17時半閉館ですが、当日は21時まで開館時間を延長します(入館は20時半まで)。湯涌地域では交通規制が行われますので、湯涌温泉観光協会HPを確認のうえお出かけください。

 現在開催中の「夢二式美人そろいぶみ―志田コレクションを中心に―」前期展は10月14日(金)までです。夢二は、同時代の女性や花街に生きる舞妓さんなどをモデルとして美人画を描きました。時には浮世絵などにインスピレーションを受けて江戸時代の女性像も描いています。前期展では、さまざまな女性像のうち、夢二が生きた明治、大正、昭和初期の女性を写した美人画を展示しています。なかには、たまき、彦乃、お葉それぞれの女性がモデルと思われる作品もあります。展示室内には手にとってご覧いただける作品解説も用意してありますので、あわせてお楽しみ下さい。

(学芸員:C.K)

特別展「夢二式美人そろいぶみ—志田コレクションを中心に-」開幕
2016年9月25日
 昨日、特別展「夢二式美人そろいぶみ—志田コレクションを中心に-」が開幕しました。

 今回は11月27日までの会期を、前期、中期、後期の3期に分け、それぞれの期間で肉筆作品の全てを入れ替えます。静岡市美術館所蔵の「志田コレクション」を特別に展示いたしますので、この機会にぜひご覧下さい。

  また、昨日はミニコンサート「夢二の歌」、金沢夢二会主催『夢二を変えた女 笠井彦乃』出版記念会、湯涌温泉観光協会主催「ミュージックタペストリー・イン・金沢湯涌夢二館」を開催し、夢二づくしの盛況な1日となりました。

(学芸員:C.K)

今日は夢二の誕生日
2016年9月16日
 湯涌にもようやく秋の気配が漂いはじめました。初夏に白い花を付けていたヤマボウシには赤い実がついています。
 本日、9月16日は夢二の誕生日です!それを記念して、本日限り、先着50名様にミニカレンダーをプレゼントします。
 現在開催中の「夢二の自然憧憬」は9月19日(月・祝)まで。20~23日は展示替え休館となります。そして、24日(土)には、リニューアル記念特別展Ⅱ「夢二式美人そろいぶみ―志田コレクションを中心に―」が開幕します。この日は、14時~「夢二の歌」ミニコンサートをはじめ、さまざまなイベントを開催します。
 みなさまのお越しをお待ちしています。

(学芸員:C.K)

彦乃遺品の着物を衣替えしました
2016年8月17日
 常設展示室内にある夢二の恋人・笠井彦乃のコーナー。このコーナーに展示中の彦乃遺品のうち、着物一式を衣替えしました。

 帯はくたっとした感じ、さらにおはしょりからピンクの腰紐がはみ出るように着付けてみました。現代の感覚では「なんとだらしない!」と思われるかもしれません。しかし、夢二式美人を意識した着方として、普段着らしくあえて帯板を使わず、腰紐も出してみました。 「湯の街」や「美人画」では、腰紐が下の絵のようにはみでています。
 
   常設展示室は3月のリニューアル以来、展示替えや季節毎に少しずつ展示品を変えています。何度かお越し頂いている方にも、企画展をご覧になったついでに足を運んでいただきたく思います。
 

(学芸員:C.K)

ハンカチ・トートバッグづくりの報告
2016年8月15日
 8月13日(土)は、金沢湯涌創作の森・スクリーン工房の笠嶋暢子さんにお越しいただき、ハンカチやトートバッグに夢二の図案をプリントするイベントを行いました。
 お子さんには猫、女性には苺、男性には美人画が人気でした。1色摺る毎に歓声があがり、朝から夕方まで、いつもよりも若いお客さんで賑わう1日となりました。 

(学芸員:C.K)

