ブログ

HOME > ブログ

最新のブログ

2022年5月

五月人形と着物で記念撮影
2022年5月5日

 5月5日に合わせて開催する着物イベントでは、豪華な五月人形やこいのぼりと一緒に記念撮影しました。
 新型コロナウィルス感染症対策で定員の半分としましたが、約2年ぶりに着物姿のこどもたちが館内を散策しましたので、ステキな写真を紹介します。
 詳細は着物体験アルバムでご覧ください。

 次回は秋の開催を計画しています。詳細が決まりましたら、改めてご案内いたします。

2022年4月

「ひな飾り展~ひな道具~」3.昭和のひな道具
2022年4月8日

 昭和20年代までは五段のひな飾りが見られ、七段にする場合は好みのひな道具やおもちゃなどを一緒に飾りました。
 一組目の御殿飾りは五段目に男女の人形を複数並べており、特に禿(かむろ)二人を連れた「花魁道中」が目につきます。花魁は美人で教養のある女性が多いため、美しく育つようにと願いをこめたのでしょう。
 同様に「道成寺人形」も歌舞伎や能楽で演じられる演目で、美人の象徴です。こちらは後にガラスケースに入れた物が一緒に飾られるようになりました。

 二組目の御殿飾りも最下段に「汐汲(しおくみ)人形」や「藤娘」を飾りますが、おもちゃの鏡・草履・小箱もあり、昭和初期の貴重なおもちゃが残されています。

 三組目の屏風飾りでは御所車や駕籠が飾られており、定番化してきたようです。
 六・七段目の嫁(よめ)入り道具の組合せが完成した「七段飾り」は、昭和30年代後半から広く飾られ、しだいに大型化していきました。

 企画展「ひな飾り展~ひな道具~」は4月10日(日)で終了となりますので、ご注意ください。
 4月11日(月)~15日(金)は休館で、4月16日(土)より企画展「端午の節句展~時代を表す武将たち~」を開催します。

2022年3月

「ひな飾り展~ひな道具~」2.大正のひな道具
2022年3月23日

 大正になると百貨店などでひな人形を売り出すようになりましたが、様々なひな道具が見られ、好みに応じて買い揃えたと思われます。今回展示したひな飾りはひな道具の種類が多く、おもちゃなども当時の世相を伝える貴重な資料となっています。
 一組目の屏風飾りはガラス製の雛徳利があり、華やかな絵柄が入っています。餅つきをする人形や、おままごと用の小さなお皿なども残されています。

 二組目の御殿飾りは長火鉢、衝立、文机、鏡、お歯黒道具、貝桶などのひな道具があり、館蔵品の中で最も点数が多いものです。

 手作りのおもちゃも残されており、おままごと遊びをしたと思われます。おもちゃの屏風や小さな人形も一緒に飾られますが、中でも洋風の人形やセルロイドの椅子などが時代を表しています。

 次回は昭和のひな道具を紹介する予定です。

「ひな飾り展~ひな道具~」1.明治のひな道具
2022年3月4日

 現在開催中の企画展「ひな飾り展~ひな道具~」(~4月10日(日))をより深く知っていただくために、ブログで紹介します。
 最初は内裏びなの2体だけを飾りましたが、明治に入るとしだいに三人官女などやひな道具を飾るようになっていきます。写真は明治45年(1912)のひな飾りですが、豪華な重箱、小さなハサミや糸巻などがついた針箱、下駄や茶箪笥、火鉢などがついています。

 このひな飾りは加賀手毬や人形も一緒に飾りました。加賀手毬は現在の物と違って糸がふわふわの手触りで、実際に遊んだ物ではなく手芸品と考えられます。人形は実際に遊んだと考えられますが、ひな飾りと一緒に保管されることで、痛みが少ない状態で残された貴重な物となりました。

 次回は大正のひな道具を紹介する予定です。

2022年2月

旧正月を祝う加賀万歳
2022年2月5日

 旧正月に合わせて加賀万歳実演を行いました。毎年行いますが、今年は感染症対策で「学校時代」に舞台を用意しました。
 1曲目は必ず最初に舞われる「式三番叟」。京都の都を造る様子を唄います。
 2曲目は「令和金沢新名所づくし」。現在の観光名所を巡ります。

 3曲目は「小倉百人一首」。かるた遊びで有名な和歌が歌詞の中に入れられています。
 4曲目は金沢市の中心地を巡る「金沢町づくし」。旧町名がたくさん出てきます。

 間に現在は行われていない演目を複数唄っていただきました。
 5曲目は金沢から江戸までの参勤交代の道中を唄う「北国下道中」。
 盛りだくさんの演目にしていただき、お客様に盛大な拍手をいただきました。

「昔のあかり」5.電気のあかり
2022年2月2日

 1879年頃からアメリカのエジソンが実用化した「白熱電灯」が使われるようになり、日本には明治18年(1885)に輸入され、明治23年(1890)に生産が始まりました。明治30年代頃から室内に電灯が使われるようになり、大正時代の中頃には全国で電化されました。
 昔の電灯のスイッチは壁ではなく本体上部にあり、回して点灯しました。後には写真のようにひもで引っ張って切り替えられるものも登場しました。
 また、天井などに電線を配置するための陶磁器の「がいし(碍子)」や、透明なガラスの電球など現在では見かけなくなったものも紹介しています。

