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学習資料「昔のくらし」

仕事~計る・運ぶ

竿秤(サオバカリ)
使用年代 江戸~昭和中期
(約50年前まで)
使い方 重さをはかる道具。はかりたい物を皿にのせて、おもりを左右に動かして、つり合わせます。つりあったら、おもりがある場所の目盛で重さをしります。
今は? 上にのせてはかる形(上皿秤)に変わりました。
参考画像

使い方(図解)

いろいろな竿秤
上:5貫/16貫用
右下:100匁/400匁用
左下:携帯用秤
※1000匁=1貫=3.75kg
台秤(ダイバカリ)
使用年代 明治~昭和中期
(約120~50年前まで)
使い方 台の上にはかりたいものをのせて、分銅をぶらさげ、つりあうようにします。大きくて重たい物をはかる時は、人がのれるような大きさの台秤を使います。
今は? 上にのせるだけで、分銅がいらない秤に変わりました。
参考画像

使い方

台秤(米俵や体重をはかる)
枡(マス) ※写真は五合枡
使用年代 安土桃山~昭和中期
(約50年前まで)
歴史 古くから枡はありましたが、全国的に大きさが統一されたのは、豊臣秀吉の時代でした。
使い方 お米や豆などの量をはかる。五合枡や一升枡には斜めに鉄棒を入れた物もあります。
今は? 計量カップ、計量機能付きの米櫃など
参考画像

一升枡(記念用の絵入り枡)

一斗枡・斗掻き棒
天秤棒(テンビンボウ)
使用年代 江戸~昭和中期
(約50年前まで)
使い方 荷物を運ぶ道具。前後に籠や桶などを下げて運びますが、重たい物を運ぶ時はバランスをとる必要があります。行商の人だけでなく、工事をする時に石や土を運んだりしました。
今は? 手押し車、トラックなど
ねこだ ※全国的には背当て(セナカアテ)
使用年代 江戸~昭和中期
(約50年前まで)
使い方 重たい物をしょって運ぶ時に、背中にあてます。ワラなどでつくられた「ねこだ」がクッションになって、背中だけでなく肩も守ってくれます。
今は? 使われなくなりました
参考画像

つけた様子(前)

つけた様子(後ろ)

ねこだの上にワラ籠を背負う
大八車(ダイハチグルマ)
使用年代 江戸時代初期~昭和中期
(約50年前まで)
使い方 人が引いて運ぶ荷車。米俵や大きな荷物などを積んで運んだりしました。トラックが使われるようになると、姿を消しました。
今は? トラックなど
リヤカー
使用年代 大正~昭和中期
(約50年前まで)
使い方 自転車の後ろにつないで運ぶ道具として、日本で作られました。人が引けるように持ち手を作り変えたものもあり、今も輪島の朝市などで見ることができます。
今は? トラックなど
運搬用ソリ(ウンパンヨウソリ)
使用年代 江戸~昭和中期
(約50年前まで)
使い方 雪が積もったら、大八車などは使えないので、大きなソリに荷物を積んで運びました。昔の金沢は雪がいっぱい積もったので、冬の行商にもソリが使われました。
今は? トラック(チェーン、スタッドレス装着)など

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