金沢駅⇄湯涌温泉無料シャトルバス運行中です
2016年8月6日
 今年の夏は、金沢駅と湯涌温泉を結ぶ無料シャトルバスが運行されています。
運行期間:平成28年8月1日(月)~8月31日(水)
       ※8月18日(木)は運休
乗降場所:金沢駅西団体バス乗降場⇄湯涌温泉「湯の出」旅館足湯前
発車時刻:金沢駅発3便(10:00、14:00、18:00)
       湯涌温泉発2便(13:00、17:00)
詳しくは湯涌温泉観光協会ホームページをご覧下さい。

 現在当館では、常設展示室内に俳人・大内雨香旧蔵の夢二作品(初公開)を展示中です。コレクション展「夢二の自然憧憬」も開催中です。湯涌温泉へのアクセスが便利なこの時期に、ぜひお越し下さい。

(学芸員:C.K)

「夢二図案のハンカチ・トートバッグ作り」試作品完成
2016年7月21日
   金沢湯涌創作の森さんのご協力で、子ども博物館セミナー「夢二図案のハンカチ・トートバッグ作り」の試作品が完成しました!
 8月13日(土)に開催するこのイベントでは、シルクスクリーンで、ハンカチかトートバッグに夢二の図案を印刷します。今年は、本や楽譜の装幀、千代紙をもとにしたデザインです。

・『夢二画集 都会の巻』カバー(明治44年)
・千代紙「苺」(大正初期)
・「セノオ楽譜No.61 舞姫」(大正6年)

 イベントの詳細は、こちらをご覧下さい。


(学芸員:C.K)

コレクション展「夢二の自然憧憬」開催中です
2016年7月11日
  すっかり更新が遅くなってしまったのですが、6月18日(土)~「夢二の自然憧憬」展開催中です。
  今回は美人画ではなく、風景画をメインとした展覧会です。美人画のように一目瞭然の華やかさはありませんが、夢二の風景画は、じっくりと向き合うことによってその「良さ」が伝わってくる作品ばかりです。

 本日、ラジオかなざわの番組取材で、加藤美杉さまにお越しいただきました。放送予定日時は以下のとおりです。
 
◆ラジオかなざわ 78.0MHz「ちょっときいてたいま!」
 ※地域限定の番組です。
 放送予定日時:
     7月30日(土)10:00~10:30
     8月6日(土)10:00~10:30 (いずれも冒頭数分間放送)

(学芸員:C.K)

展示替え休館中です
2016年6月14日
  6月13日(月)より17日(金)まで、展示替え休館中です。
  6月18日(土)からはコレクション展「夢二の自然憧憬」を開催します。

(学芸員:C.K)

館長ブログ⑧
2016年6月7日
 金沢湯涌夢二館の前にあるヤマホウシの白い花が満開です。 
 今展示中の「夢二式美人のそろいぶみ」展もあと4、5日。次の日曜日、12日までです。富山の朝日町から拝借して展示中の「四季の女」(6曲1隻屏風)もしばらく見られないので、毎日少しの時間でも足を運んで観ることにしています。屏風の中の6人の美人たちの中には湯涌にも夢二と滞在した彦乃の面影を宿した女性の姿もあり、見飽きることがありません。表現の多様性という点から見ても、四季だけでなく一日の時間を重ね、また、女性の年齢やファッションにも工夫を凝らしているのには感心させられます。

  次の「夢二の自然憧憬」展は6月18日(土)から始まり、9月19日(祝・月)までの約3ヶ月間です。 6月19日(日)、7月3日(日)、8月7日(日)の午後2時からは館長あるいは学芸員によるギャラリートークがあります。竹久夢二といえば、すぐに美人画が連想されますが、自然をテーマにした作品は、意外なほど早くから描き始められて、しかも最晩年まで制作は続けられています。そこには自然に親しみながら成長した生活環境から学んだことや、自然への畏怖や憧れなど様々な思いが込められているようです。また、その表現手段も幅広く、スケッチ、水彩画、油絵、木版画など自在に使いこなしています。当時流行し始めていた水彩画の指南書、『水彩画の栞』(大下藤次郎著)を学んでいたこともわかりました。  
 次の展示では、豊かな自然の残る湯涌で、夢二の眼に映った風景を描いた作品をお楽しみください。

