金工
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古銅耳付四方花生 |
類例がなく年代、制作地は不明。蝶または象面とも見える耳を伴う。大徳寺塔頭芳春院三世一渓宗什の箱書により本阿弥光悦が同院に寄付したものと伝わる。大正4年(1915)光悦寺で開催された本阿弥光悦追悼法要のおり展観された。 |
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姫瓜釜 桃山(16世紀) |
辻与次郎は千利休に仕えた釜師で、この釜も利休好みの静かなたたずまいを見せる。千宗旦の箱書に「殿下様御好/姫瓜/銘利休/咄(花押)」とある。武者小路千家から京阪の旧家をへて金沢の商家吉倉家、松岡家に伝来。 |
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小槌熨斗押 明治 |
打出小槌をかたどった熨斗押。熨斗押は、おめでたいときに遠山台という漆の台に熨斗鮑を載せ、その上にこれを置いて床に飾る道具。初代山川孝次は江戸後期から明治に金沢で活躍した彫金師。文久2年(1862)加賀藩御抱となる。 |
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宝尽熨斗押 明治 |
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砂張銅鑼 銘 和鳴 昭和年37年(1962)頃 |