金沢蓄音器館

館長ブログ ほっと物語

2021年3月

その343サンダーバードでやってきた女学生




コロナ禍のため発行は随分遅れてしまっていたが、令和211月に「YUMMY(ヤミー)!」というB5判の小冊子が当館に送られてきた。

Vol.55号で特集は「音」だ。

冊子は、同志社大学広告研究会発行のフリーペーパー。
コンセプトは「日常をおいしく!」で「YUMMY!」というもう一品を加えることで、読者の身の回りの世界を少しでも明るくしたいという思いが込められている。
学生が作っていると思えぬ立派な30ページのカラー刷りで年3回発行しているとのことだ。

 実はそれ以前の令和23月に当館を取材したいと連絡があった。
コロナウイルスの始まったころだったが、蓄音器の音色は聞いたことがないという同大の当時2回生の春山(はるやま)紗輝(さき)さんだった

まずは当館の14時の「蓄音器の聴き比べ」に参加し、そのあと取材したいという。その熱心さに打たれた。

彼女は、京都からの特急サンダーバードでやってきた。


出来上がったその冊子には4ページにわたって当館の特集があった。

「蓄音器の音色はどこか懐かしく、暖かなもの。それは自分の身体や趣をリセットさせてくれる。
スマートフォンの普及で音楽好きは増え、安直に音を楽しめることは間違いない。
しかし『音楽へのリスペクト』は低下していくのではないか。
CDをセットしたり、レコードに針を置いたりするその手間こそが自分の気持ちに寄り添えるのでは」
と小生のインタビューを結んでいた。

自分の関心ある事柄にコロナ対策を取って積極的に行動し経験することは、学校に行くこともままならないこのご時世、座学以上に身につく貴重な財産だ。
彼女は今、3回生。就活に忙しい日々だ。

フレー、フレー、同志社広研! ガンバレ、ガンバレ、春山!


取材に来た春山紗輝さん

ようやく出版されたYUMMY55号

当館の紹介

ページ