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学習資料「昔のくらし」
住~家の中の道具
参考画像
![]() ねじを巻く |
![]() 振り子 |
和ろうそく(ワロウソク) | ![]() |
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使用年代 | 室町~昭和 (50年ぐらい前まで) |
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歴史 | 奈良時代に中国から輸入され、平安時代には国産のものが作られたと考えられています。広く使われるようになるのは室町時代以降です。 | |
使い方 | いろいろな大きさがあるので、長時間燃やしたい時は大きなものを使いました。 | |
今は? | 今も仏壇用などで使います。ケーキなどに西洋ろうそくも使われています。 |
燭台(ショクダイ) | ![]() |
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使用年代 | 室町~大正 (110年ぐらい前まで) |
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使い方 | ろうそくを立てて、火をつける。室内用の明かり。仏壇用の燭台もあります。 | |
今は? | 電灯 |
手燭(テショク) | ![]() |
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使用年代 | 江戸~大正 (110年ぐらい前まで) |
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使い方 | 中にろうそくを立て、火をつける。家の中の移動用のあかり。紙でおおうので、移動中に火が消えません。 | |
今は? | 懐中電灯 |
提灯(チョウチン) | ![]() |
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使用年代 | 江戸~昭和 (50年ぐらい前まで) |
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使い方 | 中にろうそくを立て、火をつける。主に外に行く時に使う。使わない時は家紋入りの木箱に入れて、玄関に近い部屋においておきます。 | |
今は? | お祭りなどで使われますが、電球が入っていたりします。懐中電灯。 |
有明行灯(アリアケアンドン) | ![]() |
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使用年代 | 江戸~大正 (110年ぐらい前まで) |
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歴史 | 室町時代頃は持ち運び用でしたが、手燭や提灯が登場すると室内用になりました。 | |
使い方 | 油皿に油を入れ、灯心に火をつける。菜種油は高いので、安い魚油を使ったりしました。いろいろな月の形の窓(障子)があり、明るさを変えることができます。 | |
今は? | 電灯 |
参考画像
![]() 側面 |
![]() 側面 |
![]() 油皿・灯心 |
カンテラ | ![]() |
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使用年代 | 明治~昭和 (50年ぐらい前まで) |
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使い方 | 灯油を燃やして、明かりをともす。持ち運びしやすいので、外に行く時や作業場などで使われました。ランプより早く外国から伝わりました。 | |
今は? | 電灯、懐中電灯 |
ランプ | ![]() |
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使用年代 | 明治~昭和 (50年ぐらい前まで) |
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使い方 | 灯油を燃やして、明かりをともす。主に部屋の中に下げたりして、使いました。灯油でホヤ(ガラス)が汚れるので、毎日掃除しました。 | |
今は? | 電灯 |
電灯(デントウ) | ![]() |
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使用年代 | 大正~昭和 (110年ぐらい前から50年ぐらい前まで) |
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歴史 | 金沢で初めて電灯がついたのは明治33年(1900)で、大正時代に広まりました。 | |
使い方 | 後から家の中につけたので、スイッチは壁の中ではなく、電灯のつまみをひねってつけました。 | |
今は? | 白熱灯からLEDに変わりつつあります。 |
真空管ラジオ(シンクウカンラジオ) | ![]() |
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使用年代 | 大正~昭和初期 (70年ぐらい前まで) |
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使い方 | 中に電球のような真空管が入っていて、音を出します。最初の頃は外側が木でできていますが、次第にプラスチックを使うようになり、大きさも小さくなります。 | |
今は? | トランジスタラジオになり、携帯用の小さなものもあります。 |
蓄音器(チクオンキ) | ![]() |
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使用年代 | 明治~昭和初期 (70年ぐらい前まで) |
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使い方 | ハンドルを回してゼンマイを巻くと、レコードが回ります。針がレコードの溝を通る時の細かい振動で音が出ます。昔のレコードは録音時間が5分でしたが、戦後は長くなりました。 | |
今は? | CDになり、針ではなくレーザーで音を出します。 |
参考画像
![]() 保護用の布カバー |
![]() 白黒テレビ(昭和32年製) |
![]() カラーテレビ・昭和55年 |
磁石式電話機(ジシャクシキデンワキ) | ![]() |
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使用年代 | 昭和初期 (50年ぐらい前まで) |
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歴史 | 東京・横浜間で電話が開通したのは明治23年で、金沢に電話が開通したのは明治40年(1907)。 | |
使い方 | ハンドル(磁石)を回して電気を起こし、電話交換手に電話番号を言ってつないでもらう。 | |
今は? | ダイヤル式電話に変わり、プッシュホンになりました。 |
ダイヤル式電話機(ダイヤルシキデンワキ) | ![]() |
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使用年代 | 昭和中期~後期 (50年ぐらい前から30年ぐらい前までの間) |
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歴史 | 電話を利用する人が増えると、できるだけ早くつなぐ必要があるので、機械で自動的につなげるように改良されていきました。 | |
使い方 | 数字の穴に指を入れてでっぱりまで回す。はなすと元に戻るので、1つずつ回してかけた。 | |
今は? | プッシュホンになり、携帯電話も登場しました。 |