館の概要

当館は夢二と金沢、そしてこの湯涌との縁にもとづいて、彼の業績を顕彰するため、平成12年4月に建てられました。いまも四季ごとに自然を楽しめる湯涌温泉で、彼の作品や遺品などを通じて、時代を超えた芸術性と人間性に親しんでいただければ幸いです。

「夢二式美人画」のモデルとなった妻・岸たまきは金沢出身でした。また、次男・不二彦の病気が全快し、永遠の恋人・笠井彦乃と新婚旅行同然の時を過ごしたのが、金沢の湯涌でした。夢二は自然豊かな湯涌を「心の故郷」と記し、ここに画室を建てたいと夢を語り、生涯忘れることはありませんでした。『山へよする』に収められた一首は、その想い出をうたった絶唱です。

 湯涌なる山ふところの小春日に眼閉ぢ死なむときみのいふなり

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