付属施設
旧中村邸
旧中村邸は昭和3年(1928)酒造業中村家の住宅として旧元車町(現長土塀3丁目)で建築されました。現在地に移築・改装後、同41年から平成元年まで中村記念美術館の本館として使用され、新館開館後再度改装し、茶会や花展など多目的にご利用いただいています。間口6間の重厚な正面外観、2階座敷の2間幅の床、付書院や棚の造り、春日杉の天井板などが旧家のたたずまいを伝えています。
→旧中村邸解説 [PDF]
ご利用案内
1階間取 | 7畳半(床、炉)・10畳・12畳・水屋(8畳)・台所 1階7畳半と10畳は襖をはずし1室で使えます。 |
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2階間取 | 27畳(床、炉)・水屋(12畳)・台所(4畳) |
使用時間 | 午前 9時~12時 午後 13時~16時 |
使用料 | 1階 午前 2,700円/午後 4,000円 2階 午前 4,500円/午後 6,700円 *冷暖房費は使用料の3割が別途かかります。 *使用料と冷暖房料の合計に消費税を加えた金額を領収致します。 *合算後10円未満切り捨てします。 ※各茶室ごとに備え付けの貸出道具(無料)がございます。 |
電話で予約のうえ、申込書をご提出下さい。
茶室耕雲庵
茶室耕雲庵小間は江戸時代末期に金沢の近郊、粟崎の海運業木谷藤右衛門が建てたと伝わる宗旦好み、貴人口、下座床の茶室です。その後、横山家(高岡町・鉱山業)、辰村家(清川町・茶人)、中村家(寺町・酒造業)へと移りました。中村栄俊氏の長男栄一郎氏からのご寄贈により平成13年、当館に移築、広間は小間の移築にあわせて新築しました。茶会、句会、香席などにご利用いただいています。
→耕雲庵解説 [PDF]
ご利用案内
間取(広間) | 8畳(床、炉)・4畳(水屋付き)・勝手水屋(3畳半)・台所 8畳と4畳は襖をはずし1室で使えます。 |
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間取(小間) | 4畳半(床、炉)・水屋(3畳) |
使用時間 | 午前 9時~12時 午後 13時~16時 |
使用料 | 午前 2,500円/午後 2,500円 *使用料の計算方法、申込方法、貸出茶道具については旧中村邸と同様です。 |
茶室梅庵
茶室梅庵は昭和41年、中村栄俊氏が財団法人中村記念館の開館にあわせて新築した茶室です。8畳の広間は舟底天井など裏千家の茶室寒雲亭の様式を取り入れた造りに特色があります。3畳中板の小間は移築前の中村家住宅(旧中村邸)の中にあった茶室を移設したものです。小立野台の森が迫り、辰巳用水の水音が響く深山幽谷のような風情の中で、茶会などにご利用いただいています。
→梅庵解説 [PDF]
ご利用案内
間取 | 8畳(床、炉)・3畳中板(床、炉)・水屋(2畳) |
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使用時間 | 午前 9時~12時 午後 13時~16時 |
使用料 | 午前 2,500円/午後 2,500円 *冷暖房はありません。冬季はストーブをお貸しします。 *使用料の計算方法、申込方法、貸出茶道具については旧中村邸と同様です。 |