活動内容

展覧会案内

企画展「自然を憶う」

    2023年2月23日(木)~2023年4月23日(日)



仏教哲学者・鈴木大拙(1870-1966)は、先人たちが自然を友人や仲間とみなし深い尊敬を払ってきた、
といいます。「自然は人間にとって決して慈悲のないものでもなければ、人間の力づくで従わせる
敵というものでもない」と述べる大拙は、先人たちがいかに自然を愛してきたのかを語りながら、自然
とのかかわりに問題を抱える現代の私たちに、自然といかに向き合うべきかを示しているようです。
当展は、大拙が語る「自然愛」に加え、私たちがいまを生きるということそのもの ―生(ライフ)― に
ついての考えに着目します。当館の3つの空間とあわせ、春を迎える3つの庭「玄関の庭」「露地の庭」
「水鏡の庭」、さらには館周辺の散策路をめぐる中で、自然と出会う体験を提案します。

<主な展示作品>
1) 鈴木大拙・書「Man's Extremity is God's Opportunity」
3) 鈴木大拙・陶書「平常心」

■夜間開館「勿忘編」(入館料金のみ、申込不要)
 ライトアップされた夜のひとときを過ごせます。
 「金沢・現代会議」記録映像を学習空間にて上映します。
   3月11日(土) 午後6時から午後8時(入館は午後7時30分まで)
   ※午後5時から6時まで、環境整備のため、一時閉館いたします。

■スペースツアー「友を憶う」(入館料金のみ、申込不要)
 当展解説と、当館の空間(スペース)の過ごし方を学芸員が案内します。
 あわせて、学習空間にて特別ゲストのギャラリートークを行います。
 講師:山名田沙智子・石川県西田幾多郎記念哲学館専門員
   3月21日(火・祝) 午後2時開始 (1時間程度)
  (開始時間までに受付にお集まり下さい。)

■本の展示会「思索の扉」…テーマ:絵本を憶う(入館料金のみ、申込不要)
 石川県西田幾多郎記念哲学館「哲学する本棚」との連携事業。
 或るテーマをもとに選定された絵本等を「学習空間」にて約30冊を展示。
   3月21日(火・祝)~4月23日(日)
  (開館時間中、いつでも閲覧可能です)

■ 思索体験プログラム「朝・思索のすゝめ」
 思索のひとときをお過ごしいただけます。
 (私語、撮影等はご遠慮いただいております。)
   3月26日(日)「桜橋編」 3月1日(水)受付開始 申込受付を終了しました

年間展示スケジュール

展覧会名 会期 展示替えによる休館日
企画展「大拙の姿貌(すがた)」Ⅱ期 2022年2月16日(水)
~2022年4月24日(日)
終了しました
4月26日(火)4月27日(水)
2022 大拙と語る 2022年4月28日(木)
~9月4日(日)
終了しました
9月6日(火)9月7日(水)
企画展「語りをつむぐとき」 2022年9月8日(木)
~12月4日(日)
終了しました
12月6日(火)~12月11日(日)
企画展「大拙のZEN―霜天編―」 2022年12月13日(火)
~2023年2月19日(日)
終了しました
2月21日(火)2月22日(水)
企画展「自然を憶う」 2023年2月23日(木)
~2023年4月23日(日)
4月25日(火)4月26日(水)
過去の展覧会一覧

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