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開催中の展覧会

企画展「喫茶去 ~茶道具にみる季節の移ろい~」
  会 期令和5年3月12日(日)~ 6月18日(日)


※チラシをクリックするとPDFファイルが開きます

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 茶会において、ホスト役である亭主は、心を尽くして道具を取り揃え、一服の抹茶で客をもてなします。その道具は、かつては海を渡ってやってきた「唐物」が中心でした。のちに希少な品や日常使いの器をあえて茶道具に見立てて用いたり、日本で馴染みの深い竹を加工した道具を作り出したり、また、日本で作られた「和物」の道具も用いられるようになりました。
 多彩な時代や産地の道具の使用について、わび茶の創始者といわれる珠光(1423‐1502)は『心の文』の中で「和漢のさかひをまぎらかす」(和漢の境を紛らかす)と記しています。そこには、唐物偏重であった茶の湯文化の中にあって、和物を導入してその価値を認める意識が認められます。国際的な貿易が進む中、東南アジア・欧州・中央アジアの品も茶道具として用いられるようになり、近年では現代アートの作品も茶会の設えに登場するなど、茶を喫するための道具は広範囲に渡っていると言えるでしょう。
 このたびの展覧会では、海外の品と日本の品、長い時代を経た道具と現代の道具、使用の目的のために作られた道具と茶道具に見立てられた美術作品など、所蔵品を季節の移ろいに沿いながら茶会風に取り合わせた展示をご覧いただきます。


次回展覧会

コレクション展 「工芸セレクションⅣ 花入がいっぱい vol.Ⅱ」
令和5年 6月29日(木)~10月1日(日)


令和5年度 年間展示スケジュール予定

展覧会名 会期
企画展「喫茶去 ~茶道具にみる季節の移ろい~」 2023年3月12日(日)
  ~6月18日(日)
コレクション展「工芸セレクションⅣ 花入がいっぱい vol.Ⅱ」 6月29日(木)
  ~10月1日(日)
国民文化祭2023 特別展「(タイトル未定)」 10月7日(土)
  ~ 12月3日(日)
企画展(タイトル未定) 12月9日(土)
~ 2024年2月25日(日)予定


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