企画展

第3回企画展
 「金沢のチカラ」 
 -重層する建築文化― 
Energy of Kanazawa –Multilayered culture of Architecture-

期間:2021年1月5日(火)~9月12日(日)

展覧会趣旨

金沢は、伝統的建築の保存・再生を積み重ねながら、同時に新しい建築を各時代に合わせて造ってきました。「保存と開発」両面の歩みによって形成された金沢は、歴史的な時間が積層したバームクーヘンのような都市であり、多様な時代が散りばめられたモザイクのような都市です。その魅力は、ルネサンスで彩られたフィレンツェや、ナポレオン3世時代に大改造されたパリなどの統制された美しさとは異なる、混在系で現在進行形の都市がもっている魅力です。
金沢が現在の魅力を持つに至ったのは偶然のことではありません。各時代のターニングポイントにおいて、進むべき方向を見定めて来た市民の力があってこそ現在の金沢があります。「伝統環境保存条例」の制定や、「都市美文化賞」の創設、「兼六園周辺文化ゾーン」の形成など、金沢のまちの魅力と価値は、市民の声と行動によってつくられてきました。金沢の建築文化は、藩政期・明治・大正・昭和・平成・令和にわたって継承されてきた価値観や美意識をもった民力がつくってきたと言っても過言ではありません。金沢の「チカラ」は、金沢の歴史と市民の営みによって育まれた「地カラ」であり「血カラ」であり「知カラ」なのです。  
建築文化が地域に根づき本物になるためには、市民自らが住んでいるまちや建築に対する思いを語れるようにならなければなりません。今展覧会は、全国そして世界各国からの来訪者に金沢の建築文化を発信することに加え、金沢の人々が、自分たちが生きている環境の魅力と価値を確認し、それぞれが想う「金沢のチカラ」を発見することを目的としています。
これまでの建築文化を継承し、発展させていくのは、金沢に生きる私たちの役割です。皆さんの「チカラ」によって、世界に誇れる金沢の建築文化を育んで行きましょう。

開館時間 9:30 – 17:00 (入館は16:30まで)
休館日 月曜日 (月曜日が休日の場合は直後の平日)
企画展観覧料 一般800円[700円]、大学生・65歳以上600円、高校生以下無料        
※[ ] は20名以上の団体料金
※本料金で常設展示もご覧いただけます。
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください


  • 主催 : 谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館
  • 企画 : 「金沢のチカラ―重層する建築文化―」実行委員会
  • 協力 : 金沢工業大学 金沢美術工芸大学 日本建築家協会北陸支部石川地域会
  • 後援 : 北國新聞社
  • 協賛 : 旭ビルウォール株式会社 /加賀建設株式会社 /株式会社建築資料研究社/日建学院 /清水建設株式会社 /株式会社総合資格 総合資格学院 金沢校 /株式会社玉家建設 /株式会社トーケン /ニューハウス工業株式会社 /みづほ工業株式会社 /YKK AP株式会社 北陸支社