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常設展

近代日本を支えた偉人たち 【蓮田 修吾郎

金属造型の開拓者
蓮田 修吾郎 (はすだ しゅうごろう)
大正4(1915)年~平成22(2010)年
石川県金沢市野田町生まれ
業績

 蓮田修吾郎は、青銅や白銅によるレリーフなど建築空間を飾る手法を開発するなど金工の近代化に尽くしました。さらに、「金属造型」という新分野を開拓し、「建築と接点をもった造型」「公共のための造型」を理念として活動を続けました。
 代表作には、北海道の納沙布岬にある北方領土返還祈念シンボル像「四島(しま)のかけ橋」などがあります。

豆知識
 修吾郎は、いつでも誰でも見ることのできるモニュメントを全国各地で造っています。金沢駅西口にあるモニュメント「悠颺(ゆうよう)」は、「ゆったりと舞い上がる」という意味だそうです。カタカナの「カナザワ」に見えるという噂も…。

展示品
ゆかりの地
100周年記念モニュメント
石川県立工業高校の校庭にある100周年を記念したモニュメントです。
HaMaDe
石川県西部緑地公園にあるモニュメントです。1990(平成2)年制作。
悠颺(ゆうよう)
金沢駅西口広場にある巨大なモニュメントです。1991(平成3)年制作。
北辰
北國新聞会館の1階にあるモニュメントです。1991(平成3)年制作。
石川県知事中西陽一氏顕彰モニュメント
石川県立歴史博物館前の公園にあるモニュメントです。1996(平成8)年制作。
 
石川県立工業学校(現・石川県立工業高等学校)
蓮田修吾郎が卒業した石川県立工業高等学校には「ギャラリー雪章」があり、修吾郎の作品も保管されています。
参考文献
『黄銅への道』 蓮田修吾郎、1979、日貿出版社
『公共の空間へ』 蓮田修吾郎、1982、日貿出版社
『環境造型への対話』 蓮田修吾郎、1986、日貿出版社
リンク

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