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企画展のご案内

企画展「端午の節句展~ヨロイカブト~」
令和7年4月19日(土)~令和7年6月1日(日)

 男の子の成長を祝う端午の節句の五月人形は、武将のように立派に育つようにとの願いがこめられていました。
 主役である「具足飾り」(ヨロイ)や「兜飾り」(カブト)は精巧に作られてきました。時代によって大きさや素材などが変わり、より本物らしさを増していきます。その移り変わりを中心に紹介します。
 また、館内にはゴールデンウイークに合わせてこいのぼりを多数飾ります。


主な展示品

  • 初期の五月人形   昭和初期       3点
  • 戦後の五月人形   昭和30~40年代  4点
  • 昭和後期の五月人形 昭和40~50年代  3点
  • 昭和の五月人形(集合展示)  五月人形11点および両立のぼりなどの道具類が多数並ぶ

「戦前のくらし」「戦後のくらし」の座敷に展示した五月人形をあわせると、全部で23点の五月人形が館内に並びます。
 こいのぼりについては、ゴールデンウイークに向けて少しずつ展示していく予定です。

展示室の様子

初期の五月人形

 昭和初期までは小型品が多く、ヨロイやカブトの材料の大半に厚紙が使われましたが、ヨロイの部品を紐で一つ一つ結ぶなど本物と同じように精巧に作られました。

戦後の五月人形

 戦後に三段飾りが主流になると、飾り段に合わせて主役のヨロイやカブトも大きくなりました。またカブトと座敷幟を組み合わせる場合もありました。
 材料は金属の薄板が主になりますが、厚紙も併用しています。

昭和後期の五月人形

 昭和40年代後半頃から大型のヨロイやカブトが作られるようになり、胴体も金属製になり重くなっていきました。
 有名な武将の甲冑の写しや創作物など個性あるものが作られ、作品名および作者を記した札も登場するようになりました。

昭和の五月人形(集合展示) ◆記念撮影スポット◆

 多くの五月人形を、両立のぼりなどの道具類と一緒に飾りました。

常設展示室「戦前のくらし」での展示 ◆記念撮影スポット◆

 「戦前のくらし」の座敷にはカブト飾りの五月人形を飾っています。来館記念に、自由に撮影することができます。

常設展示室「戦後のくらし」での展示 ◆記念撮影スポット◆

 昭和60年代の大型の五月人形を展示しています。こちらも記念撮影スポットとなっています。

今後の展示スケジュール

展示替え休館 令和7年6月2日(月)~
6月6日(金)
三館連携・馬場小学校回顧展「金沢の小学校」 令和7年6月7日(土)~
令和7年8月24日(日)

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