活動内容

展覧会案内

企画展「大拙、詩をつぐ」

   令和7年10月11日(土)~令和8年1月25日(日)


国内外において数多くの講義・講演を行った鈴木大拙は、東洋・日本の文化や考えをひろく伝えるとともに、直接的な対話によって、さまざまな人々に影響を与えました。
大拙は自身の思想を紡ぎだすなかで、古今東西の詩歌を取り上げています。漢詩を説き明かし、英文著作では和歌・俳句の英訳をも試みています。大拙自身は、詩作活動を展開したわけではありませんが、詩歌の翻訳という困難な課題に挑み、詩人の生き方に深い関心を寄せました。「宗教は詩である」と 語る大拙は、先人たちが創り伝えてきた詩の世界を嗣(つ)ぐ役目を果たしたといえるでしょう。
当展は、大拙の「詩」についての考えに着目するとともに、大拙が取り上げた詩の作品を紹介します。

■開館・生誕記念イベント「光にふれる 闇をさわる」
 当館の開館記念日であり、鈴木大拙の誕生日に
 思索空間内にて、暗闇を体験していただく夜間イベントを行います。
 ※フラッシュ撮影・動画撮影はご遠慮いただいております。
 日時:10月18日(土)午後6時から8時まで (午後5時から6時までは一時閉館、最終入館は午後7時30分)
 (予約・申込不要 入館料金のみ)

■鈴木大拙・生誕記念講演会「大拙の願い ―1946年の御進講―」
 日時:11月2日(日)午後2時から 
 会場:金沢歌劇座 大集会室 (金沢市下本多町六番町27番地)
 演題:「大拙の願い ―1946年の御進講―」
 講師:木村宣彰(鈴木大拙館・館長)
 
■スペースツアー「一粒の沙 一輪の野花」
 企画展紹介と3つの空間(スペース)をめぐりながら、 館内の過ごし方を当館学芸員が案内します。
 参加者にはツアー用の特別資料を配布します。
 日時:12月20日(土)、1月12日(月・祝) 各日午前11時から(40分程度)
 (予約・申込不要 入館料金のみ)
 


     

年間展示スケジュール

展覧会名 会期 展示替えによる休館日
企画展「みずからたつ『場』
 ―思索のひととき―」
1月28日(火)~4月20日(日) 4月21日(月)~4月25日(金)
企画展「世界人 ―D. T. Suzuki」
4月26日(土)~7月21日(月・祝) 7月22日(火)~7月25日(金)
企画展「死してなお ―苦捨の人― 」
7月26日(土)~10月3日(金) 10月4日(土)~10月10日(金)
企画展「大拙、詩をつぐ」 10月11日(土)~   
   2026年1月25日(日)
 2026年1月26日(月)~1月上旬
過去の展覧会一覧

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