 当時は電化製品が少なく、現在のようなコンセントを壁面につけるまで、電灯から電気をとるために「二股ソケット」が作られました。丸いコンセント型の部品をソケットにはめて、長い電源コードをつないで隣の部屋などを照らした電灯が残されています。

 卓上灯も電気に変わりましたが、古い物は電源コードを笠の後ろに直接つけました。後に柱部分の内側に電気を通すようになり、おしゃれなものも作られています。

 蛍光灯は昭和13年(1938)にアメリカで発明され、東京芝浦電気株式会社(現・東芝)が昭和15年(1940)に完成させ、昭和30年(1955)頃から広く使われるようになりました。
 最初は天井照明が中心でしたが、しだいに卓上灯にも使われるようになっていきます。

  乾電池を使ったあかりとしては、大正12年(1923)に自転車用乾電池ランプが登場しています。初期の乾電池は大きい物でしたが、後に単1形や単2形などの規格が生まれ、昭和26年(1951)に単3形ができています。
 写真で紹介している懐中電灯は、スイッチで電球の位置を上下することができ、赤色灯として使うことができます。

 企画展「昔のあかり」は2月6日(日)で終了となりますので、ご注意ください。
 2月7日(月)~11日(金)は休館で、2月12日(土)より企画展「昔のあかり」を開催します。

2022年1月

「昔のあかり」4.カンテラなど
2022年1月28日

 ポルトガル語のカンデヤ、オランダ語のカンデラールが語源とされ、江戸時代は植物油を、明治時代からは石油を使いました。
 ガラス板を使う四角い形が特徴で、携帯用として鉱山のトンネル作業や夜の見回りなどに使われました。構造が簡単なので木製の手作り品も残されています。



 カーバイドランプまたはアセチレンランプと呼ばれるものもあります。
  下にカーバイド(炭化カルシウム)を入れ、上部のタンクに入れた水を少しずつ落としてアセチレンガスを出す仕組みです。燃やすと高温の強い光を出し、携帯用として夜釣りなどに使われました。

  これらのあかりを使う上で欠かせないのが「火」です。火打石などで火を起こし、薄い木の端に硫黄を塗った付け木に移して使いました。写真は未使用品ですが、このまま使うのではなく細長く割りました。

 明治9年(1876)に清水誠が国産のマッチの生産を始め、多くの人々が手にするようになりました。しだいにマッチの紙箱にお店の名前などを入れて配るようになり、今は無くなったお店の名前などを見ることができます。
 清水誠は金沢出身で、「金沢ふるさと偉人館」で紹介されており、卯辰山には「清水誠先生顕彰碑」があります。この機に訪れてみてはいかがでしょうか。

 次回は電気を使うあかりを紹介する予定です。

石川テレビ「リフレッシュ」1月26日放送予定
2022年1月23日

 「金沢冬の風物詩」をテーマにした特集に、学芸員が出演しました。博物館だけでなく市内各地でロケしてきましたが、お天気に恵まれ(?)テーマにふさわしい映像になったと思われます。

 番組名 石川テレビ「リフレッシュ」
      月~金 午前9:50~10:50 放送
 放送日 令和4年1月26日(水)予定
      公式HPはこちら

 1枚目の再現写真で分かる方は、かなりの事情通です。実際に体験したことで、昔の人の知恵を感じました。
 2枚目は河合アナウンサーとの記念撮影。どんな映像なのかは当日のお楽しみにしてください。
 3枚目はロケ終了後にイメージ写真を撮影した物です。周りに雪があることで、いっそう雰囲気が出ました。こちらの道具もご存知の方は少なくなっているのでしょうね。
 この他にもう一つ道具を紹介しました。是非番組をご覧ください。

「昔のあかり」3.ランプ
2022年1月13日

 英語が語源とされ、石油を燃料に使います。本体の下に石油(灯油)を入れ、木綿の平芯を歯車で口金から上下させ火を灯します。石油を燃やすとススが出るため、ガラスの「ホヤ」の内側が黒くなります。そのため、手の小さい子供が毎日掃除しました。

  置きランプはテーブルの上などに置いて使うため、日本では台に載せたりして使いました。また、竹などを使って和室に似合うデザインにしたものも残されています。

 置きランプに「つる」と「笠」を足すと吊りランプになります。古くはガラス製の笠が使われました。
 当館には「下向きランプ」というものもあります。吊るための金具に加えて側面に持ち手があり、懐中電灯のように持ち歩いたと考えられます。

次回はカンテラなどを紹介する予定です。

アプリ「い~じ~金沢パス」のご案内
2022年1月7日

 金沢をお得にお出かけするライフスタイルアプリ「い〜じ〜金沢パス」をご案内します。
 当館などの観光施設や周辺店舗などの充実した施設情報に加え、お店で使える各種クーポンもあります。さらに目的地まで、ナビでエスコートします。
 是非インストールしてみてください。3月末までの期間限定です。

 Androidはこちら
 iOSはこちら

ページトップへ

金沢くらしの博物館〒920-0938  石川県金沢市飛梅町3-31(紫錦台中学校敷地内) TEL / FAX:076-222-5740
MAIL:kurashi@kanazawa-museum.jp

展示日程の一覧

金沢文化振興財団