鈴木大拙館

本の展示会ー思索の扉

「絵本を憶う」

哲学する、または思索する、そのきっかけを促す本を
期間限定で展示するイベント「本の展示会ー思索の扉」。
今年度のテーマは「絵本を憶う」です。

第1回(2018年)「食」を初め、「旅」「日本/ジャパン」「スポーツ」など毎年テーマを設定し、開催してきました。
第5回にあたる今回は絵本を中心に約30冊を展示しています。
いずれも開館時間中は閲覧可能です。
みなさまそれぞれの思索を紡ぎだす「扉」が開かれると、うれしい限りです。


絵本には多様なかたちがあり、その読み方もさまざまです。
たんに「読む」だけでなく、絵本とのかかわり方は、実に、ゆたかなものがあるでしょう。
気になる本がありましたら、どうぞお手にとり、ゆっくりと
椅子に座って、本を開いてみてください。年齢や立場などを
問わず、ゆたかな本の文化に親しむ機会を願っています。

なお、過去に開催した企画展、または展示作品に関連書籍も取り上げています。
ひょっとすると、本との再会があるかもしれません。


  「読書というのは、本を読むことだと考えられています。
  本を読んで、 何が言われているか、 どう受けとめるか、
  きちんとまとめることができて、初めて本を読んだと言えるのではないか。
  読書とはそういうふうに、 内容をとりだすことだと、捉えられがちです。
  けれども、そうした読書の捉え方、感じ方こそ、読書からとりわけ子どもたちを
  ざけてきたものではないかと思うのです。
  読書とは本を読むことではないと、わたしは思っています。
  読書は本を読むことでなく、本に親しむという習慣のことであるからです。
  
  本を開くということは、 心を閉ざすのではなく、 心を開くということです。
  いま、自分の目のとどくところに、あるいは、自分の手に、どんな本があるか。
  そのことを自問することから、読書というのははじまる。………」

  長田弘「本に親しむという習慣」より


※「本の展示会ー思索の扉」は、当館と交流協定を結んでいる
  石川県西田幾多郎記念哲学館との共同事業にあたります。

  会 期: 3月21日(火・祝)~4月23日(日)
  参加料: 入館料金のみ(開館時間中いつでも閲覧できます)
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