企画展

特別展
コスモポリタンの系譜:夢二とその孫・竹久野生 
-自然と「いのち」へのまなざし

夢二とその孫・竹久野生・裏

 竹久野生(のぶ)は、30代でコロンビア芸術大学に入学し、70年代から画家としての活動を開始しました。
今ではコロンビアと日本を中心に独自の創作活動をおこなっています。

 野生は、夢二の次男・不二彦に、養女として育てられました(実父:辻まこと)。不二彦を介して夢二の「遺産」を受け継ぎ、自然や「いのち」へのまなざしを養いました。 自然を愛し、山を愛し、道端の草花に目を留め、また、か弱きもの、滅びゆくものへと向けられた眼差しも夢二と共通します。夢二は金沢で古びた土塀に心惹かれ、 さらに山懐の湯涌では故郷に帰ったようだといい、そのたたずまいを描き、山を歩いて植物などのスケッチを残しています。

 夢二は「コスモポリタン」、つまり当時の「自由人」と自称し、彼の理想像としています。 そうした夢二の作品と、コロンビアの自然と向き合って、今まさに「グローバル」な活動をしている孫・野生との作品を一堂に並べます。
 さらに夢二の肉筆画4点と書簡1点の新収蔵品を初公開します。
 世代を超えて響き合う芸術家の共演をお楽しみください。



会期 2012年4月21日(土)~2012年7月1日(日)
時間 9時~17時30分(入館は17時まで)
観覧料 一般:300円 団体(20名以上):250円
65歳以上:200円 高校生以下:無料