(館長:S.O)


         

「夢二式美人そろいぶみ」後期展がはじまりました
平成28年5月2日
  4月29日(金・祝)より後期展が開催中です。前期展でお披露目した「佐々木正一郎コレクション」の肉筆画、書簡などの展示が終了し、富山県朝日町の朝日町立ふるさと美術館さんよりお借りした肉筆美人画の優品群の展示がはじまりました。

 昭和4年(1929)に制作された「四季の女」は、6点の美人画が六曲一隻屏風に貼り込まれていて、縦1.6メートル、横は3メートルほどあります。もともと屏風になることを想定して制作された作品ですが、1枚1枚が軸装に仕立てられたとしても見応え充分な美人画たちが集まった素晴らしいものです!「百合と婦人」のうっとりとした女性もまた、匂い立つような雰囲気です。その他、「鴨東夜曲」「鏡」「春の雪」「1915 Toyama画帖」などを展示中です。後期展の会期は6月12日(日)までです。

 そして、お隣の金沢湯涌江戸村さんでは、ゴールデンウイーク期間中のお休みはなく、子ども向けの様々なイベントが企画されているそうです。ゴールデンウイークの後半は湯涌へ~!

(学芸員:C.K)
         

富山県高志の国文学館にて「夢二の旅」展開催中
平成28年4月20日
   平成28年5月16日(月)まで、富山県の高志の国文学館さんで「夢二の旅―たまき・翁久允との縁を中心に―」が開催中です。

 昨年春に当館で開催した特別展「夢二の旅」を巡回・再構成していただいた展覧会で、当館の所蔵品を多数お貸し出ししています。
 高志の国文学館さんの企画による富山県ゆかりのコーナーは必見です!岸たまき関係では、朝日町(旧泊町)の風景とみられる肉筆作品が公開されています(朝日町は夢二が大正4年にたまきの協力を得ながら展覧会を開催した場所です)。そして、夢二に外遊するチャンスを与えた翁久允との関係を伝える書簡や作品、外遊中の様子を伝える新資料など、詳しい解説を加えて展示されています。

 4月16日(土)には担当学芸員の小林加代子さんとのギャラリートークにお招きいただきました。当館所蔵品のうち湯涌に縁のあるのものなど、主に絵画作品についてお話させていただきました。対話形式でのイベントでしたので、小林さんには文学の立場から、夢二作品の楽しみ方を教えていただき、新たな夢二の一面を発見する機会にもなりました。

 会期中にさまざまなイベントが企画されています。詳しい情報は、こちらをご確認のうえ、足をお運び下さい。

(学芸員:C.K)
         

ラジオ放送のご案内
平成28年4月13日
  金沢市中心部では桜の見頃が過ぎてしまいましたが、湯涌ではまだ少しだけ楽しむことが出来ます。そして、夢二館前のステージには鯉のぼりが泳ぎはじめました。朝に小雪がちらつくほどに寒かったリニューアルオープンから1ヵ月が過ぎ、湯涌の季節も移り変わっています…。


  さて、先日アナウンサーの南早苗さんにお越しいただき、リニューアル後の館内の様子や展覧会の見どころなどをお話させていただきました。

◆FM石川 「PEOPLE&CITY I ♡KANAZAWA」(石川県域向け)
 放送予定日時: 4月17日(日) 18:30~18:55

 ラジオでも少し告知をさせていただきましたが、4月24日(日)14時からは、当館内で「江戸情緒(端唄)で夢二の魅力をうたう」を開催します。 すっかり春らしく温泉街のそぞろ歩きも楽しめる気候になってきました。みなさまのお越しをお待ちしています!

(学芸員:C.K)