過去の企画展

平成16年度

金沢21世紀美術館開館記念企画展
ニッポンの「ハイカラモダン」―デザイナー・竹久夢二の世界
期間 平成16年12月8日(水)~平成17年4月3日(日)

 まだデザインという言葉もなかった時代、竹久夢二は数多くの装丁やポスター、あるいはごく日常的な風呂敷や封筒、絵ハガキにいたるまで、そのデザインには、今日の21世紀美術に通じる先進的な仕事の跡が見受けられます。

 新しい時代の感覚を敏感にキャッチし、美術作品へと展開していく試みは、竹久夢二の時代に始まったといえるでしょう。

 現代美術へのプロローグとして、竹久夢二作品を再評価する機会となれば幸いです。

主な展示作品
・港屋風呂敷(大正3年)
・ポリドールレコードポスター(昭和初期) 他

竹久夢二生誕120年・没後70年記念 秋季特別展
竹久夢二写真館 ~懐かしい遠い日の記憶~
期間 平成16年9月11日(土)~平成16年11月29日(月)

 秋季特別展では夢二の撮影した写真を中心にした非常に珍しい写真展を行います。

 夢二が描く女性はあまりに抒情的で現実からどこか遠く離れているように感じられますが、夢二の写真にはその非現実的なイメージがそのまま収められているような不思議な感覚があります。作品と見比べることで、夢二のイメージ世界をより強く感じていただけるのではないでしょうか。

 またこれらには懐かしい日本の風景が写し出されています。夢二が活躍した大正の雰囲気もお楽しみ下さい。

 今回特別展示として、新収蔵品、夢二の肉筆スケッチブック『流人スケッチNo.7』を初公開します。

コレクション展
What's夢二式美人画展 ~夏の湯涌コレクションシリーズⅠ~
期間 平成16年6月25日(土)~平成16年9月4日(日)

 昨年の夏、屏風「七夕」を初公開し、ご好評をいただきました。今年の夏もぜひというご要望も多く、「湯涌コレクションシリーズ」と題し、「七夕」を始めとした夢二館収蔵の名品展を開催たします。

 竹久夢二の描く美人画は「夢二式美人画」と呼ばれ、新しい時代を象徴する憧れの女性像の代名詞となっていきました。夢二式美人の何が人びとを惹き付けたのか、その秘密についてご紹介します。

 また同時開催として「夢二の芝居絵」も一部展示します。

竹久夢二生誕120 年・没後70年記念春季特別展
ゆめ・たけひさ 子ども絵展
期間 平成16年4月10日(土)~平成16年6月20日(日)

 本展覧会では、子どもを描いた肉筆画、そして子ども向けの雑誌や絵本の挿絵・装丁などの竹久夢二作品を中心に展示しています。特に、子供雑誌ブームの火付け役となった「子供之友」(婦人之友社)の挿絵とその原画を多数展示いたします。夢二の絵から、大正や昭和初期の子どもたちの生き生きとした姿、そして現在の大人社会が失っている何かを感じてもらえる展覧会になっています。

 同時に、画家や役者となった夢二の3人の息子の作品や資料等を公開し、その殆どが初公開となっています。